節分は豆をまくだけではなく、事前に手作りで飾りを作って壁などに飾っておくと
当日の気分も盛り上がります。
今回は高齢者に向いた折り紙を使った節分飾りを紹介します。
折り紙は折るときに指を動かすことも脳に刺激がありますし、折り上がるまでの形の変化を楽しんだりできます。
節分は立春の前の日で、昔は一年の始まりが立春だったので、その前日、つまり大晦日の様なものでした。
新しい年を迎える前に悪いものを鬼として全部追い出してしまいましょうという意味の行事です。
作る飾りも厄払い的な縁起物です。
柊鰯の飾りを作ってみる
都会ではあまり見なくなった節分の飾りに柊に鰯などの頭を刺して玄関に飾るものがあります。
詳しくはこのブログの記事
節分とは、めざしやいわしを飾ることもある?
を参照してください。
柊の葉の棘と鰯の匂いで鬼を撃退するというものですが、これを折り紙で作ってみましょう。
◆材料
完成イメージはこんな感じです。
厚紙
千代紙
和紙
割りばし
折り紙
紐
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◆作り方
①背景を作る
正方形の厚紙に和紙を貼ります。
千代紙を細く切ったものを4本用意します。
各辺に細い千代紙を半分に折ってノリで貼り付けます。
②柊鰯を作る
柊鰯はこの動画を参考に折紙で作ります。
鰯は15センチくらいの大きさの折り紙で、
柊の葉っぱは7.5㎝のものを3枚使用して作ります。
動画がゆっくりと解説してくれているので、止めることなくそのまま作れます。
最後はサインペンで描いておきます。
銀色の折り紙を使用しても雰囲気が出てよいでしょう。
③鬼を作る
鬼は目や鼻をサインペンで描くユーモラスなものと全て折り紙で表現する方法とがあります。
今回はこちらの動画で折りだけですべてを表現するやり方で折ります。
見た目よりもずっと簡単に出来ます。
鬼は赤鬼と青鬼を作っておきますから、赤の折り紙と青、または緑の折り紙を用意しておきましょう。
折り目で開いてしまうようなら少量のノリを付けておくとよいでしょう。
すべて完成したら背景に貼り付けて完成です。
こんな感じになりました。
裏側の上の方に紐をつければ壁などに飾れます。
おたふくと梅の花を作る
今度はモチーフを少し変えておたふくと梅を混ぜてみます。
完成するとこんな感じになります。
使用する材料は先程と同じです。
①おたふくを折る
折り紙でおたふくを折ります。
こちらの動画を参考にしてください。
黒の折り紙を用意して赤と黒のサインペンで顔を仕上げます。
②梅の花を作る
梅の花は折り紙を切って作ります。
参考にする動画はこちらです。
花の大きさは切る位置で自由に変えることができます。
後は背景に貼り付けて完成です。
今回の背景は千代紙をそのまま貼って、模様を活かしています。
応用としては、背景を扇子に変えてみたり工夫します。
最近は扇子は100均でも買えますし、絵の具で塗ったりすれば節分らしい雰囲気も出せます。
完成したイメージはこんな感じです。
節分飾りのモチーフはある程度限られてきますが、組み合わせや背景を工夫するといろいろと変化を楽しめると思います。
折り紙は高齢者にも効果的な素材ですから、この機会に是非楽しんでみてください。
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