保育園の卒園で最後に担任の先生から園児に向けて卒園のメッセージが送られます。
将来の事、保育園での思い出などいろいろ詰まったメッセージは一生の宝物になります。
そんな大切なメッセージですから考える先生も頭を悩ますことでしょう。
でも、ほんの少しのことに気を付けて子供たちと共有した時間を振り返って書けば感動的なメッセージになると思います。
園児一人一人への思いを込めてメッセージを書いてみてください。
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園児に向けたメッセージの基本的な書き方
保育園を卒園していく園児に向けたメッセージは子供にも読めることが大前提になります。
また、保護者の方も見ることになりますが、あくまで受け持った園児主体に考えます。
その際にはこんなことに注意します。
◆メッセージの注意点
・ひらがなを使って書く
保育園で平仮名をよめる子どもは結構いると思います。
たとえ読めなくても、読めるように配慮することがたいせつです。
漢字を使うと保護者宛の印象が強くなってしまいますから。
・字は大きめで間隔をあける
文字と文字との間隔は大きめに取ります。
単語ごとに区切りを大きくとることも大切です。
・理解しやす言葉を使う
卒園なのでついつい普段使わない言葉を使ってしまうかもしれませんが、
普段使っていて園児たちに馴染みの言葉を使うようにします。
・比喩はできるだけ避ける
「
~みたいな」
「
まるで~」
という表現で「~」の部分が園児に担当する園児に理解可能なものならよいのですが、
普段使っていなくて、理解できるかどうかわからないときには使わない方がよいでしょう。
・イラスト、絵を交える
イラストがあるとメッセージが引き立ちます。
もし、先生が絵が苦手なら切り絵や貼り絵などをしてみましょう。
小さな折り紙でもいいと思います。
・園児への注意や気にしていることは書かない
「
しょうがっこう へ いったら ○○にちゅういしてね」
などマイナスなことは一切書かないようにします。
良いことや成長したことなどを前面に押し出します。
こんなことに気を付けながらメッセージを考えます。
では、具体的な例文を紹介します。
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園児への卒園メッセージ例文
メッセージには
先生、園児、保護者が共有できる内容が理想的です。
行事や日頃の保育を通しての成長を含めることができれば一番です。
例文
○○ちゃん そつえんおめでとう。
にゅうえんしたときは なきむしだったのに いまではたくさんのおともだちができて たくさんわらえるようになったね。
しょうがっこうへいったら もっとたくさんおともだちができるよ。
たのしみだね!
いつもげんきな○○ちゃん、 まいにちおおきなこえで はようございます!ってあいさつしてくれましたね。
せんせいは ○○ちゃんのあいさつをきくとげんきになります。
そのこえをわすれませんよ。
しょうがっこうへいってもげんきにあいさつをしてくださいね。
○○ちゃん そつえんおめでとう。
いつもえがおで みんなにやさしい○○ちゃん、しょうがっこうでもおともだちにやさしく いつもえがおですごしてくださいね。
○○ちゃん そつえんおめでとう。
せんせいのおたんじょうびのとき はさみをじょうずにつかって おはなをつくってくれましたね。
せんせいはいまでもたいせつにしていますよ。
しょうがっこうでもいっぱいいろんなことができるようになってね。
○○ちゃん そつえんおめでとう。
うんどうがだいすきで がんばりやさんの○○ちゃん。
さかあがりができたときはほんとうにうれしかったね。
しょうがっこうでもいっぱいうんどうして いろんなことができるようになってね。
○○ちゃん そつえんおめでとう。
おうたがじょうずな まるまるちゃん、くりすますかいでも とってもじょうずにうたえましたね。
しょうがっこうにいっても おともだちとおうたをがんばってうたってね。
○○ちゃん そつえんおめでとう。
とってもやさしい○○ちゃんは うんどうかいのだんすのとき ねんしょうさんのおともだちをおしえてあげましたね。
りっぱなおねえさんになって せんせいはとってもうれしいです。
しょうがっこうでもたくさんのおともだちにやさしくしてあげてね。
感動的な言葉はたくさんあるのですが、普段から使っていない言葉は園児たちには今一つ伝わらないものです。
目の前の園児一人一人に話しかけるようにメッセージを考えてみてください。
先生からもらったメッセージは園児が成長して読み返した時きっと良い思い出になります。
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