3月は春の気配が徐々に感じられる季節です。
虫たちや花も咲き始めるころで、それをテーマに壁面飾りを作ることも多いです。
特に意外なのが桜を作る高齢者施設やデイサービスも多いのです。
今回は春を待ち遠しく思いながらてんとう虫と桜を作ってみます。
利用者の方一人一人がつくる手芸風の仕上がりです。
てんとう虫とクローバーの壁面飾り
はじめは四葉のクローバーにてんとう虫がとまっている壁面飾りを作ります。
◆材料
新聞紙
お花紙
のり
フェルト
毛糸
厚紙(背景用)
お花紙は赤と黒を用意します。
和紙を使用してそれに絵の具などで着色してもよいでしょう。
フェルトは濃い緑と薄い緑を用意します。
毛糸はクローバーの茎にするので緑系なら何でも大丈夫です。
◆作り方
はじめにてんとう虫を作ります。
①新聞紙を丸める
新聞紙を固く丸めて丸くします。
横から見たら半円のような形に作ります。
②お花紙を貼る
のりを水に溶いて丸めた新聞紙全体に塗って赤のお花紙を貼ります。
③模様を貼る
次にも黒のお花紙を画像のように切って頭と模様を貼ります。
④触角を作る
黒の紙を小さくこよりにして触角を作ります
⑤貼り付けて完成
触角を張り付ければ完成です。
てんとう虫は2匹作ります。
クローバーを作る
①背景をつくる
背景用の厚紙に好きな色お花紙などを貼って背景を作ります。
クローバーの葉が緑系なので、それと被らない色がお勧めです。
②フェルトを切る
フェルトを4枚、ハートの形に切ります。
薄い色2枚、濃い色2枚用意します。
切り出したら、それぞれ半分にします。
③背景に貼る
濃い色と薄い色を合わせて一つのハートにします。
画像のように背景に貼りながらクローバーの葉っぱの形を作ります。
貼る時には木工用ボンドを使います。
④茎を貼る
茎にする毛糸を木工用ボンドで貼り付けます。
最後に先ほどのてんとう虫をクローバーの葉っぱの上に貼り付けて完成です。
フレーム風に枠に1センチくらいの色画用紙を貼ってもよいでしょう。
クローバーの角度、てんとう虫の形、留まっている位置などが違って結構個人差があります。
一緒に並べて飾るほかにも、各自の部屋に飾るのにもよい作品です。
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サクラの壁面飾り
今回作る桜は一人一人がつくる小さな桜の木の壁面飾りです。
◆材料
色画用紙
お花紙
のり
厚紙(背景用)
糸など
色画用紙は桜の木の幹に使う茶色と花を貼り付けるピンク系を用意します。
花紙はピンク、薄紫など桜のイメージの色で数色用意します。
◆作り方
①幹と花を貼る部分を作る
茶色の色画用紙を幹と枝の形に切り抜きます。
ピンクの色画用紙を丸や自分の作りたい桜の木のシルエットの形に切り抜きます。
②背景に貼る
背景用の厚紙に色画用紙や薄緑、水色のお花紙などを貼ります。
③幹を貼る
背景に丸いピンクと幹の色画用紙を貼る
幹を最後に貼ります。
④花を作る
はながみを小さく切って四つ折りにして底の角を縛ります。
これをたくさん作ります。
⑤花を貼る
開かないままの花を貼ります。
縛った方を貼っていきます。
ノリが乾いたら折ってあるお花紙を開いていきます。
全部開いたら満開の木が完成です。
◆花のバリエーション
もっと大きな背景に花を咲かせるには普通のポンポンのような花を作って貼ります。
ボリュームが出る作り方はこの動画を参考にしてください。
花の形にこだわったり、よりリアルに作りたいときにはこちらの切り方を試してみてください。
単独でも桜の花の工作になります。
切り方はこちらの方がわかりやすいでしょう。
3月はひな祭りが終われば、春が待ち遠しい気持ちを表す壁面飾りで部屋を飾りましょう。
単独でも皆の作ったものを並べて飾っても見栄えのするものですので是非作ってみてください。
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