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アジサイが枯れたかもしれない?対処法と病気

庭のアジサイや鉢植えのアジサイが枯れたかもしれない。

そんなときの対処法と紫陽花がかかるかもしれない病気について紹介します。

1、アジサイが枯れる原因
2、アジサイの落葉サイクル
3、アジサイの病気

に分けて進めていきます。

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今年から家の人に替わって庭の紫陽花を世話し始めたり、

鉢植えをもらったりしたときに枯れてしまったかも、と思える状態。

それは葉が落ちて枝だけになってしまった時ではないでしょうか。

でも、その時に枯れたと判断するのはちょっと早いんです。

初めての人は戸惑うかもしれませんが、気長に様子を見てください。

では、枯れる原因から知っておきましょう。

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アジサイが枯れる原因



アジサイを育てるうえで一番のキーポイントは「」です。

アジサイは病気には比較的強く、あまり世話をしなくても育つのですが、

乾燥に弱い植物なので、水のあげ方次第で元気を取り戻します。

①水切れ

水が切れないように水をやることで防げます。

例えば、葉っぱや花がついているときに萎れたような感じになってくるのは、

水が不足していることがほとんどです。

特に根っこは乾燥に弱いので、水を切らさないようにして、様子を見ます。

庭に植えたアジサイの乾燥が気になるようなら、マルチングという方法で土の乾燥を防ぐ方法もあります。

腐葉土や藁、ウッドチップなどで根元の地面を覆うと乾燥や急な温度変化、雑草の発生、病害虫の発生予防にもなります。

②根の痛み

根っこが痛んでくると、水分をうまく吸収できないので、枯れる原因になります。

痛む原因は根っこが乾燥しすぎることと、肥料のやりすぎ、または水分が過剰によるものです。

庭に植えたアジサイなら、自然の雨と乾燥する季節には土が乾きすぎないように気を付けながら、時々水をあげます。

鉢植えなら、夏の暑い時期には朝晩、冬で1日1回くらい水をあげるようにします。

鉢を置く場所は午前中は日向、午後は日陰になるようなところなら最適です。

③根詰まり

アジサイが成長して根が伸びてくると鉢の中では根っこが窮屈になります。

庭に植えたアジサイに起こることはほぼありませんが、

鉢植えの場合は成長してくると

鉢の中に根がいっぱいになってくる一方で、土の量が変わらないので、

保持できる水分が少なくなります。

この結果、水切れと同じような状態になって根が傷みます。

この際にはもっと大きな鉢に移してあげるなどしてあげてください。


このようにアジサイが枯れるきっかけになる主な原因は全て水に関係しています。

アジサイに元気がなくなってきた様子は葉っぱや花がついているときなら容易に分かるので、

すぐに対策をとってあげると回復することも多いのです。

◆枯れてきたときの対策

元気がなくなってきたり、枯れてくるのは鉢植えのものがおおいようですが、

その際には次の事を行ってみてください。

・場所を移動する

日が当たりすぎる場所に置いておいたのなら、

日陰に移動させます。

先程も触れましたが、午前に日向、午後に日蔭くらいの場所が一番です。

この際にも土の乾燥に気を付けながら様子を見てください。

庭に植えてあって、日が当たりすぎる場合は遮光ネットなどで日差しを遮ります。

・土の状態をチェックする

水のやり忘れで元気がなくなってきたのなら、土に十分に水分を含ませます。

ひどいときには鉢ごと水を張ったバケツに入れて付けることで十分に土が水分を吸収します。

また、水はけのよすぎる土はすぐに乾いてしまうので、もし可能なら、植え替えを行た方がよいでしょう。

・鉢を植え替える

アジサイが成長してきたのとによる根詰まりが原因なら、

かなり大きめの鉢に土ごと植え替えます。

根を崩さないように、慎重に行います。

水はけに問題のある土なら、このとき足す土を工夫します。

(水はけがよすぎる土に植わっていたら、足す土を水持ちの良い土にするなど)

・水分のチェック

上の様に日照、土の状態、根詰まり、など枯れる原因を全て改善したら、

そのまま、土が乾かない状態に保ちながら、水をあげつつけて様子を見ます。

根がきちんと機能するまで肥料は与えない方が良いと思います。

もし肥料を与えるのなら開花して、十分に回復したと確認できてからにします。


こんな風にしてアジサイの様子を見てください。

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アジサイのサイクル



一見、枯れた様に見えても実は枯れていない、そんな状態のアジサイもあります。

それは、冬の時期です。

アジサイは春3月ごろから新芽が出始めて、6月ごろに花を付けます。

そのあと、秋は葉がしおれて、カサカサになり、やがては全て落ちて枝だけになります。

こうなると見た目は枯れてしまったように見えますが、根が生きている限り、春にはまたはが出てきて花を付けます。

沿道に植えられているアジサイも冬の間は枝だけで殺風景ですが、

春になると緑の葉が枝のところどころに出始めているのを見ることができます。


冬の状態の時には枯れたかどうかを見た目で判断することはできません。

もし、心配なら、先ほどのケアをしながら、春を待ってみてください。

節の部分や新しい芽が出ない場合は枯れてしまっている可能性が高いと言えます。

アジサイの病気



アジサイは比較的病気にかからない木ですが、全く病気にかからないわけではありません。

部位別にアジサイがかかりやすい病気をまとめてみましょう。

◆葉、花がかかる病気

・葉腐病

高温多湿の環境で起こりやすい。

茶色の病変が出来て縮れてくる。

対処:病気にかかったらその枝を切り詰める。

・灰色カビ病

春先に雨や曇りの日が続くと起こることがある。

気温が上昇してくると減ってくる。

対処:病気にかかっている葉っぱやがくを取り除く。

・うどん粉病

よくある白い粉っぽい斑点が葉っぱに出る。

対処:軽いうちなら、食酢を薄めたスプレーで治ることがある。

食酢1mlに対して水350mlで作る。

◆根と茎がかかる病気

・青枯れ病

高温多湿の環境で起こりやすい。

湿度の高い時の急な温度上昇の時などに注意。

葉が青いうちに急に枯れてくる病気。

進行が早く、土壌にまで影響してほかの植物にも感染する。

対処:感染した株の除去

・そうか病

5月から7月にかけて発生する。

茎や葉に小さな紫褐色の斑点ができる。

ひどくなると、葉っぱが縮れて奇形になる。

対処:病気にかかっている部分を取り除く

など、

葉っぱを取るだけの簡単な対処から、株全体に及ぶものまであります。

早めの対処でアジサイが枯れることを防げますので、持っておきたい知識ですね。


今回の事をまとめると

アジサイが枯れる原因は「水」が大切なポイントになる
冬の間は葉もすべて落ちてしまうので枯れているかどうかはわからない。
かかりやすい病気がある。

ということについて紹介しました。

手軽に楽しめるアジサイですが、水やりを忘れず、

枯れてしまわないように育ててください。

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