5月は日中と朝夕の気温差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。
保育園の保健だよりでは体調管理を重点的に保護者の方に伝える内容になります。
年によっては春の感染症が流行していたりすることもあるので、日頃からの予防法を伝えたりすることも大切です。
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今回は5月の保健だよりで伝えるべき内容を中心に紹介していきます。
何を伝えるか
保健だよりの構成としては次の様な感じになります。
冒頭の文章
前月の子どもたちの様子
今月の検診など
感染症対策
注意すべき症状
など
主に体調管理と感染症予防が伝えるべき内容となります。
また、文は簡潔に分かりやすく、イラストや図を用いて伝えるようにするとよいでしょう。
ではその一例を紹介していきます。
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5月の保健だよりの具体例
冒頭部分
入園、進級から一月が経ちました。5月は日中の気温が高くなり、一日の寒暖差が大きくなる季節です。
大人でも体調を崩しがちになるので、お子様の体調管理には一層ご留意してください。
普段から自己免疫力を高めるよう、十分な睡眠と食事の栄養バランスにも気を付けましょう。
4月の子どもたちの様子
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入園式と進級式は規模を縮小して行いました。
恒例の○○寺での花祭りと法話は中止となりました。
各クラスの健康診断は4月〇日に予定通り実施いたしました。
今月の検診予定
5月は恒例の○○歯科医院による歯科検診を行っておりましたが、6月以降に延期いたします。
感染症対策
登園時だけではなく、日常から感染症対策を行いましょう。
・3蜜を避ける
換気の悪い場所、人が密接な距離になる場所、密集場所を避けましょう。
また、人が集中する時間帯を避けて行動することも集団感染のリスクを回避するのに有効です。
・マスクの着用
外出時はしっかりとマスクを付ける習慣を付けましょう。咳、くしゃみなどは不意に出てしまうことがあります。
その際、口元や鼻を押さえた手で他のものに触れると、ウイルスを移してしまう可能性があります。
ウイルスや菌を人に移さない配慮としてもマスクを着用しましょう。
感染予防を日常的に行いましょう。
・うがい
喉の洗浄効果があり、感染症に対する防御力を高めてくれます。
手洗いと同じタイミングで行うようにします。
・手洗い
外出先からの帰宅、調理の前後、食事の前には手洗いをして下さい。
もう一度、手洗いのやり方をお子様と確認しましょう。
正しい手洗いのやり方
①水道水で手を濡らす
②石鹸をシッカリ泡立てる
③手の平を合わせて洗う
④手の甲を洗う
⑤指と指の間を洗う
⑥指先の爪の中を洗う(手の平に指先をこすり付ける)
⑦手首を洗う
⑧石鹸を流し、水分をふき取る
手を拭く時には清潔なタオルを使用するようにします。
日頃の体調観察
毎朝必ずお子様の体温を計測してください。
・正しい体温の測り方
体温は運動後、食後を避けて測ります。
①脇の下の汗を拭く
②脇の中央部分に体温計の先が当たるようにする
③体温計が下から45度くらいの角度になるように脇に挟みます。
④計測中は体温計の位置を変えないようにする
当園での体温計測では非接触型の体温計を使用しています。
もし、朝、お子様に以下のような症状が見られたら、無理をせずに休ませてください。
疲れ、だるさ、食欲不振、下痢の症状
また、不安を感じる、イライラを感じる、などの症状があるときにも遠慮なくご相談ください。
5月の保健だよりは季節独特の注意の他に流行している感染症への予防などを再確認するものでもあります。
是非参考にしてください。
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