高齢者施設でもバレンタインにはチョコレートが定番です。
普段からだすお茶菓子の代わりにチョコレートにするだけでも雰囲気が変わりますし、
さらに当日はメッセージやゲームをやって工夫すると利用者の方々の思い出に残る一日になるでしょう。
特に一人暮らしの方は皆で過ごす時間は何よりの楽しみです。
バレンタインは利用者の方々に感謝の気持ちを伝えながら楽しんでもらいましょう。
定番のチョコレートを楽しむ
まずは、バレンタイン定番のチョコレート。
そのままプレゼントというよりは皆さんで楽しんで貰えるように工夫して召し上がってもらいます。
ちょっとしたひと手間で普通のチョコがおしゃれに変身しますよ。
◆チョコレートフォンデュを楽しむ
・材料
板チョコ
果物:イチゴ、バナナなどが適しています。
お菓子:カステラ、スポンジケーキなど
・楽しみ方
①板チョコを細かく砕いて湯煎します。
②果物を一口サイズの適当な大きさに切ります。
③カステラやスポンジケーキも同じように一口サイズにします。
④楊枝などを用意しておきます。
⑤チョコが溶けたら、カップなどの容器に移します。
あとは好きな果物をチョコに浸けて食べてもらいます。
ホテルやパーティーなどの本格的なタワーではないですけど、普段と違った雰囲気で楽しんでもらいましょう。
それにこうすれば、噛む力が弱くなった方でもチョコレートを楽しんでもらえます。
◆チョコレートムースを楽しむ
施設の方が準備できる時には手間をかけてチョコレートムースを作ってみるのもよいと思います。
風味豊かで柔らかく、だれでも楽しめます。
・材料
チョコレート:40グラム
水:30㏄
調整ココア:6グラム
生クリーム:100㏄
粉ゼラチン:3グラム
牛乳:150㏄
これでだいたい5人分くらいになります。
・作り方
①まず、粉ゼラチンを水に入れてふやかします。
②チョコレートを刻んで細かくします。
③牛乳を温めて、中に先ほどのチョコレートを入れて溶かします。
④チョコレートが溶けたら、ふやかしたゼラチンを入れて混ぜます。
⑤この状態でトロみがつくくらいまで冷まします。
⑥その間に生クリームにココアを入れて泡立てます。
⑦そこに先ほど冷ましたチョコとゼラチンを入れて混ぜます。
⑧一人分ずつ容器に入れて冷蔵庫で冷やせば完成です。
おやつに楽しんでもらいましょう。
作り方のコツは⑥のときに8部立てくらいにすることと、最後にあまり混ぜすぎないようにすることですね。
簡単なので利用者の方と一緒にクッキングをしてもよいでしょう。
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バレンタインレクで楽しむ
バレンタインといっても特別なレクリエーションを考えることはありません。
皆が一緒に時間を過ごせるものなら何でも構わないと思います。
ただ、味付けだけはバレンタイン色を入れましょう。
一例を挙げると、
◆バレンタインボーリング
良く高齢者施設で行われる手軽で楽しめるレクがボーリングですね。
ピンはペットボトルを利用して、
ボールはつかみやすいドッヂボールやもう少し小さめのボールを使って行います。
バレンタイン当日の工夫は
・ピンの色を変える
赤やピンクの色のビニールテープを巻きます。
そこに白いテープでストライプなんかをいれてもいいですね。
・ピンにハートの的を付ける。
ピンのどれか1つに色画用紙でハートを作って貼ります。
そのハートのピンが倒れると、得点が倍になる、などルールを工夫します。
「ハートを狙え」のような題名のゲームにして楽しみましょう。
他には大小のハートを作り分けてピンに貼って得点がそれぞれ変わる方法にしてもよいと思います。
個人戦、チーム対抗にしても楽しいですよ。
普段やってるレクリエーションもイベントごとに工夫すると楽しみが広がります。
メッセージカードを贈る
そして、バレンタイン当日の最後は利用者の方、一人一人にメッセージを贈ります。
メッセージはハート形のカードに書いて用意しておきましょう。
作るときに注意する点は
・大きめに作る
・大きな字で読みやすく書く
・職員の方全員が一言ずつ書く
などです。
視力の衰えている方もいらっしゃると思いますので、読みやすいサインペンやインクを使用して書くようにします。
長いメッセージを書く必要はなく、
「お体気を付けてくださいね」
「いつも笑顔をありがとうございます」
「毎日お顔を見るのが楽しみです」
など、シンプルにまとめるほうがよいでしょう。
パソコンなどで作らず、手書きが絶対です。
バレンタイン当日の最後に一人一人に渡してください。
利用者の方はもらった時も、そのあともうれしい気持ちでいっぱいになるはず。
バレンタインデーを楽しむ参考にしてみてください。
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