卒園式が近づいて壁面飾りを作るときに気球や鳥とともに良く使われるモチーフの一つが
花束です。
卒園には定番の花ですが、卒園する園児の顔を花に貼ってみます。
顔は画像を切り抜いて貼るか、園児たち自ら似顔絵を描いてもらうようにします。
基本的な作り方は変わりませんが、今回は二つのデザインを紹介します。
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花束の壁面飾りのつくりかた
はじめに基本的なつくり方を紹介します。
◆準備するもの
・色画用紙
・折り紙
・リボン
◆作り方
花の中に卒園する園児の顔を入れます。
①はじめに花を作る。
貼ると卒業のイメージから桜を作ります。
折り紙や色画用紙を使ってつくります。
つくり方はこの動画を参考にしてください。
最後の花の中心の模様を切る作業は今回は顔を貼るので必要ありません。
または折り紙で花を作ってその中心に園児の顔を貼る方法もあります。
この動画の花の折り方なら真ん中に園児の顔を貼りやすいです。
桜のイメージではありませんが、園児の作業を楽しんでもらうにはいいでしょう。
卒園間近の年長さんならハサミも上手に使えるでしょうからはじめの切り紙をやってもらってもよいと思います。
花が出来あがったら、次は園児の顔です。
②顔を各背景を作る。
写真なら丸く切った色画用紙に貼ります。
直接花の形に貼ってもよいですが、折り紙で作った場合は、丸く切った色画用紙に貼った方がしっかりします。
クレヨンなどで自分の顔を描く時にはこの色画用紙に描いてもらいます。
③花束をつつむ紙を作る
色画用紙で花束を包む紙の形を切り出します。
④リボンを結ぶ
先ほど作った紙の下側にリボンをちょうちょ結びします。
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⑤小さな花を作る
小さな花を色画用紙や折り紙で切って作り、好みで貼ります。
園児たちの顔の花では少し寂しい時には付け足します。
⑥すべてを貼り合わせる
花束を包む紙の上の部分に花を貼り、花の中心に顔を貼った(描いた)まるい紙を貼ります。
最後に小さな花をつけて出来上がりです。
全員が自分の花束を作ったら背景に貼ります。
背景はシンプルに先生たちが作っておきます。
中心や上の方に「そつえんおめでとう」のもじを入れてその周りに各自の花束を貼ります。
下の方から上に向けて放射状に貼ると園から巣立っていく感じが出せます。
春らしい明るめの背景に貼って園児たちの卒園を祝いましょう。
１つの花束にまとめる
先程は一人一人が花束になっていましたが、全員一緒の一つの花束に貼り方もあります。
特に卒園する人数が多いと、出来上がりも壮観です。
材料も作り方も一人一人の花束と同じ作り方です。
◆用意するもの
背景により大きな模造紙などが必用になります。
リボンも太くて大きな花束をまとめるのにふさわしいものを用意します。
◆作り方
①園児たちが花と顔を作る
花の背景に顔写真を貼ったり、似顔絵を描きます。
②背景を作る
先生達があらかじめ背景を作っておくか、当日作ります。
花束を包む紙の形に色画用紙を上に向けた放射状に切り抜いて模造紙に貼り付けます。
③園児たちの顔を貼る
花に貼った園児たちの顔を貼っていきます。
画像のように上に広がるように貼ります。
「そつえんおめでとう」の文字は上側にスペースを作って入れるか、花束を包む紙に入れます。
アイデアと構図は単純ですが、卒園する園児の人数が多いほど賑やかで華やかな壁面飾りが出来上がります。
卒園を楽しみにしながら園児たちと一緒に作ってみてください。
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