４月は春を感じさせる壁面飾りを作って飾ります。
幼稚園や保育園、病院の待合室や高齢者施設などでは定番になっています。
以前もイラストを使った４月の壁面飾りについてはこのブログの記事
4月の壁面飾り 型紙を使った楽しみ方
で紹介しましたが、今回は少し変わった作り方を紹介します。
壁面飾りは色画用紙や折り紙が定番ですが、この方法だとフェルトなどを使っても作ることができるので、少し雰囲気を変えたいときに最適です。
モチーフは以前紹介した壁面飾りのイメージを使用します。
では始めます。
イラストを使用した壁面飾りの作り方
使用するイラストは
・手描き
・イラストサイトからのダウンロード
の二通りが考えられます。
手軽に利用できるイラストがあれば絵が苦手な先生や職員の方でも心配ありません。
お勧めのイラストサイトは
・無料イラストＡＣ
http://www.ac-illust.com/
・イラストＢＯＸ
http://www.illust-box.jp/
・いらすとや
http://www.irasutoya.com/
などが、種類も豊富で便利です。
◆材料
主な素材は
色画用紙とフェルトです。
色画用紙は切ることが自由に出来ますから、ハサミさえ使えれば園児でも作ることができます。
一方、フェルトは厚みがあることと、型紙とのズレが生じたりと手元のしっかりした方が作るほうが安心です。
・色画用紙を使う場合
色画用紙各色
ノリ
折り紙
ホチキス
など
・フェルトを使用した場合
フェルト各色
毛糸
ホチキス
手芸用ボンド、木工用ボンド
など
どちらの場合もハサミを用意します。
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◆作り方
まず、イラストをダウンロードします。
イラストはモノクロでも色付きでもどちらでも構いません。
今回はこの壁面飾りのネズミを例に作ってみます。
①イラストをコピーする
色画用紙を使うにしてもフェルトを使うにしても、一枚から顔のすべてを作ることはできません。
このネズミも、目、鼻、口、耳、頬などを別の色で作って後で貼り合わせます。
ですから必要枚数のコピーをとります。
このネズミの顔は６枚のコピーでつくります。
鼻の黒い部分はフェルトと、口は毛糸を使用します。
②各パーツを切り出す。
まず、顔の輪郭を作ります。
色画用紙やフェルトをコピーの大きさに切って２か所以上をホチキスで留めます。
型紙に沿って輪郭を切り出します。
グレイの色画用紙やフェルトを使用して作ります。
後は目、耳、耳の内側の色、口回り、頬の色を切ります。
耳のりんかくは顔と同じグレイで、少し糊代として顔に貼り付ける部分を余計に切り出します。
内側はピンク色で作ります。
頬は耳よりも濃いピンク色を用意して小さめに切ります。
目は黒を使います。
口回りは白を使って、鼻には小さな黒、口の線は黒い糸を貼ります。
口の線はイラストの大きさで毛糸を使用するか、普通の糸を使用するか決めます。
色画用紙を使用しているときには細いサインペンを使用して線を描いてもよいでしょう。
小さなパーツは周りをホチキスで数か所留めて紙がズレないようにしてから切るとやりやすいです。
③パーツを合わせる
型紙を使ってつくった各パーツを貼り合わせます。
大きなものから貼っていきます。
最初は耳のグレイと内側のピンクを貼ります。
出来上がった耳は顔の輪郭に裏側から貼り付けます。
次は顔の中心の白の口回りを貼ります。
この時点で鼻の黒と口の線の糸を貼っておきます。
頬のピンクを左右対称に貼ります。
最後に目を貼ります。
目を最後に貼るのと高さや位置がズレにくいのです。
頬の色などは位置が違ってもあまり目立ちませんが、目の位置は目立つので最後にするのがお勧めです。
この壁面飾りの他の動物も同じように作ります。
材料はすべて１００均でそろってしまうので費用もそれほどかかりません。
今まで折り紙や色画用紙で作っていた壁面飾りもフェルト素材で作ると違った雰囲気になります。
イラストを使用すれば手軽にできるので試してみてください。
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