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年末年始の過ごし方 赤ちゃんは生活のリズムを崩さない方が良い?

年末年始、家族で過ごしたり、出かけたり、里帰りをしたり、家庭によっていろいろ計画を立てると思います。

大晦日からお正月にかけて、特に普段とは違った生活のリズムになりがちですが、

赤ちゃんなど小さい子供が一緒だととかく気を遣っていまします。

以前勤めていた塾で、お正月休み明けに幼児教室にお子さんを通わせる父兄の方とこのことで話題になりました。

ちょっとした雑談だったのですが、ある月齢を境にして判断が違っているように感じました。

まだ、1歳になっていない小さな赤ちゃんを家族と同じペースで実家に連れていくか、または赤ちゃん最優先で家族もそれに合わせて行動するかという内容でした。

その時にはどちらが正しいなんて言えなかったのですが、(私は幼児教室の先生ではなく、受験担当の講師だったので)ちょっと興味があり、

調べてみました。

今回は赤ちゃんと年末年始の過ごし方のリズムについてのお話です。

専門家が見る年末年始の過ごし方はどうか



特に赤ちゃんが年末年始を過ごすときに気をつけたい点について、

かずえキッズクリニックの川上一恵院長先生が花王のホームページのQ&Aで生活のリズムについて月齢別にポイントを説明してくれています。

そこでは

0から2ヶ月頃は赤ちゃんの欲求のまま生活させる。
この頃はまだ昼と夜の区別がないそうで、睡眠と授乳を繰り返す。

3ヶ月から4ヶ月頃にもまだ、赤ちゃんのペースを守るようにします。
でも、夜中の睡眠の時間が長くなったりして授乳の回数が抜けたり、睡眠のリズムはまだ不規則です。

5ヶ月から6ヶ月頃は昼と夜の区別がはっきりしてくる時期だそうです。
このあたりから昼間起きているときには生活のリズムにメリハリをつけるよう意識するとよいようです。

7か月から8か月頃は夜の睡眠時間が長くなって、一日2回、午前と午後に昼寝をするようなサイクルになるそうです。
この時期には離乳食を決まった時間に食べさせるなど、食事の時間も一定にします。

9ヶ月から11ヶ月頃は1日に3度の食事(離乳食)を習慣づけて、睡眠時間も夜の10時ころから朝の8時くらいまでになるのが理想だそうです。

1歳過ぎからは早寝早起きの習慣を作って生活させることを意識します。
大人の生活習慣で夜更かしの習慣をつけると朝起きられなくなります。

https://www.kao.co.jp/merries/babycare/qa/21/03/を参照しました。

こんなことを回答されています。

年末年始は休みになるととかく夜が遅くなりがちです。

生後間もない赤ちゃんのリズムは時間を意識する必要が少ない反面、赤ちゃんのペースで生活するのでお母さんは目が離せない。

昼と夜の区別がつき始めて食事と睡眠のリズムを作る頃は大切な時期なのでどうしても子供中心の生活になる。

1歳を過ぎてからは規則正しい生活を習慣づける。

ということになりますから、年末年始のイベントや帰省にはどうしても連れていきづらく、子供目線での行動になってしまいます。

幼児教室に子供を通わせるくらいの皆さんなので、皆さん赤ちゃん中心の過ごし方をしたのかと思ったらそうとも言い切れませんでした。

次は実際にご家族がどんな過ごし方をしたかを紹介します。

赤ちゃんのペースで年末年始を過ごした方のお話



Fちゃんのご両親と生後5か月の弟さんの4人家族の例です。

お母さんが出産して退院するまではFちゃんの送り迎えはお父さんがしていました。

お父さんの実家は自宅から電車で二駅、お母さんの実家は車で30分くらいでいつも行き来があります。

どちらのご両親もおじいちゃん、おばあちゃんというにはまだまだ若い方たちです。

このときの年末年始は自宅でゆっくりと過ごすことにしていました。

出掛ける予定は地元の神社に初詣に行くくらい。

このときの過ごし方は

・赤ちゃんを人の集まるところには連れていかない
・授乳している関係で実家にもあまり行きたくない。
・お互いの実家に連れていくのはもう少し我慢する。
・夜はテレビやDVDを見ながら過ごす。

