敬老の日が近くなると保育園や幼稚園ではおじいちゃん、おばあちゃんに記念品わたす記念品をつくります。
今回は2歳児くらいの子供でも製作が簡単な物を紹介します。
実際に家に飾ったり使ったりもできます。
孫からもらったものを身に着けたり使ったりするとより一層嬉しさが増すものです。
でははじめましょう。
しおりを作ってプレゼントする
本を読むときに便利なしおり。
年配の方には読書を趣味にしている方も多いので、しおりは日常使います。
手作りのものはすぐに破れてしまったり、擦れてしまって中々使えるものが少ないですが、
ラミネーターを使って表面を保護すると丈夫で長持ちします。
また、文字や写真も劣化したり、傷んだりしないので気兼ねなく使えます。
ここで紹介するものは最後に全てラミネーターをつかって仕上げます。
◆足形と写真のしおり
この画像のように足形をとってしおりにします。
・用意するもの
色画用紙
絵の具
子どもの写真
リボン
・作り方
①色画用紙を切る
子供の足の大きさに合わせて色画用紙を楕円形に切る。
2歳児くらいになるとかなり幅が広くなります。
②写真を用意する
写真はデジカメで撮影して、切り抜いた色画用紙の大きさに合わせてサイズを調整してプリントアウトします。
丁度、全身が入るくらいの方が成長が分ってよいでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんと離れて暮らしているのなら全身写真の方が良いかもしれません。
③足形を押す
足に絵の具を付けて色画用紙を踏んでもらいます。
背景になる色に対して目立つ色を選びます。
④写真を貼る
足形の絵の具が乾いたら、裏側に写真を貼ります。
楕円に合わせて切ってノリで貼り付けます。
⑤ラミネート加工する
しおりをラミネーターに入れて、加工します。
最近では紙を挟んで貼るだけの簡易ラミネート素材も売っているのでそれを利用するのもよいでしょう。
⑥穴をあけてリボンを通す
上の部分に穴をあけてリボンを結んで完成です。
普通はこの手のしおりは絵の具の部分が擦れてしまったり、写真が傷ついてしまったりするので実際には使えませんが、
こうするといつでも手元に置いて使えます。
◆言葉と貼り絵のしおり
今度は少し方法を変えてしおりを作ってみます。
模様の入った和紙や折り紙をつかってつくります。
・用意するもの
色画用紙
折り紙、和紙など模様がはいったもの
ペン
リボン
・作り方
①色画用紙を切る
始めに色画用紙をしおりの大きさに切ります。
②和紙を貼る
模様の入った紙を色画用紙に合わせて貼ります。
余った部分は切ります。
③顔を作る
しおりの下の部分におじいちゃんやおばあちゃんの顔を切り紙で作ります。
2歳くらいまでの子どもが楽しんで作れるように、
目、鼻、口、耳、髪の毛、顔の輪郭
などのパーツをあらかじめ先生が折り紙で作っておきます。
後は子供たちが貼り合わせるだけにします。
順番としては
最初に輪郭を貼って、鼻、
次に目、口
最後に髪の毛、という風にするとバランスよくできます。
④紙を貼る
顔を作った上に折紙を貼って言葉を書き入れる場所をつくります。
⑤言葉を書く
まだ、字を書けないと思いますから、先生が子供の言ったとおりに書いてあげます。
難しい漢字は避けて、ひらがなだけで書いてあげましょう。
最後は自分の名前を子どもに書いてもらうのもよいと思います。
出来ないときには手伝ってあげてください。
⑥ラミネートする
出来あがったら先ほどと同じようにラミネートします。
最後に穴をあけてリボンを通して完成です。
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壁掛けを作る
今度はリバーシブルの壁掛けをつくります。
子どもの写真と手形を組み合わせた記念品です。
◆材料
厚紙
色画用紙または折り紙
絵の具
子どもの写真
マスキングテープ
リボン
◆作り方
①厚紙を切る
厚紙を適当な長方形に切り抜きます。
