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デイサービスで作る8月のカレンダー 作り方とデザイン

デイサービスで毎月作るのがカレンダー。

8月は夏らしい花や風景をあしらってつくります。

既存のシンプルなカレンダーに塗り絵や切り紙、ちぎり絵で楽しくデコレーションします。

作り方は選ぶモチーフによってやりやすいものや難しいものもありますし、利用者の方々の能力の違いによっても変わってきます。

今回は夏、特に8月のモチーフと作り方を紹介します。

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選ぶカレンダーは?



まず、カレンダーの日付の部分を用意します。

100均などでも揃いますので、紙の下半分に日付と曜日のあるものを選んでください。

または、その部分をコピーして職員の方が人数分作ってもよいですが、

1年間通して使うものなので、一人にカレンダーを一つ用意する方が良いと思います。

数字の部分も塗り絵になっているものあって、日付や曜日、平日と祭日などを塗り分けるものもあります。

種類は色々ありますが、数字が大きくて見やすいシンプルなものがお勧めです。

塗り絵で仕上げる8月のカレンダー



指先の訓練や繊細な線を表現しやすいのが鉛筆による塗り絵です。

かわいらしい印象のものやリアルな大人の塗り絵まで好によっても選べます。

塗り絵の原画は各種のフリーの塗り絵サイトのイラスト、

または好みのイラストを塗り絵にしてみたり作り方は様々です。

イラストを塗り絵にする方法はこのブログの

壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る

で紹介していますので作る際の参考にしてください。

色もパステルやクレヨン、色鉛筆など使用するもので印象もがらりと変わります。

◆ひまわりの塗り絵の例

デイサービス 8月 カレンダー1.jpg

ひまわりの塗り絵のイラストを使用しています。

背景は夏空と入道雲、そこにひまわりがたくさん並んでいます。

塗り終わったら、和紙などに「8月」「葉月」などツキを入れたものを貼るか、あらかじめ、原画に入れておきます。

塗り絵はあらかじめカレンダーにぴったりのサイズに大きさを決めて作っておきます。

◆朝顔の塗り絵の例

デイサービス 8月 カレンダー2.jpg

こちらは朝顔です。

色鉛筆で繊細に仕上げていくと引き立つイラストの雰囲気です。

◆縁側の風景の塗り絵

デイサービス 8月 カレンダー7.jpg

夏の午後の縁側の風景です。

蚊取り線香、スイカ、など夕涼みの雰囲気がありますね。

この構図なら、塗り絵以外にも切り紙をつかって仕上げても面白いでしょう。

切り紙にする場合もイラストを型紙にして作ると便利です。

方法はこのブログの記事

壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る

で紹介しています。

千切り絵で仕上げる8月のカレンダー



絵の具以外で、色のグラデーションを付けて作れるのがちぎり絵です。

それに独特の風合いもあって壁にかけた時に和みます。


折り紙や和紙を手で小さくちぎって貼っていくのですが、この方法に適したものは

ズバリ夏野菜です。

ツヤ、曲面、色の変化、影や皺などを表現しやすいです。

同じ色でも微妙に異なるものを貼りあわせることで単調な印象を避けられます。

デイサービス 8月 カレンダー3.jpg

こんな彩の夏野菜も見ていて清涼感があります。

時間をかけて仕上げてください。

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花火をモチーフにしたカレンダー



花火も夏の風物詩です。

花火の作り方はいくつかありますが、このブログの記事

壁面飾り 夏に作る花火のバリエーション

で詳しく紹介しいてますのでその中から最適な方法を選んでください。

主に

折り紙で再現する方法(基本、応用)
折り紙を切って貼る方法
シールを利用する方法
毛糸をつかう方法
スタンプ方式
クレヨンで描く方法

を紹介しています。
デイサービス 8月 カレンダー6.jpg

重なり合った花火や単独で大きく開く花火、いろいろな花火をつくります。

海底をイメージしたカレンダー



海底といっても深海ではなく夏のサンゴ礁と熱帯魚です。

水色にカラフルなイメージを作っていきます。

イラストでは少し複雑な色合いになっていますが、色画用紙や折り紙を切って切り絵で作ると涼しげな仕上がりになります。

サンゴや海底の様子は無料イラストなどから型紙を起して作って置き、

魚を色画用紙を切って自由に作ってもらうのが良いと思います。

すべて作ってもそれほど手間になるわけではないので半日くらいかけて楽しく作業してください。

型紙の起こし方は

壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る

を参考にしてください。

この方法は同じ魚をたくさん作るときに便利で、どんなイラストからも型紙を起せます。

デイサービス 8月 カレンダー5.jpg

夏の風物をイメージしたカレンダー



今度は夏の風物を貼ってみます。

デイサービス 8月 カレンダー4.jpg

このイラストのように

団扇
かき氷
かき氷の旗
金魚

などをあしらいます。

背景の簾は100均などでカレンダーのサイズに合った小さなものを揃えます。

平面的なものではく、立体的なものも貼れるので、

それぞれの風物を折り紙で作ってみたり、

フェルトを切り抜いて作ったものを貼っていきます。

文字などは初めからその形になっているものが手芸店などで売られていますから、それを利用するのも一つの方法です。

ノリでは貼り付けられませんので、手芸用のボンドを使用してフェルト同士を付けて、

出来上がったものはスーパーXなどの多目的ボンドを使用して簾に貼ってください。


毎日見るカレンダーを自分で作ると一日の気分がまた違ってくるものです。

8月のデイサービスの製作の参考にしてください。

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作り方の参考にはこちらの記事
壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る
壁面飾り 夏に作る花火のバリエーション

夏の製作アイデアの参考にはこちらの記事を
7月の壁面飾り 高齢者施設にお勧めの3選
壁面飾り 夏祭りを題材にして部屋に飾れるものを作る
8月の壁面飾り 保育園や施設で楽しむ
貝殻をつかった工作 ランプの作り方
壁面飾りで夏の海を作ってみる 水族館風に








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