というものでした。

お正月には旦那さんのご両親が1日に、奥さんの実家のご両親が2日に、ともに家に遊にびに来てくれて、

というか面倒を見に来てくれて、初詣も旦那さんとFちゃんで行ってくることが出来ました。

地元の神社は普段は閑散としているのですが、大みそかから新年にかけては多少混雑もするので、これには大助かりだったそうです。

帰宅してからはFちゃんの事も任せて、初売りにもいってきたそうです。

ご両親の助けもあって、割とゆっくりとできて自分たちの時間も楽しめたようですから、甘えられる人がいる時には思いっきり甘えてしまった方が良いのでしょう。

基本的に自宅で過ごすので、昼と夜のリズムを崩さないように注意して出来るだけ、普段の就寝時間と起床時間を守りました。

それでも来客があったり、多少は環境の変化を感じたのか、お昼寝の時には疲れてぐっすりということでした。

お正月は大人でも体調を崩してしまいがちですから、出来るだけ外出をさせず、意識して生活のリズムを保とうとしたのが良かったのでしょう。

次は帰省した例です。

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実家で過ごすために帰省した方のお話



Sちゃんはご両親と1歳の妹の4人家族。

お母さんの実家が京都なので家族で帰省することになりました。

1歳なら授乳も終わって、生活のリズムも大人と同じようなものになっていますが、初めての遠出なのでちょっと不安でした。

ご主人がお正月休みに入る日の夜には車で家を出て、朝早く京都の実家に到着というスケジュールです。

朝早く出て、時間をかけてドライブして、という考えもあったのですが、渋滞に巻き込まれることは確実だし、サービスエリアでの休憩や食事などを考えると赤ちゃんには良いことはありません。

出来るだけ混雑したところは避けたいし、寒さも気になります。

移動の時間をできるだけ短くして、実家でノンビリするのが良いと思ったそうです。

生活のリズムが崩れるということはあまり気にせず、むしろ人見知りが心配だったそうです。

ご両親はときどき遊びに来てくれていますが、奥さんのお兄さん夫婦とその子供も同居しているので、大丈夫かな?と。

気を付けた点は

・服装(寒さ対策)
・夜の外出には同行させない

だったそうですが、以外にも車の中でもよく眠ってくれて、特別に困ったこともなかったようです。

サービスエリアで暖房の利いた車内から外に出る時にはしっかりと帽子を被せたり、余計に上着を着せたりしました。

小さい子供は体温調節があまり上手くないので、特に注意しました、ということでした。

京都市街よりもちょっと奥まった京北にある実家はやはり都心よりも寒い。

30、31日はお正月の準備を手伝いながら市街へ買い物やらいろいろとあわただしく過ぎました。

1歳の次女はというと、以外にも順応力があって、初めての家でも普段通りのペースで過ごし、

泣き始めた時もなぜかお兄さんに抱っこされるとすぎに泣き止むのだそうです。

親戚には一人くらいは赤ちゃんに好かれる人が居るみたいで、最後の方にはほとんど任せっきりで甘えさせてもらったのだとか。

お兄さん夫婦の子供で8歳になるO美ちゃんもお姉さんぶりを発揮してくれて、思いもよらぬ楽が出来たそうです。

年末年始の間には夫婦だけで過ごす時間も半日くらい作ってもらえて、大助かり。

充実した里帰りになりました。

でも、1歳を超えて、授乳も終わっていなかったら、今回の様な帰省は考えなかった、と仰っていました。

実家とはいえ家族以外の人の前ではうっかり行えないし、遠くなので移動時間も気になるところです。

もし公共の交通機関を使うのならなおさら気になりますね。

もし、もっと小さかったら自宅で過ごすことを選択していた、そうです。


こう見てみると、年末年始のを赤ちゃんと一緒に過ごすときには

・子どもは順応力があるので極端に神経質にはなる必要はない

・でも、無理や寒い環境にはあえて連れ出さない

ということになるでしょうか。

この他のお母さんでは、生後1歳未満の子供がいる家庭ではお正月に子供が5ヶ月くらいまでなら家で過ごし、無理な帰省もしない。

子供が9ヶ月以上なら準備をシッカリして帰省したり、初詣にも一緒に連れていく。

という意見が多かったです。

やはり自分の子どもを幼児教室に通わせるくらいの意識を持った親御さんは子供さんの様子を見ながら慎重に判断なさっているな、というのが私の感想でした。

赤ちゃんを連れての旅行という計画を立てた方は私の勤務している間はいらっしゃいませんでした。

帰省するときに赤ちゃんを連れていく場合の判断の参考になるお話しだとおもいます。

同行できる年齢の目安になると思います。

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