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学園祭の模擬店のポスター 売れるポスターの秘密

学園祭に行くと模擬店でいろいろと買って食べるのも大きな楽しみの一つですね。

それを楽しみに来る人も結構いると思います。

競争が大変な飲食店の模擬店ですが、ポスターを効果的に作ることも集客方法の一つです。

ポスターでの集客には飲食店に集客する効果的な要素を理解して作ることが不可欠です。

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学校内の掲示板や通路に貼って当日に来たお客さんの目に留まるようにしたり、

チラシとして事前に近所に配ったりするにも

この効果を知っているかいないかで結果が大きく違います。

目を引くことはもちろんですが、見た人に食べたい、と思わせるような気持ちになってもらうことが最大の目的です。

今回は飲食店のポスターに欠かせない要素をまとめてみました。

1、注目を引くポスターの要素
2、飲食店の場合の色彩
3、具体的なレイアウトと各要素の注意点

に分けて解説していきます。

注目をひくポスターの要素



ポスターはお客さんの目を引くことだけではなく、その内容がすぐに伝わるということが大切になります。

特に飲食店の模擬店の場合はそのポスターを見ただけで、

何を売っているのか

が伝わり、

売っているものを食べてみたくなる

気持ちにさせることが要求されます。

このためには普段から目にするチラシや新聞広告、町に貼られているポスターなどに使われている、テクニックを用いることが一番です。

・アピールするものは一つ

作るポスターのテーマは一つにします。

模擬店の場合は一種類の食品を売るのが常ですから、この点は特に問題ないと思います。

アメリカンドックならアメリカンドック以外の画像やイラストは使わないのが鉄則です。

・フォントの選択

フォントとはいわゆる文字の形式です。

パソコンにはたくさんのフォントの種類が入っていますが、食べ物に合ったフォントを選びます。

学園祭の楽しい雰囲気に合わせたポップな感じのものが良いでしょう。

楽しい雰囲気のフォントは敷居を低く見せ、親しみやすい身近な印象を与えてくれます。

明朝体や行書体など堅い雰囲気のものは場にそぐいません。

また、メインテーマを記すフォントは他の部分よりも数割増しで大きく目立つようにします。

・レイアウトの王道

レイアウトは一番大切な部分です。

何をどの位置に持ってくるかで同じ要素を用いても、そのポスターから伝わる内容が大きく異なります。

後で、レイアウトの具体例で説明しますが、

メインテーマの画像と文字を一番大きく、目立つようにするのが原則です。

もし、2アイテム以上のものを売る場合でも、メインを一つに絞る方が効果的です。

補足的な画像や説明がある時には読みやすさに気を付けて、

メインテーマの下にまとめるようにします。

・余白を持たせる

情報をたくさん詰め込むことをせず、一目で何のポスターか伝わるように十分に余白を取ります。

また、情報の選択を行い、必要最低限の要素に絞っておく方が効果的です。

ライバルの模擬店が多い場合には自分のお店のいろいろな特徴を盛り込みたくなったりもしますが、

思い切って割愛する方が良い結果が出るでしょう。

飲食店に適した色彩



色彩というのは人の感情と密接に関係があります。

飲食店では食欲を起させるような色彩を使うことが原則です。

◆暖色

赤、オレンジ、黄色などが暖色と呼ばれる色合いです。

これらの色彩は人の食欲を高める心理効果があります。

◆寒色

青、水色などは冷静さや知的さを感じさせる色合いです。

良く企業等、誠実さや信用をアピールするときに効果的です。

また、夏のかき氷や冷たいものが欲しくなる時にはこの色を使うこともあります。


学園祭が行われるのは春先か秋も深まってくる頃なので、王道の暖色を用いたポスターが効果的です。

全面的に使うのではなく、メインテーマに絡めて一番目立つ部分に使うようにします。


色彩の効果は絶大で、例えばかき氷のシロップの種類がイチゴ、メロン、レモンと3種類あったとします。

実はすべての原料は同じで色素以外の違いはないということです。

でも、レモンと言われればレモンの味がするように感じますよね。

それ程までに色彩は脳に対して大きな影響を与えるものです。

また、使用する色はあまり多すぎるとかえって目立たなくなり、マイナスになるので

テーマと同じように一番目立たせる色とそれを目立たせる背景の色を固定してから、 その邪魔にならないような色を追加していく方がまとめやすくなります。

ではレイアウトの具体例を見ながら効果的な模擬店のポスターを考えてみます。

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具体的なレイアウトと各要素の注意点



食べ物を食べた時に視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、これらすべての刺激が同時に感じられるはずですが、

視覚から入る刺激は全体の83%の及ぶと言われます。

色彩の効果でもふれましたが、ポスターの役割は読んで理解してもらうのではなく、見た瞬間に「食べたい」という感情を起させるものです。

流行っている飲食店や新聞などに入ってくるチラシなどで、このお店で食べてみたい、と思うものがあったら参考にするのも一つの方法です。

ここではシンプルで効果的なものを一つ紹介します。

まず、この画像を見てください。

これだけ見ると素っ気ない印象ですが、基本的なレイアウトです。

文化祭 模擬店 ポスター.jpg

各要素の注意点を抑えていきます。

①メインコピー

ここに一番のテーマを書きます。

具体的には太く大きなフォントでポスターの中で一番目立つ文字にします。

フランクフルトを売る模擬店なら

赤のポップ体の様なフォントを使って

「フランクフルト」の文字を入れます。

背景には画像やイラストが入るので、その中でも目立つように赤のフォントより一回り大きく、白を文字の輪郭にあしらうとどんな背景にも同化せず、目立ちます。

また、一回り小さい文字でキャッチフレーズを入れてもよいでしょう。

②メイン画像

売るものを撮影した画像を大きく載せます。

1アイテムの場合はポスターの大きさの上半分以上にするとどこからでも目立ちます。

先程のフォントはこの画像の一番上に来ることになります。

③サブ画像

アイテムが二つある時にはこのスペースを利用してメインで売る物よりも目立たないように画像を入れます。

また、値段やサービスの情報を入れてもいいでしょう。

左側に重要度の高いものを入れるようにします。

④補足情報

ここには模擬店を出している場所や自分のクラス、サークル名などを入れます。

ポスターを張る場所からお店までの簡単な地図を載せておくと分かりやすくてよいでしょう。

普通のお店のポスターではないので、電話番号などの情報は必要ないでしょう。

また、当日、学園祭専用に開設したツイッターや学校のサイトのSNSを活用するときにはQRコードを入れておくと訪れる人にも便利です

これらの点に注意して作ってみるとこのようになりました。

文化祭 模擬店 ポスター1.jpg

出来るだけシンプルにしてみましたが、メインの文字と画像が一番目立つようにしてあります。

サブの画像は入れていません。

この他、補足情報として、「宇宙一の」というキャッチコピーと「300円」という値段を吹き出しで入れてみました。

競合店と差別化する場合は、「特製スパイシーソース」や「当店だけの大きさ」等の言葉も吹き出しでメインコピーの周辺に入れてみたりします。

あまり画像に被らないように注意してください。

このポスターは見た目には普通に見えてしまうと思いますが、

奇をてらったものよりも人の食欲に訴える要素が入っているので売り上げアップには最適です。

使う画像を入れ替えればほかの食べ物でも効果的なものができると思います。

学園祭の模擬店をアピールするポスターを作るときは是非参考に。

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