甥や姪への入学祝、孫や家族なら内輪の話なのでそれほど気にならないものですが、
近くに住んでいない微妙な距離感なのでかえって気を遣うこともあるでしょう。
今回はその相場が平均していくらくらいになるのかを紹介します。
金額は入る学校や年齢によって異なるものの、意外とざっくりした金額でそれほど大きな差がありません。
入学祝は現金ではなく、品物で贈ることもありますがその際に何を贈るとよいかについても触れていきます。
では金額の相場からお話しましょう。
入学祝の金額相場
入学祝を贈る時にはルールやマナーなどの決まりはありませんが、一般的な相場があります。
贈る家族との関係の深さなども金額に影響します。
甥や姪は離れていても血のつながりがある関係ですから、親戚づきあいやある程度の交流があることが前提ということで進めていきます。
◆甥、姪に贈る入学祝の金額の相場
・小学校、中学校入学時
10,000円
・高校、大学、専門学校、短大など
10,000円~30,000円
年齢が上がるとそれなりに金額も上がるようですが、
考えかたとしては
一律、10,000円、親しさやお付き合いの程度によって増額する
という風にするとよいと思います。
また、難関の学校に合格した場合やお子様本人の努力を知っているなど特別な間柄なら金額も増やすことも多いものです。
また、相手のお子様の好みや家庭をよく知っている場合は入学祝に品物を添えて贈ることもあります。
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入学祝に贈られる品物
入学祝に品物を贈る場合には他の方と被らないようにするなどいろいろと気を遣います。
ですから、選び方は非常に難しいともいえます。
小学校の入学祝なら学校や家庭での学習に役立つ消耗品、日常身につけるものなどが無難で喜ばれます。
・小学校の入学祝の品物
鉛筆などの文房具類
色鉛筆
くつ下
ハンカチ、タオル
百科事典などの辞書類
がお勧めです。
・中学校以上の入学祝の品物
商品券
図書カード
Amazonなど大手のギフトカード
が一番おすすめで喜ばれます。
中学生以上になると生活や趣味を把握するのが難しくなりますから好きなものを選べるようにしたほうが、本人にとっても無駄がありません。
具体的な商品だと、入学祝そのものの金額よりも大きくなってしまうこともしばしばです。
例としては
腕時計
タブレット
鞄
財布
などがあります。
個人の好みや欲しがっているものを把握している場合には本人の努力が実ったことへのご褒美として贈ってみると良いでしょう。
入学祝に選ぶのし袋は
入学祝の金額が決まったら、包むのし袋を間違えないように選びます。
色々なものが販売されていますが、選ぶものは
紅白の水引が蝶結びになっているものです。
この水引が印刷されているものと本物が結ばれているものとが市販されていますが、
包む金額によって使い分けます。
中味が1万円までなら印刷のものでも可、
それ以上なら本物の水引になっているものを選びます。
入学祝の金額の相場を見ると
10,000円から30,000円なので、水引のものを用意しておいた方が安心です。
◆のし袋の書き方
のし袋は通常、筆か筆ペンで書きます。
ボールペンやサインペンでは書かないようにします。
のし袋は水引を境にして上側に
「
御入学祝」
「
入学御祝」
と書きます。
下側には自分の名前をフルネームで書きます。
中袋には下の画像のように
表側に金額を書きます。
裏側は自分の住所と名前を左下に書きます。
この際に入れるお札は新札を用意しておきます。
この日のために前々から用意していました、この日を待ちわびていました、という気持ちを表すときには新札を入れます。
入れ方は、お札の顔の描かれている面が封筒の表側になるように揃えて入れるようにします。
文字は多少下手でも丁寧に描いたことが伝われば問題ないと思います。
もし、自信がない時にはうまい人に代筆してもらう手もあります。
入学祝はいつ渡せばよいか
入学祝は一般的には入学式の行われる日からさかのぼって
2週間から3週間前くらい
に渡すのが礼儀とされています。
入学式の前に会うことが出来なくて、入学後に会えるからと言って先延ばしにするのはあまりお勧めできません。
直接会うことが出来なくてもメッセージカードを添えて贈るようにした方が良いと思います。
甥や姪に贈る入学祝の金額は1万円をベースに親しさやお付き合いの深さによって決めてください。
その際にこの記事が参考になればうれしく思います。
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