春先に八百屋さんに出回るたけのこ。
保存方法はどうしようか考えます。
というのも我が家ではご近所や親せきから頂くことが多いのですが、
たっぷりいただいた時にはいっぺんに食べられませんからね。
実は市販の瓶を使うと1年くらい保存しておくことができます。
特に冷蔵庫などに入れなくても、冷暗所なら常温で保存可能です。
今回はタケノコの長期保存方法として有効な瓶を使った方法を紹介します。
瓶は手近にあればよいのですが、ないときにはホームセンターや東急ハンズのキッチンコーナー等でそろえます。
まずはたけのこの下ごしらえからです。
たけのこをゆでて下ごしらえする
まず、瓶に詰めるたけのこの下ごしらえをします。
どんな状態でもらったかにもよりますね。
◆皮付きの場合は
たけのこは皮つきで茹でた方が柔らかくなるといわれています。
なんでも、たけのこの皮にはたけのこを柔らかくする成分がはいっているそうで、
皮をむいた時よりもゆで上がりが柔らかくなります。
この際には多少、大きめの鍋が必要になります。
・茹でかた
①外側の硬い皮を2,3枚剥きます。
この際に包丁で垂直に切れ目を入れておくと火の通りも早く、後で剥く時にも便利です。
水できれいに洗っておくことも忘れずに。
②茹でる
米ぬかを一つかみと唐辛子を入れて茹でます。
米のとぎ汁と米一つかみで代用もできます。
これらを入れるとあく抜きが簡単に出来ます。
米ぬかを後で洗い落とす手間を省くにはガーゼなどに包んでおくと便利です。
たけのこがひたひたになるくらいの水に入れて、強火で一度沸騰させます。
次に弱火で小一時間ほど茹でて竹串がと通るくらいの硬さになったら火を止めます。
③一晩おく
そのまま冷めるまで一晩おきます。
④皮をむいて切る
皮をきれいに剥いて、用意した瓶に入るようにカットします。
◆皮をむいたものをゆでる場合
ゆで時間や方法はたいして違いはありません。
鍋は小さめのものでも対応できるので、大きいものがない時にはこちらの方法で。
では茹でたたけのこを瓶に詰めて保存できるようにしましょう。
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たけのこの瓶詰保存のやり方
たけのこは瓶詰にすれば1年くらい保存できます。
そのためにはきちんと準備をしておくことがたいせつです。
◆用意するもの
・瓶(必用な分だけ)
ホームセンターなどでいろいろな大きさが手に入ります。
◆瓶詰の作り方
①瓶を消毒する
一番先にたけのこを入れる瓶を煮沸消毒します。
②たけのこを切る
たけのこを瓶に入る大きさに切ります。
③瓶に水を入れる
たけのこを入れて瓶に水を入れます。
水は瓶一杯に入れます。
次に軽くフタを閉めます。
1回目は軽くです。
④瓶を鍋で煮る
鍋に瓶が半分くらい浸かるように水を入れて中に瓶を立てます。
そのまま30分くらい沸騰させます。
⑤瓶のふたをシッカリ閉める
30分くらい煮たら瓶を取り出してフタをシッカリと閉めます。
熱いのでトング、ゴム手袋などを使用して火傷をしないようにしましょう。
タオルなどを使用すると力が入りやすいのでしっかりと蓋が締まります。
⑥再び煮る
今度は瓶が完全に浸かる量の水の中に入れて30分くらい沸騰させます。
瓶を横にしても大丈夫です。
⑦取り出して冷やす
30分沸騰させたら、お湯から取り出して自然に冷まします。
ポイントは瓶を取り出したらフタを下にした逆さまの状態で冷ますことです。
こうするとフタの接合部が縮んで雑菌が入ることを防ぎます。
水をかけたり冷蔵庫に入れたりせずに自然に冷ましてください。
完全に冷めた時にフタの真ん中がへこんでいれば真空状態が出来ています。
こうすると1年くらいは保存できます。
ある程度の期間がたっても水が濁っていないことを確認できれば殺菌がしっかりできている証拠です。
また、注意点としては瓶は煮沸消毒して再利用できますが、
ふたの部分にはゴムがあるので煮沸するたびに劣化する可能性があります。
ひび割れなどで雑菌が入る可能性もありますから、よく確認してから使ってください。
たけのこをたくさんもらって食べきれないときにはこの方法で保存してみてください。
瓶さえ用意できれば簡単に出来ます。
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