2月の行事は節分に代表されますが、高齢者施設でもバレンタインは人気のイベントです。
バレンタインは若者のイメージが強いと思われがちですが、今の高齢者の方々の認知度は高く、
レクに取り入れると盛り上がることが多いです。
今回はバレンタインとレクを組み合わせて楽しめるものを紹介しますので、施設やデイサービスのイベントの際に参考にしてみてください。
ジャンケンと組み合わせる
◆チョコレート争奪ジャンケントーナメント
バレンタインといえば、即、チョコレートを思い浮かべますが、
景品をチョコレートにした負け勝ちジャンケンで勝ち抜きトーナメントを行ってみます。
・負け勝ちジャンケン
普通のジャンケンは勝った方が勝ち抜いていきますが、
これは負けた方が勝ち抜きになります。
普段の習慣と逆のことをするのは思ったよりも難しく、結構頭を使います。
・用意するチョコレート
チョコレートは全員に行き渡るようにしますが、
最後まで残った人、次に残った人、3番目に残った人は他の人のものよりも大きく、
この3人の中でも大きさを変えていきます。
勝った人にはそれだけご褒美も大きいという感じにします。
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チョコレート救出作戦
大きめの容器に入れたたくさんのチョコレートをスプーンで掬って競うゲームです。
用意するものは
・衣装ケースくらいの容器
・一つ一つが包装された小さなチョコレート
・スプーン
・掬ったチョコをいれる容器
用意できる容器が小さい時にはスプーンではなく、お箸でつまんで移す方法もあります。
この場合は手先が達者な方の集まりであることが前提になります。
やり方は
制限時間を決めて、どれだけたくさんのチョコを掬い採れるか
という簡単なものです。
チョコはたくさん取ると意外に重いですから、職員の方が掬った容器を持つのを手伝ってあげるようにします。
掬ったチョコレートはそのまま食べられるように、必ず一つ一つ包んであるものを用意してください。
ハートを狙い撃ちボーリング
ボーリングのピンにハートマークを貼り付けて倒すゲームです。
ボールは普通のドッジボールくらいの軽いものを使用します。
ピンは同じ大きさのペットボトルに茶色などのカラーテープを巻いて、上から画用紙で作ったハート型を貼り付けてつくります。
ハートの色を変えて、倒した時の得点を変えたり工夫します。
ピンによって得点が変るとチーム戦にしたときに盛り上がります。
高齢者施設での定番のレクリエーション、ボーリングですが、
工夫すれば季節感を出しながら楽しんでもらえるでしょう。
風船バレー バレンタインバージョン
椅子を輪にして座って、風船のボールを落とさないように続ける風船バレーのバレンタインバージョンです。
用意する風船はピンク色のものにハート形のプリントがあるものか、
ハート形をしているものが最適です。
ハート形の風船はなかなか売られていないですし、初めからガスが入っていて浮いてしまうものしか手に入らないことが多いかもしれません。
そんな場合は少しでもバレンタインの雰囲気のある色や模様のある風船を選ぶようにします。
風船バレーは時には椅子に座っていても重心がずれてバランスを崩してしまうことがありますから職員の方も後ろについてサポートをシッカリと行いましょう。
バレンタインなので女性の利用者の方は積極的に男性に向けて打ち返すようにすると良いと思います。
ハートの積み上げ競争
ハート型にしたダンボールを積み上げていくゲームです。
ハートは下の画像のように細く切った厚紙や色画用紙を利用して作ります。
四角ではなく、枠だけのハート型なので積み上げるには方向のずらし方や乗せる位置を工夫していかないと崩れてしまいます。
積み上げていく難易度は結構高いです。
個人戦、チーム対抗戦、職員の方たちとの混合チーム戦などいろいろな組み合わせが楽しめます。
職員の方はたくさんハート形を作っておかなくてはいけないので事前の準備が大変ですね。
これらのほかにも高齢者向けのバレンタインレクは
バレンタインにデイサービスでのお菓子作りレク
バレンタインを楽しむ 高齢者施設で当日のレク
でも紹介しています。
特にメッセージやチョコの手作りのやり方にはぜひ参考にしてみてください。
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