忘年会の幹事はプレッシャーのかかる役割です。
それだけに参加してくれた人をはじめとしていろいろと協力してくれた方々にお礼を言うことはとても大切。
直接会って言う、メールを送る、方法は様々ですが、今後の仕事にも影響が出るのできちんとしておきたいですね。
今回は忘年会後のお礼の伝え方とその例文を紹介します。
といってもお礼自体はそれほど難しいものではなく、タイミングを見つけるのが一番難しいと思います。
ではお礼をきちんと伝えることの意味から触れていきましょう。
お礼を伝えることの意味
忘年会の幹事は会場の決定や会の進行や段取りなどいろいろな役割を担います。
一見雑用係のように思われがちですが、
計画性
企画力
忍耐力
協調性
などの仕事を遂行する上での能力の集大成のようなものが要求されます。
それだけに幹事をこなせれば以後の回りの信頼も厚くなること間違いなしと言われます。
幹事の一番最後の仕事が実は後日のお礼を伝えること。
これが終わってやっと幹事の仕事から解放されます。
忘年会が終わったからと言って気を抜かずに最後の締めくくりをしましょう。
お礼を伝える方法
忘年会の後でお礼を伝える方法は
直接一人一人に会って伝える
メールを使用する
ということが思いつきますが、職場によって慣例やしきたりがありますから、
先輩の幹事経験者の方によく聞いておきます。
すべてメールを使って行うのか、それとも会いに行く方がよいのか確認しておきましょう。
特別な慣習がない時には
・直接お礼の挨拶をつたえて回る
・すぐに顔を合わせられないひとにはメールを送る
・メールを送った相手が出張などから戻ったら改めて挨拶
というのがお勧めです。
特に上司と手伝ってもらった方へのお礼は翌日が鉄則です。
では、場合について詳しく見ていきましょう。
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◆直接お礼を言うときの例文
特にかしこまって言うことはなく、正直な気持ちを伝えれば問題ありません。
例1
○○部長、昨日はありがとうございました。
まだ、つたないところが多くてご心配をおかけしたとは思いますが、貴重な経験をさせていただきました。
次回は安心して任せていただけるよう頑張ってまいりますので、引き続きご指導よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
例2
○○さん、昨日はありがとうございました。
○○さんのアドバイスが無かったら、忘年会もあそこまでうまく進行できませんでした。
様々な場面でのサポート本当に助かりました。
今後もいろいろと教えてください。
どうかよろしくお願いします。
例3
昨日は本当にありがとうございました。
幹事が不慣れでお見苦しい点もあったかと思います。
申しわけありませんでした。
またどうぞよろしくお願いいたします。
例1は役職付の上司に、例2は部署の先輩に宛てたお礼です。
例3は同僚に向けてのものです。
直接つたえるものなので、多少くだけた言い回しになっています。
翌日も同じ職場で部署も近い場合はこのようにお礼をつたえます。
メールを送った相手に後日お礼をする場合も同じです。
◆メールでお礼を伝える文例
例1
宛先とタイトル:○○太郎 忘年会のお礼です
昨日の忘年会では楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。
幹事の私が不馴れで不手際も多かったと思いますが、温かく見守っていただき、心より感謝いたしております。
また、貴重な体験談をお話しいただきありがとうございました。
社会人になってまだ経験も浅い私です。
○○部長にはご迷惑をかけることも多いことと存じますが、
一つ一つ学び会社に貢献できるよう頑張る所存です。
これからもご指導よろしくお願いいたします。
寒さも厳しくなってきておりますので、お体ご自愛くださいませ。
メールにて恐縮ではございますが、とり急ぎお礼申し上げます。
例2
宛先とタイトル:忘年会にご参加いただきました皆様
昨日はお忙しい中、お集まりいただき本当にありがとうございました。
幹事の私がまだ不慣れで、不手際も多かったことと思います。
申しわけございませんでした。
次回は幹事の仕事をもっと学び、より良い忘年会にできるよう頑張ってまいりますので、
引き続きご指導の程、よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
例3
宛先とタイトル:○○太郎 忘年会のお礼です
昨日の忘年会ではいろいろと助けていただきありがとうございました。
○○さんのアドバイスが無ければ不慣れな私が幹事の役割を果たすことはできませんでした。
会の進行中も様々な場面で助けていただき、本当に心強かったです。
次回はもっと学び幹事役割りを一人前に果たせるよう努力いたしますので、
引き続きご指導よろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、とり急ぎお礼申し上げます。
例1は部長宛てのメール、例2は参加者宛、例3は部署の先輩、または幹事の先輩に宛てたメールです。
翌日、出張に行った、あるいは朝一番で取引先に行ってそのまま直帰などの事情で翌日中に会うことができない場合にメールでお礼を伝えます。
例えば支社からの参加した人など、日頃合うことのない人にはメールのみでお礼を伝えることになります。
タイトルは一目見ただけで忘年会のお礼のメールであることがわかるようにします。
よく、「お疲れ様です」というタイトルも見かけますが、これだと内容がはっきりしないのでお勧めできません。
幹事の最後の仕事が忘年会のお礼の挨拶をすることです。
直ぐに会えなくてもメールなどを使って翌日の午前中には参加した人全員に伝わるようにしましょう。
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