保育園でも最近はバレンタイン製作で園児と一緒に工作を楽しむところが増えてきています。
バレンタインは大人の行事で、
保育園でチョコレートの交換などは禁止になっているところが多いでしょうから、
何か特別に行うのをためらう園も多いのではないでしょうか。
でも、最近は友チョコなど異性に対してではなく、
普段の感謝の気持ちを表す一つの機会と解釈する傾向もあるので、
バレンタイン製作を行っている保育園、幼稚園は
ご両親に対するささやかなプレゼントを作る機会にしているようです。
今回はそんなバレンタイン製作の例を4つ紹介しようと思います。
最初の二つは園児たちが楽しむ工作の一環として
後の二つはご両親へのプレゼントとしての製作です。
簡単なハートの工作
年少向けの工作です。
年齢によって手伝う部分も違ってきますのでその点も触れていきましょう。
まずは用意する材料です。
◆材料
・色画用紙(大きなハート型と小さなハート)数色
・ノリ
・ハサミ
◆作り方
①まず、大きなハート形(30センチくらい)を色画用紙から切り抜きます。
②小さなハート形(一つ4センチくらい)を違う色の色画用紙から複数切り抜きます。
③大きなハート形に小さなハートを思い思いに貼り付けます。
特に大きな準備もなく、日々の工作の一環として出来るものです。
園児がハサミを使うのが危ない年齢なら、ハートの切り出しは保育士の先生がやっておいてあげます。
完成イメージはこんな感じです。
なんちゃってハート型チョコレート
良く売られているハート型チョコレートを画用紙で作ってみようというものです。
チョコの表面に不規則な模様が走っているものがありますよね。
それをちょっと変わった方法で再現してみます。
◆用意するもの
・色画用紙(暗めの色)
・絵の具(数色)
・ビー玉(数個)
・大きめの空き箱(切り抜いたハート形が入る大きさ)
・エプロン
・ビニル手袋
・ビニールシート
◆作り方
①まず、下準備から
作業するテーブルにビニールシートを敷きます。
園児はエプロンと手袋を付けます。
②ハート形(20センチから30センチ)を先生が切り抜いて箱に入れて動かないようにします。
③絵の具をパレットに数色といて、それぞれにビー玉を入れます。
④絵の具に落としたビー玉をハートを入れた箱の中を転がします。
一色ずつ2往復したら、違う色につけたビー玉を転がします。
これを各色で繰り返します。
⑤絵の具が乾いたら完成です。
完成したら、先生が割りばしで持ち手を付けてあげても面白いですね。
さらにビニールに入れて口を縛ると巨大なチョコレートキャンディーみたいになります。
園児たちがふざけて絵の具で遊ばないように注意しましょう。
ビー玉が転がることで予測できない模様が出来上がるので結構楽しんでくれますよ。
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バレンタインメッセージカード
お父さんやお母さんに感謝を伝えるメッセージカードです。
まず、画像を見てください。
上半分のハード型の中にお父さんお母さんに向けてメッセージを手書きで入れます。
その下半分に好きなイラストやハートマークを入れていきます。
◆材料
・厚紙(背景用とハートマーク用)
・折り紙
・クレヨン、クーピーペンシルなど
・ノリ
・定規
・ハサミ
◆作り方
①台紙になるものを色画用紙から切り抜きます
②先ほど切り抜いた画用紙の半分クリに収まるハート形を切り抜きます。
③ハート形をが由の上半分に張り付けて、空いている下半分に線を入れてイラストを入れる場所を区切ります。
④区切られたマスにイラストを入れていきます。
イラストは折紙を切り抜いた貼り絵方式や、クレヨンなどで直接書き入れてもどちらでも構いません。
年齢がひくい場合は描きいれた方がよいと思います。
準備ができるなら、小さなハートマークや花のシルエットなどを保育士の先生が切り抜いておいても良いでしょう。
⑤ハート形の内側にクレヨンでメッセージを書きこんで出来上がりです。
保育園で作って、お母さんやお父さんに渡すプレゼントにしましょう。
マスでイラストを描くスペースを区切るのは、年齢が低い園児が書きやすいようにするためです。
ポートレイト風のメッセージカード
バレンタイン製作でも一番手間のかかるものですが、もらったお母さんやお父さんは嬉しいでしょう。
そのまま、思い出の品にもなりますしね。
◆材料
・段ボール、または適当なサイズの二つ折りの色紙
・不要になった布きれ(数種類)
・ハートや星などの切り抜き
・木工用ボンド
・ハサミ
◆作り方
適当なサイズの二つ折りの色紙が見つかった時には、それを利用します。
段ボールの場合は、そのまま使うよりは中央で折り目をつけたら、回りを折り紙や包装紙を貼り付けておくときれいになります。
この作業が必要な時には保育士の先生が事前にやっておきましょう。
①まず、右側を仕上げます。
細く適当な大きさに切った布切れを3枚くらい不規則にずらして貼り付けます。
一枚一枚、木工用ボンドで付けます。
②ハートなどのイラストもそれぞれ貼り付けます。
これで背景が完成します。
③今まで貼り付けた背景の上にプリントアウトした自分の写真を貼ります。
④次に左側です。
同じように布切れを適当な大きさに切って貼り付けます。
⑤イラストも同じように散りばめます。
⑥大きめのハート形を今まで貼り付けてきた背景の真ん中に貼ります。
⑦ボンドが乾いたら、ハート形の中央にメッセージを書き込みます。
⑧ボンドが乾いていることを確認して完成です。
渡すときには二つ折りにして渡します。
写真はデジカメなどで撮影して園児ごとにプリントアウトして置きます。
ポラロイドがあればそれを利用してその場で撮影しても構いません。
自分の子供のメッセージと、写真がほほ笑みかけるプレゼントは親ならもらって喜ばない人はいません。
多少時間がかかりますが、是非作ってみてください。
バレンタインは特別に何かする必要はないし、日本独特の行事でもないので保育園であえて採りあげることもないと考える向きもあります。
節分とひな祭りの間の行事として、日頃の延長の工作と考えて行ってみてはいかがでしょうか。
バレンタインに伝える思いも時代とともに変化してきています。
保育園でも感謝の気持ちをつたえるバレンタイン製作を考えてみるのもよいと思います。
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2017-01-05 11:42
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