鎌倉の紅葉見物は11月の下旬から12月にかけてが一番見ごろになります。
でも鎌倉にはいつも混雑が付きまといます。
観光シーズンはどうしても避けられないですし、混雑は普段の土日も当たり前に起こります。
紅葉見物のシーズンには出来るだけ混雑を避けて見物したいですよね。
混雑を避けるにはひと工夫必要なのと鎌倉と言う土地の特徴を知る必要があります。
紅葉見物をする寺院や場所に早くいく
鎌倉に観光客が一気に増え出すのは午前11時を過ぎた頃、
お昼を過ぎると観光シーズンはドッと湧くように増えてきます。
電車もバスも混雑しますし、もともと狭い道路の多い鎌倉周辺の道も渋滞が始まります。
そんな鎌倉も午前中の人出は午後からに比べれば少ないので比較的ゆっくりと紅葉見物を出来ると思います。
でもそれほど早起きしていく必要はありません。
有名な寺院などは紅葉が見ごろになる季節はほとんどのところが午前9時が開門です。
この時間帯に合わせて駅に着くように自宅を出発すればよいのです。
お目当ての場所が有名どころでも、割合ゆっくりできます。
ただ、ランチを食べるとすると、
レストランやカフェの混む時間も計算に入れなければならないので、午前中はあまり多くの場所を回れないかもしれません。
交通手段を工夫する
鎌倉を回るのに車ははっきり言って不便です。
先ほども触れましたが、道が狭いのと、希望の場所近くの駐車場に入れるかどうかも分かりません。
ですから、主要な駅に電車で到着して、その駅から近い古刹や紅葉スポットを徒歩で巡る方法が一番良いと思います。
渋滞のストレスと駐車場の苦労が無いので、時間どおりに紅葉巡りが出来ます。
王道の紅葉巡りはこのブログの記事
鎌倉 紅葉巡り ランチも食べれる五山巡り
で紹介しているのでそちらも計画の参考にしてください。
鎌倉を巡る時の主要な駅はJRの北鎌倉駅と鎌倉駅です。
この駅を起点に回る場所と順番を考えると帰る際にも便利です。
でも、紅葉シーズンに限らず、鎌倉を巡る時の裏技と言うかお得な方法が存在するのです。
パークアンドレールライドというシステム
このサービスは駐車料金と鎌倉でのバス、電車代がワンパックになったシステムです。
簡単に言うと、現地に近い場所の大駐車場まで車で行き、
そこに車を預けてバス電車のフリー切符をもらってそれを利用して、鎌倉を回るという合理的なものです。
鎌倉市や江ノ電が協力して行っていて、さすが有名観光地と言う感があります。
利用できるのは4か所、それぞれ料金も少しずつ違います。
自宅から一番便利なルートの駐車場を利用するようにすれば効率的です。
◆由比ケ浜パーク&ライド
詳細はURL
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/yuigahama-p_r1.htmlでご確認ください。
鎌倉の南の玄関口由比ガ浜隣接する県営由比ガ浜地下駐車場に車を駐車します。
そこでフリー切符(大人用2枚)を受け取って公共の交通機関のフリー切符を受け取り鎌倉地域を観光します。
料金:4時間の駐車料金+バスと江ノ電のフリー切符2枚で1660円(駐車場の超過料金加算あり)
フリー切符有効区間:江ノ電鎌倉駅~長谷駅、、5つの路線バス指定区間
脚で回らなくても、公共の交通機関を一日自由に割安で利用できるので楽でお得と言えます。
その上、
協賛寺社の拝観料割引や縁起物の進呈と協賛店の特別サービスも付いています。
協賛店については上のURLのページからPDF形式で一覧をダウンロードできるようになっています。
◆稲村ガ崎パークアンドレールライド
詳細はURL
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/inamura-p_r.htmlでご確認ください。
稲村ヶ崎駐車場に車を止め、徒歩約3分の江ノ電『稲村ヶ崎駅』から電車に乗り換えます。
稲村ケ崎は新田義貞の伝説でも有名ですね。
料金:6時間の駐車料金+江ノ電全線の(藤沢駅~鎌倉駅)1日乗り降りフリー切符(大人2枚)セットで1800円
ここも駐車場の時間超過の追加料金加算があります。
ここを利用しても協賛店のサービスが受けられます。
協賛寺社の拝観料割引や縁起物の進呈など。
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◆七里ガ浜パークアンドレールライド
詳細URLは
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/shitirigahama-p_rr1.htmlこちらで。
