壁面飾りは皆で作ったものを一緒に飾るといつ見ても楽しいものですね。
９月は秋の味覚を作って幼稚園や保育園の壁をいっぱいにしましょう。
９月になるとおいしくなるのが、梨やブドウや柿です。
今回は立体的に簡単につくる方法を紹介します。
作業自体は丸めて千切って貼るというものですから、子供たちも楽しみながら作れると思いますよ。
立体的な梨を作ってみる
始めは梨を作ってみましょう。
普通の貼り絵とは違って立体的な仕上がりになるやり方です。
◆用意するもの
新聞紙など
折り紙
毛糸
ボンド
◆作り方
先生達はまず、背景になる木を作っておきましょう。
子供たちが作った梨を貼るものですから、十分に大きく作ります。
①新聞紙をまるめる
ここから子供たちの作業です。
新聞紙を適当な大きさにちぎって軽く丸めます。
丸くできたら、平らな机などに押し付けながら、楕円形に形作っていきます。
②折り紙を貼る
しっかりと楕円形にできたら、折り紙を千切ってノリで貼っていきます。
千切った折り紙にしっかりとノリを付けて全体に貼っていけば後で新聞紙が開いたりすることもありません。
平にした裏面にも貼りましょう。
③毛糸を付ける
上の部分に茶色の毛糸をボンドで付けます。
④模様をつける
梨の模様を細いマーカーで付けたら出来上がりです。
自分の名前を右下あたりに書いておくと飾った時に一目でわかりますね。
後は木の好きなところに両面テープで貼りましょう。
柿を作ってみる
今度は柿です。
作り方は一緒です。
柿はもっと立体的に作ってみます。
◆材料
コルクボードなど
色画用紙
新聞紙
折り紙
輪ゴム
ピンなど
◆作り方
これも出来あがった実をつける背景を仕上げておきましょう。
今度は立体的な柿をかけるものになるので、丈夫なものを用意します。
コルクボードなどピンがしっかりと留められるものに色画用紙や模造紙を貼って空をつくります。
その上に色画用紙で木の幹や葉っぱの部分をつくります。
①新聞紙をまるめる
新聞紙をシッカリと楕円形に丸めます。
②折り紙を貼る
先程と同じように折り紙を千切って丸めた新聞紙に隙間なく貼っていきます。
③ヘタを作る
ヘタの部分を緑の色画用紙で作ります。
真ん中に輪ゴムを通す穴をあけておきます。
④輪ゴムを付ける
輪ゴムを経た穴に通してセロテープで柿の本体に貼り付けます。
これで柿の出来上がりです。
名前も入れておくと誰が作ったかすぐに分かりますね。
後は木の背景にピンで輪ゴムを留めて出来上がりです。
この際にピンが抜けないようにしっかりと刺しておきます。
必要に応じてボンドなども使ってください。
この壁面飾りは幼稚園や保育園で柿もぎ遊びをするときにも使えます。
平面的な印象になりがちな壁面飾りですが、一味違ったもので楽しんでください。
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ブドウを作る
今度は木にたくさんなっているブドウをつくります。
ブドウも今までと同じようなやり方で作ることができますが、
もう少し手軽で変わったやり方を紹介します。
◆材料
色画用紙
毛糸
ボンド
ノリ
◆作り方
これも背景を先に作っておきますが、ブドウの木は棚になるような感じの葉の付け方にしています。
ぶどう園の雰囲気もこんな感じですね。
①色画用紙を細く切る
紫系の色画用紙を細く切ります。
②輪にする
色画用紙を糊付けして輪にします。
１０個がブドウ一房分になります。
上から４個、３個、２個、１個となります。
③房を作る
輪を糊付けして房をつくります。
後ではがれないようにしっかりと糊付けします。
④毛糸を付ける
ボンドで上の部分に毛糸を付けます。
乾いたら背景にセロテープなどで貼ります。
輪飾りのブドウはちょっと涼しげで９月でも暑さが残る時期には涼しげな仕上がりです。
出来合いの壁面飾りもありますが、自分たちで作ったものが飾られていると見るときの気持ちが違いますね。
幼稚園、保育園での９月の壁面飾り製作の参考にしてみてください。
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