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七夕の短冊 保育園で願い事を書く時の年齢別の方法

七夕の時に願い事を書く短冊、保育園でも園児たちの願い事がたくさん笹に飾られますね。

でも、園児たちの願い事を短冊に書くにはいろいろ戸惑いませんか?

年齢的にも平仮名が書ける子供は少ないはず。

多くは先生たちが代わりに書いてあげているのではないでしょうか。

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子供の成長には個人差がありますし、言葉を発する、言葉を話す、きちんとした主語述語を話す、 など家庭の環境や周りに文字や音があるかないかでも大きく違ってきます。

今回は園児の年齢と言葉の発達の目安、短冊を書く時に一番良い方法を各年齢に合わせて考えてみました。

七夕飾りを作ることは結構達者に出来ても、文字を書くのはなかなかハードルが高かったりします。

一つの目安ですが短冊を書いてもらうときの参考にしてみてください。

子どもの年齢別の発達は?



園児の願い事を短冊に書くには言葉を発するかどうかが大きくかかわってきます。

まず、各年齢の子供の様子をおさらいしましょう。

個人差が大きいと思いますから、一応の目安としてとらえてください。

◆1歳前後の子ども

赤ちゃん卒業と言える年齢ですが、発育と発達の個人差が大きくなってくるのもこの頃です。

言葉に関しては

自分にとって最も関心のある言葉を1つか2つ言えるようになってきます。

この言葉は口真似ではなく、意味がわかって発するようになります。

・「パパ」「ママ」「ブーブー」など

◆2歳くらいの子ども

言葉をたくさん覚え始める時期でもあります。

2歳6か月を過ぎるとこの傾向が強まるようです。

2語の文、あるいは3語くらいの文を話し始めます。

親の言った言葉を復唱し始めるのもこの頃です。

また、感情も豊かになって、自己中心から周りの人にも注意を向け始めます。

◆3歳くらいの子ども

指先などいろいろ発達が見られます。

言葉も父親、母親の言った短い文を真似て復唱したりします。

単語だけではなく、主語と述語を含んだ文を真似るようになります。

このくらいの年齢では自分の願いを何となく伝えられる子供も増えてきます。

◆4歳くらいの子ども

自分の意思を伝えられるようになってきます。

自分の名前や年齢、誕生日なども「~です」と語尾につけて文で答えることができるようになってきます。

◆5歳くらいの子ども

5歳くらいになると自分の意思をはっきりと伝えられます。

きちんとした文章で様々な質問にも答えられるようになります。

年齢や誕生日、両親、季節、など身の回りのことの受け答えもしっかりしてきます。

ものを正確に数えたり、簡単な足し算、引き算もできるようになり始めます。


このように見てくると子供の発する言葉から願い事を聞き出す年齢の目安は

3歳位から

となります。

もちろん個人差がありますから、一概には言えないのですが、質問をしながら短冊に書く願いを聞き出すことはできるでしょう。

3歳で平仮名をかける子どもはかなり進んでいる子どもなので、先生たちが願い事を聞いて短冊に書いてあげるようにします。

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年齢別の短冊の作り方



上のことを参考にして七夕の短冊を保育園で作るには次のようにします。

◆年齢が2歳くらいまでの園児の願い事

子どもが願い事を理解しないくらいの年齢ならば、

保護者や保育士の先生が子供の成長などに願うこと

を短冊に書きます。

年齢が特に低かったり、仕草や様子などから好きなもの、なりたいものを探り出せない場合には

園児にこうなってもらいたいと願うことを中心に描いてあげます。



パパとママと一緒に過ごせますように
元気に遊びたい
スプーンをもって食べられますように

風邪をひかないように
プールを頑張る

自分の名前をはっきり言えるようになる
トイレトレーニングを頑張る
かけっこが速くなるように

など、その時に練習している目標や頑張っている事でもよいでしょう。

子どもの願い事なので、園児の言葉っぽくします。

2歳でも3歳に近くなってくると自分の意思を伝えられるようになり始めるので、聞き出せたらそれを書いてあげます。

◆3歳以上の園児の願い事

3歳以上は言葉もはっきりしてくる子供が多くなっているので、園児本人の願い事を聞き出して書いてあげます。

七夕の願いを伝えられる子供はそのまま短冊に言葉を書いてあげましょう。

上手く伝えられない子には、「はい」「いいえ」で答えられる質問をしたりして、好きなものやなりたいものなどを探ってあげます。

絵やイラストを使って聞き出すのもよい方法ですね。

◆ひらがなを書き始めた園児の願い事

平仮名は早い子供で4歳くらいから興味を持ち始めて読めるようになっていきます。

5歳以上になるとお手本を見ながら自分の名前を書いたり、絵を描く延長で楽しみながら自然に覚えるケースもあります。

そんな園児は直筆で描くことに挑戦してもらいましょう。

覚え始めなら、先生が願い事を聞き出して、ホワイトボードなどに平仮名で書いて、それを真似してもらうようにします。

子どもの意思を尊重して、字のうまい下手は関係なく、自分の字で書いた短冊を作ってもらいましょう。

園児の願い事を聞き出すやり方などについてはこのブログの記事

七夕の短冊に書く願い事 3歳児の場合は

でも実例を挙げて紹介していますので、参考にしてみてください。

また、願い事を書く短冊も工作で作る方法

七夕の短冊製作 年長さんがやる工作

七夕飾り 保育園で4歳児が作る意味は?

で紹介しています。

短冊をちょっとアレンジしたり、変わったものにしたいときには参照してみてください。

七夕は夏の楽しいイベントです。

園児の願い事を描いた短冊をたくさん飾って楽しみましょう。

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