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カブトムシの幼虫のマット交換 やり方と時期は?

カブトムシを幼虫から育てていると1年に2回、マットを交換する必要があります。

その時期は秋と春。

それぞれ幼虫の成長過程で重要な作業になります。

マットはカブトムシの幼虫の住居であると同時に餌でもあるので、

成長のキーになる時期の交換が立派な成虫にするには必須です。

それぞれの交換時期とやり方について紹介しましょう。

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マット交換に用意するもの



既に飼育している場合は新しい昆虫マットを用意するだけですが、一応飼育に必要なものを挙げておきます。

・飼育容器

そだてる匹数によりますが、目安は

ペットボトル:1匹
昆虫飼育用のケース:2匹
ポリバケツ程度の容量の容器:6匹
衣装ケース:20匹

となります。

交換用に用意する昆虫マットの量はそれぞれの容器によってかなり違ってきます。

・ふるい、ザルなど

カブトムシの幼虫の糞が混ざったマットをいれてふるい分けます。

糞は大きいので簡単に分けられます。

・水

昆虫マットを湿らせる時に使用します。

・昆虫マット

新しいものを用意します。

基本的にふるいにかけて減少した分を補います。

昆虫マットは高価ですが、専用のものも多く市販されています。

代用としては園芸用の腐葉土が手軽ですが、表示をよく見て殺虫剤入りのものは避けましょう。

この昆虫マットについては一長一短があるようで、それに関してはこのブログの記事

カブトムシの幼虫の飼育に使う腐葉土 選んではいけないものは?

で採りあげていますので覗いてみてください。

・朽ち木

昆虫が特に好むものですが、コナラ、クヌギのような広葉樹のものを入れます。

中に害虫がいるかもしれないので砕いて確認してから入れるほうが無難です。


他のものが揃っていれば交換にはふるいと新しい昆虫マットがあれば大丈夫です。

また、飼育する容器が小さすぎるとあまり大きく育たなかったりするので、この際にチェックしてみるとよいでしょう。

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幼虫のマットを交換する時期は



カブトムシの幼虫のマットを交換する時期は年に2回、

4月と10月に行います。

◆10月のマット交換

マットの交換は餌の交換でもあります。

この時期のマット交換は

・糞だらけになったマットを替える
・冬眠に入る準備の栄養補充

の意味があります。

◆マットの交換方法

マットをすべて出す。

糞が混じったマットを全て出します。

飼育していたケースの底の方には糞の混じったマットとは少し違うきめの細かい腐葉土のような状態の土があると思いますが、それはそのまま使います。

幼虫が分解して細かくなったのか理由は良く解りません。

ふるいにかける

糞の混じったマットをふるいにかけます。

糞を取り除いたマットは再利用できます。

もちろんコストはかかりますが、すべて新しいマット取り換えれば手間はかかりません。

新しいマットを入れる。

まず、ふるいにかけたマットを容器に入れて水を適量加えて混ぜます。

良く混ざったら、新しいマットを容器の9分目くらいまで入れて水を適量加えます。

混ぜたらマットの補充は終わりです。

朽ち木を入れる

砕いて害虫がいないことを確認したらマットの中に潜らせます。

幼虫を入れる

準備が整ったマットに幼虫を入れます。

埋めなくても、表面に幼虫を置いてあげれば自分から土に潜っていきます。

基本作業の参考動画はこちら



これで10月のマット交換は完了です。

しっかりと冬眠してもらいましょう。

◆4月のマット交換

4月はカブトムシの幼虫が冬眠から覚めてさなぎになる準備を始めます。

かなり大きく育っているはずですよ。

4月のマット交換は

・蛹になるための新しい餌の補充
・蛹室を作るための準備を手づだう

という目的があります。

10月のマット交換とは少し違った作業になります。

◆マット交換の方法

マットを全て取り出す。

マットをシートなどの上にすべて取り出します。

このときに幼虫も分けておきましょう。

マットを一部容器に戻す

糞の混じったマットを戻します。

手袋などをして上からマットを押してマットを固めます。

押し固めた時に深さがそこから10㎝くらいになるような量を調整します。

この硬さが幼虫が蛹になるときに作る蛹室には必要です。

その準備を手伝ってあげる感じですね。

新しいマットを入れる

餌となる新しいマットを上に入れます。

これは10月の作業と同じです。

適度に水を加えます。

朽ち木を入れる

マットが9分目まで入ったら、朽ち木を入れて準備完了です。

幼虫を入れる

土の上に幼虫を放します。

栄養たっぷりの新しいマットで蛹になる準備をしてもらいましょう。

参考までにこんな商品もあります。








カブトムシの幼虫のマット交換は成長のポイントになる冬眠前と蛹になる前です。

4月と10月に時期を逃さないように行ってください。

成虫になって出てくる事を考えるとそれほど手間でもないでしょう。

合わせて読みたい記事
カブトムシの幼虫の育て方  蛹になる時に気をつけることは?
カブトムシの幼虫の育て方 ペットボトルで大きくするには?
カブトムシの幼虫の飼育に使う腐葉土 選んではいけないものは?

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