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幼児のおもちゃを手作り 4歳児に合ったもの

幼児の成長は早く、個人差も大きいのが普通です。

おもちゃはその段階に合わせて手作りすると楽しく遊んでもらえますし、親も楽しめます。

4歳くらいの年齢は特に動くものや不思議なもの、何か達成感を得られるものに特に興味を持ち始めるようです。

作ってゲームをしながら楽しめるものが最適ですが、

おもちゃを手作りする場合に見逃しやすいポイントが、簡単にできる事。

親が作って一緒に遊ぶ場合もそうですが、子供と一緒に作る場合にも大切なポイントとなります。

作るのが難しいと、完成させることが目的になってしまいがちです。

その先の遊ぶ、と言う事に集中できるようなものを集めてみました。

材料も普段捨ててしまうものを使って作りますから、費用もかかりませんよ。

フーフーボールを作る



フーフーボールとはストローの上にボールを浮かせて遊ぶものです。

昔は駄菓子屋さんなんかで売っていましたが、家にある物も簡単に作れます。

◆材料

・フレキシブルストロー
・ピンポン玉、或いは発泡スチロールの玉

◆用意する道具

・ハサミ

これだけで作ることが出来ます。

◆作り方


ストローの端に画像のように切り込みを入れて開くだけです。

ふーふーボール1.jpg

ボールのが上手く乗る長さに切ります。

5等分位にすれば良いと思います。

フレキシブルストローを曲げて上に向ければ完成です。


玉をストローの上に載せて息を吹くと、玉が浮き上がります。

あまり重い球を使うと、息が苦しくなりますから軽いものにしましょう。

普通のストローでも可能ですが、曲がるものの方が楽な姿勢で遊べます。

ピンポン玉、発泡スチロールの玉、フレキシブルストロー、全て100均で手に入ります。

家に無いものを補充する程度で作れてしまいます。

4歳児前後の肺活量があれば玉を浮かせることが出来ると思います。

もし、上手くいかないようなら、もう少し軽いものにするか、小さい玉に変えてやってみてください。


ぶんぶんコマ



コマと言っても、糸の撚りを戻す原理で回すものです。

ぶんぶんコマとはこんな感じのものです。



◆材料

・牛乳パック
・タコ糸または細くて丈夫なヒモ
・マジック、ポスターカラーなど

◆用意する道具

・ハサミ
・キリ
・定規

◆作り方

ぶんぶんゴマ1.jpg

牛乳パックを正方形に切り取ります。

対角線を引いて中心を出します。

どちらかの対角線上に二つ穴を開けます。

穴はきちんと対象になるように開けてください。

角を丸く切り取ります。

ぶんぶんゴマ2.jpg

正確に円ではなくてもそれに近い形にします。

どの角も同じように切り取れていないと上手く回らないことがあります。

色を塗ります。

回った時に面白いもように見えるよう塗っても良いですし、単純に引いた対角線を塗り分けても良いです。

一つ作ったら色々と他にも試してみましょう。

開けてある穴にヒモを通して出来上がりです。


遊び方は最初に牛乳パックで作った駒の部分を回してヒモに撚りをかけて行きます。

左右均等にかかるように注意してください。

そのまま引っ張ると撚りが戻る力でコマが回転します。

撚りが完全に戻りきると、勢いで反対方向にコマが回り、撚りがかかります。

手を引っ張ったり緩めたりするとこの繰り返しでコマが回り続けます。

動画の遊び方を参考にして練習してください。


もしうまく回らないときはコマの角が均等になっていない可能性があります。

コマが傾いたり、横に寝てしまいがちな場合がそれに当たります。

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パッチンカエル



原理は簡単で、ゴムをかけた紙が跳ね返る時にジャンプするおもちゃです。

◆材料

・牛乳パック
・輪ゴム

◆用意する道具

・ハサミ

◆作り方

ぱっちんがえる1.jpg

牛乳パックの過度の折り目が真ん中に来るようにハサミで切ります。

画像を参照してください

ハサミで4か所切れ込みを入れます。

輪ゴムを画像のように切れ込みに沿って掛けます。赤の線が輪ゴムです。

これでできあがりです。

これを折り返して輪ゴムがクロスした側が表に来るようにして置くと、元に戻る力で跳ね上がります。

◆応用編

跳ね上がるのを見ているだけでも楽しいですが、紙の面に切り取ったイラストを貼り付けても良いと思います。

例えば、跳ね返る前の面にカエルの背中(上の姿)、跳ね返った後の面にお腹のイラストを貼り付る。

4歳児位なら、ハサミも使えるようになっていると思いますから、一緒に折り紙を使って、イラストやシルエットを切り抜いて貼り付けて楽しんでください。

本体自体を作るのが簡単なので、こちらに時間を割いても面白いです。

牛乳パックで作った本体そのものをカエルや動物の形に切り抜くのは強度の面や、バランスの面で難しいので、避けた方が良いでしょう。

季節に合わせて、クリスマスとか、ハロウィンやお正月にちなんだものを貼り付けて楽しむ方法もあります。

輪投げを作ってみる



単純ですが、遊んでいて面白い輪投げ。

仕上がりは少し安っぽいですが、身近な材料でも作れてしまいます。

◆材料

・牛乳パック
・新聞紙、または広告、チラシの紙
・ビニールテープ、またはガムテープ
・厚手の段ボール

◆用意する道具

・ハサミ

◆作り方

新聞紙を縦長に折っていきます。

だいたい4センチ幅くらいになったら、ネジって行きます。

ねじり終えたら輪の形に丸くします。

この時点で全体がある程度の固さ(型崩れしない程度の)になっていればO.Kです。

ビニールテープで端と端を留めて輪にします。

大きすぎる場合は端をハサミで切って調節します。

重さを付ける場合は、全体をビニールテープで巻いてしまいます。

次に棒を作ります。

牛乳パックの底を切り取り、角の一つをハサミで切って開きます。

牛乳パックは4面あるのでそのうちの一面を切り取ってしまいます。

牛乳パックの下側に切り込みを5センチくらい入れます。

切り込みは折り目に沿って入れます。

上側を開け口の折り目に沿って3角形に切ります。それぞれ同じ形に切ります。

3角柱の形にして、ビニールテープで貼り付けます。

上の部分は上手く三角形になるように、下側は切れ込みに沿って開いて、段ボールなどに貼り付けます。

これで完成です。


輪の大きさを調整することで難しくしたり、簡単にしたりできます。

投げる距離によって点数を決めて競い合うのも良いでしょう。

もし、棒に拘りたいなら、カラーテープや包装紙、色画用紙を上から貼り付けて見ましょう。


4歳児位になれば簡単な手作りおもちゃを一緒に手作りして遊ぶこともできます。

手作りする楽しみとそれを使って遊ぶ楽しみを知ることが自分で工夫したりすることにつながりますし、

指先を使う事で脳の発達にもなります。

おもちゃを買いに行く前に身の回りに材料が無いか見渡してみてください。

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