職場や町内会、サークルなどで行われる新年会。
どんな規模であっても乾杯の挨拶を任されるのはプレッシャーがかかります。
特に立場の違う人たちが集まる場ではなおさらですね。
今回は乾杯の挨拶のコツと例文を紹介していきます。
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乾杯の挨拶のコツ
職場での挨拶の例文
町内会での挨拶の例文
に分けて進めていきます。
乾杯の挨拶のコツ
始めに乾杯の挨拶を考える時のポイントを押さえておきましょう。
挨拶と一緒に「乾杯」の音頭を取ることも任せられますから、その時のマナーも抑えておきましょう。
◆グラスによる乾杯のマナー
挨拶の前に、乾杯をするときの大切なマナーを知っておきましょう。
「乾杯」の音頭と一緒にグラスを高く掲げたり、合わせたりすると思いますが、
用意されているグラスによって作法が異なります。
・足つきのグラスの場合
ワイングラスなどが典型的ですが、薄い素材でできた足つきのものはグラス同士を合わせません。
つい、隣の人とやってしまいがちですが、軽く掲げる程度にしておきます。
・ジョッキやコップの場合
ビール用のジョッキ、厚い素材のコップはグラス同士を合わせて音を鳴らしても大丈夫です。
その場に合った作法を知っておきましょう。
◆乾杯の挨拶のコツ
1.時間を取りすぎない
乾杯の挨拶のすぐ後は飲食が待っています。
長々と挨拶して時間を摂りすぎないように適度な長さを気を付けます。
長くても2,3分程度で簡潔な内容を考えましょう。
2、新年会の趣旨を盛り込む
簡単に言うと、「○○を願って、乾杯!」の○○の部分を盛り込むということです。
新年会ですから、「新年おめでとうございます!」だけでも十分です。
また、会社でしたら「○○の飛躍とますますの発展を祈念して、乾杯!」という感じで展望を盛り込んでいきます。
3、内容の重複を避ける
会社や町内会で始めに上司の方の挨拶があった場合はその内容と重複した部分があればその部分は変更するか、省略します。
せっかく考えたものが…と思いがちですが、挨拶は乾杯の音頭を任された、ととらえて、他の部分は思い切って省いても大丈夫なようにしておきます。
ではそれぞれ例文を見てみましょう。
職場での乾杯の挨拶
◆例文1
皆さん、あけましておめでとうございます。
今年は念願の○○事業の立ち上げを行い、業務拡大の第一歩となる大切な年です。
皆様とともに、杯を交わし、決意を新たにしてまいりたいと思います。
それでは乾杯の音頭を取らせていただきますので、お手元のグラスをご用意ください。
新しい年が○○商事の飛躍と発展の年となりますことを祈念いたしまして、乾杯!
◆例文2
皆さん、あけましておめでとうございます。
新たな年のスタートにあたり、皆さんとともに決意を新たにしてまいりたいと思います。
それではご唱和をお願いいたします。
○○商事の更なる発展と飛躍のとしとなりますよう祈念いたしまして、乾杯!
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町内会での乾杯の挨拶
町内会では、和やかなムードの親睦会、という感じですから、挨拶もあまり堅い印象にならないよう工夫します。
◆例文1
あけましておめでとうございます。
日頃はこうして集まる機会もございませんので、時間の許す限り、親睦を深めていただきたいと思います。
乾杯の音頭を取らせていただきますので、ご唱和お願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、乾杯!
◆例文2
あけましておめでとうございます。
一年の計は元旦にあり、といいます。
今年も良い年となりますよう、この新年会を思いっきり楽しんでください。
では乾杯をしたいと思います。
ご用意はよろしいでしょうか?
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、乾杯!
乾杯の挨拶の前には、役員の方やその他の方が、
町内会活動に関してのねぎらいの言葉などを述べると思いますので、
重複を予想して、あえて省いてあります。
新年会の乾杯の挨拶は仕事関係の場と町内会などでは雰囲気が大きく異なりますが、
基本は同じです。
参考にしてみてください。
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