②色画用紙を貼る
表と裏に好きな色の色画用紙を貼ります。
③表側を仕上げる
表になるほうに色画用紙でハート形などすきな形を切って貼ります。
ここに写真を貼ります。
2歳くらいではハサミをうまく使えないと思いますから、
数種類の形を切っておいて好きなものを選んでもらう方が良いでしょう。
次はこの上に細長く、色画用紙を貼ります。
ここに言葉が入ります。
楕円でも長方形でも構いません。
④裏側を仕上げる
絵の具をつけて、手形を押してもらいます。
乾いたら、回りに星や丸などの形を折り紙で切って貼り付けます。
上の部分には言葉が入るスペースを色画用紙で作っておきます。
⑤写真を貼る
手形の絵の具が乾いたら、表側に写真をはります。
⑥言葉をいれる
表、裏共に言葉をいれます。
子どもの写真のうえにはおじいちゃんおばあちゃんに向けた言葉を書いてあげましょう。
手形のうえには成長を表すような言葉を書きます。
⑦枠にマスキングテープを貼る
最後は枠をマスキングテープで縁取ります。
100均などで模様の入ったものを選んでもよい仕上がりになります。
上側2か所に穴をあけてリボンを通して壁に掛けられるようにしたら出来上がり。
コスモスの壁飾り
同じ壁飾りでも秋の花、コスモスをイメージしたものを作ってみます。
◆用意するもの
紙皿
ストロー
マスキングテープ
色画用紙
子どもの写真
折り紙など
◆作り方
①紙皿に模様を貼る
紙皿の回りの部分に折り紙を細く切って散りばめるように貼ります。
これもあらかじめ何色かを切って用意しておきましょう。
②写真を貼る
中央に自分の写真をはります。
丸く枠を付けるような感じで真ん中に位置付けて貼ります。
③茎を作る
ストローに緑色のマスキングテープを巻いて茎をつくります。
はじめから緑色のストローを使用するとこの手間が省けます。
④茎と紙皿を付ける
多目的ボンドなどを使用して茎と紙皿を接着します。
セロテープを併用するとより丈夫になります。
⑤葉っぱを作る
葉っぱは薄緑の色画用紙に濃い緑の絵の具で手形を押します。
乾いたらその上からおじいちゃん、おばあちゃんに向けて言葉を書いて、
茎にボンドとテープで貼り付けます。
⑥ポンチで穴をあける
紙皿の一番上ポンチで穴を開けます。
これで完成です。
この方法は母の日のカーネーションでも応用できます。
ブドウのスタンプメッセ―ジ
最後は子供の作業の多い作り方です。
秋の味覚であるブドウをスタンプ方式で作ってみます。
◆用意するもの
ティッシュ
ガーゼ
輪ゴム
絵の具
色画用紙
子どもの写真
◆作り方
①タンポを用意する
ガーゼに丸めたティッシュを入れて輪ゴムで口を縛ってタンポをつくります。
割りばしの先にティッシュをまるめてつけて作る方法もありますが、押すときに目を突いてしまうかもしれませんので今回は使用しません。
②色画用紙を用意する
タンポでスタンプする背景の色画用紙を用意します。
ブドウの房の形に切っておいてください。
葉っぱも緑の色画用紙を切って用意します。
③スタンプを押す
タンポに絵の具を付けて、スタンプしていきます。
ランダムに楽しく押していきます。
④背景になる色画用紙に貼る
先程スタンプした色画用紙が乾いたら、背景にする色画用紙、または画用紙に貼ります。
葉っぱもそれらしく貼って、右下には子供の写真をはります。
⑤言葉をいれる
子どもの言葉をそのまま書いてあげましょう。
ハガキの裏にこれを作ってもおもしろいでしょう。
その際には水など流れたりしないように絵の具ではなく、インクの方が良いと思います。
今回紹介した敬老の日製作は2歳児にはむずかしい作業も混ざっています。
ハサミをつかったりする作業は先生たちが行ってあげるなど、適度に手伝ってあげてください。
そうすれば子供たちも楽しくおじいちゃんおばあちゃんへの記念品を作ってくれるでしょう。
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