保育園で年賀状を手作りする方法を紹介します。
園児にとって12月の一大イベントと言えばクリスマスですが、
年賀状作りは来年の干支を知る上でも、覚えた平仮名の練習にもなります。
今回は年賀状に押すスタンプの簡単な作り方も紹介しますので、家で出す年賀状にも使うことができます。
では始めましょう。
保育園の年賀状の作り方
今回作る年賀状の基本的な構図はこの画像にあるように
・
背景をクレヨンや色鉛筆で描く
・
ひらがなで新年の挨拶を書く
・
折り紙で干支をつくる
というものです。
子どもは年長さんくらいになればほとんどの平仮名を覚えるのでその実践ですね。
もし、年少さんやそれよりも年齢の低い子供で平仮名を覚えていない子たちにはその代わりに絵や後で紹介する干支の折り紙、スタンプを使って作ってもらってください。
◆作り方
作り方は説明するまでもないですが、次のものを用意して園児たちに作業してもらいます。
・クレヨン各色
・厚紙、はがき大の紙など(100均などではがきを買っても可)
・折り紙各色
・ノリ
・鉛筆またはサインペン
①背景を作ります。
クレヨンで明るい色を空のように書きます。
例では上に水色、中間に黄色系統、下にピンク系統を塗っています。
②新年の挨拶を書く
「あけましておめでとう」の文字を入れます。
サインペンかクレヨンで書きます。
先生がホワイトボードにお手本を書いてあげてそれを真似してもらいます。
上の方に書くようにします。
③折り紙で干支を折る
折り紙を使って干支を折ります。
主に顔の部分だけですが、右下の方に折ったものを貼ります。
サンプルでは酉年に合わせてニワトリにしています。
折り紙での折り方はこの動画を参考にしてみてください。
これで完成です。
その他の干支の折り方はこちらを参考にどうぞ。
・羊
・巳
蛇は細長いので下の方に配置するようにします。
・犬
・サル
・トラ
・ウサギ
・ネズミ
・馬
・辰
ちょっと難しいのでこれは参考くらいに
・猪
・牛
折り紙で来年の干支を折ると印象に残ります。
簡単なものが多いので普段の工作にも取り入れてもよいでしょう。
次は年賀状に欠かせないスタンプを簡単に作ってみましょう。
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簡単な年賀スタンプの作り方
芋バンなどが有名ですが、今回はいつもごみで捨てているものを利用して作ります。
◆用意する材料
・スチレンの皿、容器など
・細い油性ペン
・ボールペン
・ビニールテープ
・スタンプ台(数色)
スチレン皿スーパーで肉や魚を入れている白くて浅い容器がそれです。
一部のお弁当屋さんの容器にも使用されていますから、どこでも誰でも手に入ります。
◆作り方
①スチレン皿の平らな部分を切り抜きます。
平らな部分を切り抜いたら作ろうとするスタンプの大きさに丸く切り抜きます。
②絵を描く
丸く切ったスチレンに油性ペンでイラストを描きます。
干支の絵を描きます。
文字は左右反対に描かなければいけないので難しいです。
保育園や幼稚園では簡単なイラストがお勧めです。
③ボールペンでなぞる
サインペンで描いた後をボールペンで強めになぞります。
これで溝がつけられます。
④取っ手を付ける
ビニールテープで裏につまめるように持ち手を作ります。
これで出来上がりです。
スタンプ台でインクを付けて押すとこんな感じです。
普通のスタンプのように彫刻刀や刃物を使うこともなく、動物のスタンプが出来てしまいます。
スタンプを押す面にはクレヨンや絵の具を塗らない方がよいでしょう。
家で親せきや知人に出す年賀状に押してもよいでしょう。
子どもが作ったスタンプです、と一言添えれば微笑ましい年賀状になります。
保育園でこの方法で年賀状を作ったらお母さんに見せたり、友達同士で交換したりして楽しんでください。
今年は手作りで年賀状を作ってみてください。
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