自由研究をまとめる時に模造紙を使うと発表しやすく、目立ちます。
主に小学生の自由研究の場合によく使われるまとめ方ですが、
レイアウトによってわかりやすくなったり見づらくなったりします。
せっかく内容が良くても一見て伝わりにくいまとめ方になってしまうのは残念です。
今回は模造紙をつかった自由研究のレイアウトを中心にまとめ方を紹介します。
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自由研究で盛り込む内容の確認
始めに自分が行った自由研究を次のように内容をまとめておきます。
ノートなどに書いてまとめておいたものを整理する感じです。
この際に使用するノートはルーズリーフタイプのページが取り外せるものが理想です。
気付いた事やちょっとしたメモでも後から順番を入れ替えて整理しやすいからです。
◆行った自由研究をまとめる内容
・自由研究のテーマ
タイトルになる部分です。
・研究のきっかけ
なぜこの自由研究をおこなったのか、
動機になる部分です。
単に興味を持ったということだけではなく日常と関連付けられた方が説得力があります。
・研究の方法
どの様に研究をおこなったか、実験の方法などをまとめます。
準備したものなども実験ごとに整理して記入するようにします。
画像やグラフ、表などを用いるとより分かりやすくなります。
複数の実験を行った時には分けて記入し、表などの資料も一緒にしておきます。
・研究の結果と感想
実験や研究の結果とそれに対しての自分の感想をまとめます。
自分の予想とどう違ったのか、この結果がこれから自分にどう生かされるのかなどをまとめる部分です。
最初の方にあった研究の動機やきっかけの部分に結び付いていきます。
ですから、研究のきっかけを適当に済ませると結果の部分との関連付けがしにくくなって何となくまとまりのない感じになるので、手抜きの無いようにしましょう。
・参考資料や図書
実験の方法や参考にした書籍、ウェブサイトなどを記入します。
始めは分量を気にせずにこれらをシッカリとまとめましょう。
理科の自由研究でも社会の自由研究でも同じです。
ここまでできたら次の段階、今回メインのレイアウトに移ります。
模造紙に書く時のレイアウトを決める
書く内容をまとめたら、次は実際に模造紙を用意してどこに何を書くかを決めていきます。
まず、この画像を見てください。
模造紙に自由研究を書く時の一例です。
各内容の分量によってスペースの大きさは多少異なってくると思いますが、
基本はこの順番で書いていくと見る側、発表する側にもわかりやすいです。
①自由研究のタイトル
②研究のきっかけ
③研究の方法1
③-a研究1の資料
④研究の方法2
④-a研究2の資料
⑤研究の結果 感想
⑥参考資料 図書
という感じになっています。
まず、
いきなり模造紙に書き始めるのではなく、A4くらいのコピー用紙にそれぞれの内容を書き出してみて模造紙の上に置いてみます。
この段階で
・スペースの過不足
・文字の大きさの印象
・画像やグラフ、表の位置
・色使いはわかりやすいか
などのチェックを行ってから本番に取り掛かります。
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◆模造紙に書く時の書き方
①テーマについて
テーマはわかりやすいように文字を大きく目立つようにします。
②自由研究のきっかけ
簡潔に書きますが、結果と考察につながるように動機を明確にします。
③自由研究の方法
どの様に調べたかをわかりやすく書きます。
箇条書きなどで書くと分かりやすく伝わりやすくなります。
③-a
先程の研究に関連した画像、グラフ、表などを添えます。
横に添えた方が関連が分りやすく見やすくなります。
④自由研究の方法
他に違うアプローチで調べた時にはその結果も書きます。
同じ様に資料も添えます。
⑤研究の結果と感想
結果に対して
・始めと予想とくらべて同じだったこと、違ったこと
・新たに分かったこと
・解決しなかったこと
・苦労したこと
などを中心にまとめます。
これも箇条書きが分りやすいです。
最後に動機の部分と絡めて結果を今後どのように生かすか、などをまとめます。
⑥参考資料 図書
参考にした本、ウェブ、また利用した施設、聞いた人などを記します。
A4の用紙などにあらかじめ書いて、書ききれるかどうか確かめているので、スペースの不足や余分はないと思います。
模造紙に書く時の文字使いについて
本番で模造紙に書く時にはさらに各部分を強調します。
◆タイトル
他の文字より大きく書きます。
さらに背景を付けるようにするとよいです。
◆小見出し
「研究のきっかけ」、「研究の方法」などの小見出しにも小さな背景を付けたり、バックを色で塗ったりすると分かりやすくなります。
◆表とグラフ
他の部分は手書きがメインになりますが、表やグラフは出来ればパソコンなどを使用してしっかりとつくるか、
定規を使って直線で仕上げるようにします。
表が曲がっていたり、直線がおかしかったりすると全体がだらしない印象になってしまうので要注意です。
◆文字の色
文字の色は多くても3色までが原則です。
見やすさという点で、強調する部分の色を変えるのは定番ですが、多くの色を用いると逆に見にくくなります。
背景の模造紙の色に対して見にくい色をつかうのも避けた方が良いでしょう。
こんな感じにすれば単色よりもはるかにまとまって見えますし、何が書かれているか一目瞭然です。
自由研究の仕上げはとても重要です。
何を研究したかアピールするには最後のまとめの作業に気を遣ってください。
模造紙をつかってまとめる時には特に重要なことです。
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