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夏祭りのポスター 介護施設で作る場合は

夏祭りに向けて介護施設や高齢者施設でポスターを作ります。

夏祭りのポスターというと開催日時を知らせたりすることが主な目的になりますが、

介護施設で利用者の方が作る場合は特別な意味を持つことが多いのです。

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幼稚園、保育園でもポスターを作って、夏祭り当日まで楽しみにする気持ちを高めたりしますが、

高齢者施設、介護施設でもそれと同時に来ていただいた家族や地域の方々への作品展示の意味もあるのです。

むしろ夏祭りに向けて利用者の方々が作った展示物という感覚が一番合っているでしょうか。

今回はそういう意味でのポスター作りを紹介します。

テーマを決める



普通はポスターはある程度の統一感が必要になります。

例えば

昭和の時代(利用者の方が子供のころ)
南国
学校の夏休み


みたいにポスターの雰囲気を統一していきます。

でも、来ていただく方への展示の意味で作るのであれば

テーマは自由にする

ことが一番だと思います。

それぞれの人の夏祭りのイメージや夏の思い出を描いてもらうほうがより個性が出て見に来る人も懐かしさや新鮮さを感じるでしょう。

規模の小さいデイサービスなどで行う場合も普段の製作の延長として絵を描く感じで作ってもらうとよいと思います。

どのようにポスターを作るか



このブログでも過去に壁面飾りやポスターの作り方でイラストサイトや切り絵を使った方法も紹介しています。

そういった作業もそれなりに楽しいのですが、

高齢者の場合は基本的に手描きがお勧めです。

絵の具やポスターカラーを使用したりして、職員の方よりもうまく絵を描く方は結構多いですよ。

介護施設などでも手を動かすことに不自由がなければ

色鉛筆と絵の具などを使った手描きをしてもらうのがおすすめです。

◆ポスターに最低限入れる情報

施設内当日まで飾って置く場合でも次の情報は最低限入れます。

・施設の名前
・夏祭りの名称(特別な呼び方をしている場合)
・開催日時
・プログラム
・お店の出店

上の3つは当然ですが、夏祭りで盆踊りや何かゲームをする時にはポスターにこれが入っていると練習の励みになりますし、

屋台が出る場合などはそれが楽しみになります。

自分たちで描いているときも当日を思いながら描けば楽しさが増します。

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ポスターの作例



では具体的にどんな感じのものが良く描かれているかを見ていきます。

例はイラストを用いて作っていますが、実際には絵の具やポスターカラーを使用して描きます。

◆盆踊り

高齢者 夏祭り1.jpg


上の部分に夏祭りの題名や施設の名前、絵を挟んで下側にその他の情報を入れます。

目立つのは上側の方ですから、開催日時は題名の下にわかりやすく入れます。

このお祭りがいつ行われるのか、は一番大切な情報なので一目でわかるよう位置や文字の大きさを工夫します。

◆花火とスイカ

高齢者 夏祭り2.jpg

夏のイメージですが、お祭りというよりは夏の日常のものですね。

上側に祭りの名称、施設名、開催日時を入れることは変わりありません。

そして、スイカの中には出店する屋台や、行われるプログラムを書き込みます。

題名と日付をみて興味を持った人が探す情報がスイカの中に来ます。

文字を入れる関係でスイカには種を描いていません。

◆盆踊りとうちわ

高齢者 夏祭り3.jpg


盆踊りの様子と下側にうちわを描いています。

夏の日常に対してお祭り当日のモチーフを使用しています。

題名の位置と詳しい内容の位置は先ほどの説明の通りです。

描いた絵と文字がかぶって見づらくなるようでしたら、折り紙をうちわや提灯の形に切ってその上に文字を書くと読みやすくなります。

◆花火とあさがお

高齢者 夏祭り4.jpg

夜と昼のモチーフでかけ離れていますが、背景の色を工夫すれば一緒の絵の中に入れてもそれぞれ存在感が出ます。

絵が苦手な利用者の方や手先がそれほど聞かない方は折り紙を細く切って貼り付けて作るにも良いものだと思います。

◆ひまわりとうちわ

高齢者 夏祭り5.jpg

夏の昼間のモチーフですね。

背景の色を淡くすると雰囲気も夏らしくなります。

一番上の部分に題名、うちわの中に詳細を書き込んでも面白いですね。



ポスターをうまくまとめるコツはあまり多くのものを盛り込まないようにすることです。

あれもこれもとなるとごちゃごちゃして伝えたことがうまく伝わらなくなります。

テーマがお祭りで縁日の屋台の場合は金魚や水風船などいろいろ書いても面白いですが、

お祭りのものと日常のものがごっちゃになっていたりすると分かりにくくなることが多いです。

ちょうど大きな絵葉書を描く感じにしてみるとよいでしょう。


夏祭りのポスターを介護施設や高齢者施設で作る場合は全員が手描きで作れるか難しいかもしれませんが、もし可能であればやってみてください。

職員の方が多少手伝っても構わないと思いますよ。

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