国道134号沿いの七里ガ浜海岸駐車場に車を止めて、徒歩約1分の江ノ電七里ヶ浜駅から江ノ電全線を利用できます。
藤沢方面の観光にも利用しやすい立地です。
料金:駐車料金5時間+江ノ電前線のフリー切符2枚で1800円
どのシステムにもフリー切符の追加購入もできますから、家族で利用する場合も大丈夫です。
駐車所の追加料金加算あり。
こちらのシステムにも協賛寺院の拝観料の割引や協賛店の特別サービスが受けられます。
◆江の島パークアンドレールライド
詳細はURL https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/enoshima-p_rr.htmlでご確認ください。
国道134号沿いの江ノ電駐車センターにマイカーを止めて、徒歩約10分の江ノ電江ノ島駅で電車に乗り換えて鎌倉に移動します。
場所からも分かると思いますが、鎌倉からは少し距離があります。
鎌倉に行く時だけでなく、江の島に行く時にも利用したいシステムですね。
料金:駐車料金5時間+江ノ電のフリー切符2枚で1500円
特典は協賛店のサービスや拝観料の割引、縁起物の進呈の他に
江の島展望台などの施設割引もあります。
紅葉シーズン以外にも江の島方面に観光する際に頭に入れておきたいルートです。
この4つのうちから一番都合のよい駐車場を選んでシステムを選びましょう。
電車で鎌倉に入るまでの時間と駐車場と最寄り駅の距離、駐車時間などを参考にしてください。
その他、江ノ電だけの一日切符のサービスもあるので、鎌倉の紅葉名所を江ノ電で回ろうとする時にはお得になります。
江ノ電の一日乗車券を利用する
電車で鎌倉の主要な駅に行く場合、鎌倉に入った後も電車で移動して紅葉を見て回ったり、ランチのお店をさがしたいと言う時には江ノ電が便利です。
移動時間を短縮できるので、時刻表を頭に入れておけば効率的に鎌倉観光が出来ます。
そんな時にお得なのが、江ノ電1日乗車券です。
◆江ノ電一日乗車券「のりおりくん」
全駅の券売機で買う事が出来ます。
料金:大人600円、子供300円
区間:江ノ電全線
有効期限:発行日のみ
沿線の施設で割引や特典が受けられるのでかなりお得です。
江ノ電の駅から近い古刹で今年、注目のお寺がありますので、江ノ電を利用した際には是非訪れてみてください。
それは長谷寺です。
長谷駅から近い長谷寺
鎌倉五山には入っていませんが、長谷寺も見どころがいっぱいのお寺です。
所在地:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
TEL:0467-22-6300
FAX:0467-22-6303
URL:http://www.hasedera.jp/
特に「長谷寺宝物館」を刷新して、「観音菩薩」を主題とした博物館「
観音ミュージアム」はお寺とは思えない雰囲気のまさに博物館です。
十一面観音菩薩像は長谷観音とも呼ばれ、お寺のご本尊でもあります。
その他今年の目玉は新しいショップとカフェが山門隣りにオープンした事です。
◆お休み処てらやカフェ
今年の4月にオープン。
お参りの時に休憩したり、軽く食事をしたりするのに最適です。
目玉は、拘りのソフトクリーム、厳選したコーヒー豆を使用したドリンクなど。
テイクアウトにも対応してくれます。
◆お土産処てらやショップ
長谷寺オリジナルグッズなどを販売しているお土産屋さんです。
◆お食事処海光庵
こちらは有名なお食事どころで見晴らしの良い場所にあるレストランです。
地図からも分かる通り眺めを遮るものがありませんから、開放感のあるすがすがしい気持ちで食事が出来ます。
お寺特製のカレーや、パスタ、お団子などの甘味もあるので紅葉巡り途中のランチの場所としても予定に入れてはいかがでしょうか?
江ノ電長谷駅から徒歩5分の場所にある長谷寺が紅葉のシーズンに鎌倉で注目されるお寺の一つであることは間違いありません。
鎌倉での紅葉見物の混雑を避ける方法は
行き帰りの交通手段での混雑を避けるか、
現地で寺院やスポットの混雑を避けるかのどちらかになってしまうかもしれません。
一番の方法は時間をずらして早めに回ることと、ここで紹介した交通手段と現地独特のシステムを利用することです。
人気のスポットで紅葉をたのしむには人とは少し違ったプランを立てるのがコツです。
もう一つ、気を付けて欲しいのは鎌倉は町全体の店じまいが早いので、東京の感覚で歩いていると食事をするお店が見つからなくなってしまいます。
お食事処やカフェの営業時間も確認して出かけるようにしてください。
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