季節ごとに壁を彩る壁面飾りですが、
作る時にはデザインをかんがえたり大変なことも多いですね。
特に保育園や施設で作る時には子どもたちや利用者の方も参加すると一層楽しいものができます。
今回は夏の海の中を再現してみます。
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この方法は特にデザインやレイアウトを考えたりする必要がなく、出来上がったものを貼っていくだけで作れます。
主に使うのはスズランテープと折り紙ですから材料も簡単に手に入ります。
部屋がちょっとした水族館のような雰囲気になるので特に保育園の教室などにお勧めです。
材料を用意する
用意する材料は以下の通りです。
折り紙
単色だけではなくて、グラデーションの入ったものなども使います。
大きさも普通のものと小さめのものを用意してみると面白いです。
スズランテープ
透明の青系統のもので数色用意します。
中に黄色を入れると水中に差し込む光の雰囲気を出せます。
長い棒
竹やヒノキなどの棒を用意します。
90センチくらいの市販のものをつかいます。
目玉シール
魚の目玉にします。
折り紙で作ったものをノリで貼ってもよいでしょう。
これだけ用意したら製作に取り掛かりましょう。
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夏の海の壁面飾りを作ってみる
はじめに魚をつくります。
夏の海のイメージに合わせてつくりたいですが、折り紙で魚を作るのである程度限られてきます。
今回作るのは
エンゼルフィッシュ、イルカ、クラゲ、ヒラメ
です。
動画で折りかたを確認してみましょう。
◆エンゼルフィッシュの折り方
シンプルなフォルムの折り方です。
使用している折り紙は15センチ四方のものです。
年齢の低い子供達にはこの折り方からやってみましょう。
◆エンゼルフィッシュの折り方2
こちらのフォルムはよりリアルなものです。
途中までは折り鶴の折り方ですから、幼稚園の年長さんくらい以上の子どもに向いています。
◆イルカの折り方
お腹の白い感じまで再現できる折りかたです。
比較的簡単ですが、めをはる位置でよりイルカらしくなります。
いくつかある折り方のうちで一番簡単な方法です。
◆クラゲ
1匹作るのに折り紙を2枚使います。
壁面飾りの中にクラゲがいると和やかな雰囲気になります。
◆ヒラメ
底付近にいる魚としてヒラメを入れます。
独特のフォルムが変化を与えてくれます。
折りかたは、折ったり開いたりすることが多いので、慣れていないと複雑で難しく感じるかもしれません。
それぞれを違うサイズの折り紙で作ってみます。
色も変えてつくりましょう。
では次は海です。
海はスズランテープで作ります。
スズランテープは幅の広めのものを使用します。
折り紙を貼り付ける場所でもあります。
①丸棒を用意する
丸棒を用意して両端に壁につるす紐を結びます。
②スズランテープを付ける
丸棒に等間隔でスズランテープを貼っていきます。
重いものではないのでセロテープで大丈夫です。
水色の水中に光がさして明るくなっている雰囲気に仕上げます。
③魚を貼る
スズランテープを貼り終えたら、好きな場所に魚を貼っていきます。
貼る時には両面テープを使用すればしっかりときれいに貼れます。
貼り終えたら丸棒につけたひもを壁に固定して飾ったら出来上がりです。
仕上がりはこんな感じです。
モビール感覚で好きな場所に魚を貼って飾れます。
作った魚をみんなで貼るのは楽しいものですよ。
では今度はすこし飾り方を応用してみましょう。
窓辺に夏の海を再現してみる
先ほど作った壁面飾りを窓に飾れるようにアレンジします。
方法は二つあります。
一つ目の方法は太めのスズランテープを隙間が空かないようにし貼ります。
そこに折り紙で作った魚を貼って作ります。
もうひとつのの方法は、薄手のカーテンに使うような生地を細く切ってほつれにくくしておきます。
そこに魚を貼り付けます。
共に完成したイメージはこんな感じです。
こうすると外が晴れていて、室内を暗くすれば水中にいるような雰囲気を味わえます。
保育園や幼稚園ではみんなで作った水族館を楽しめますよ。
半透明の色を光りが通ってステンドグラスのようにきれいです。
でも、この飾り方は窓をしめてエアコンをつけた状態で楽しむことをお勧めします。
窓が開いていると、外の空気の流れで網戸に貼りついたり、内側に吹き上げられたりして落ち着きません。
そよ風程度なら、適当に揺れ動いて雰囲気が出ますけどね。
今回は夏の海を表現した一味違う壁面飾りを紹介しました。
夏の壁を飾る参考にしてみてください。
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