1月はお正月の雰囲気も残り、おめでたいイメージがあります。
壁面飾りもおめでたいモチーフを作りましょう。
高齢者施設やデイサービスでは日頃からいろいろなものを製作をすると思いますが、今回は少し工夫して立体的に作ってみます。
協力して一つの壁面飾りを作る場合もありますが、今回作る壁面飾りは利用者の方が一人一人作って飾るものです。
では早速、始めましょう。
ダルマを乗せた宝船
立体的なダルマを作って宝船にのせます。
七福神の代わりに縁起物のだるまを乗せるわけです。
ダルマを立体的に作るには発布スチロールの球を半分に割って折り紙や色紙を貼って作る方法と
新聞紙を使って作る方法があります。
今回は新聞紙を使って作ってみます。
◆材料
・新聞紙
・花紙
・ノリ
・色画用紙
・筆ペン
・折り紙
・模造紙
など
◆作り方
準備編
まず、職員の方がダルマを貼る背景を作っておきます。
大きめの模造紙に宝船と波を色画用紙などで貼って作ります。
船の上には大きな帆を作っておめでたい言葉を一文字書きます。
今回の例では「宝」です。
ある程度時間がかかりますが、工作の当日までに仕上げておきましょう。
製作編
ではダルマを作ります。
①下地を作る
新聞紙を硬く丸めてダルマの形にします。
後ろ側は平らな机に押し付けて平らにします。
②花紙を貼る
新聞紙にノリを薄めて刷毛で塗ります。
次に赤の花紙を全体に貼ります。
ノリが乾くと結構しっかりした形になります。
③顔や模様を描く
顔の部分を肌色か白の花紙か和紙を貼って作ります。
目の部分も同じ素材で作ります。
模様は
・折り紙等を使って切って作る
・筆ペンなどで描く
方法がありますが、文字など複雑な部分は筆ペン、模様は紙を貼るなど使い分けるとよいでしょう。
予めフォントを用意して金色の折り紙で切り抜いておいたものを貼る方法もあります。
「寿」「福」「幸」「笑」などの文字が縁起が良いですね。
利用者の方の好きな文字を入れてもらってください。
④背景に貼る
ノリが完全に乾いたら、あらかじめ作っておいた背景にダルマを貼ります。
宝船の上の方に貼って完成です。
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おたふくの壁飾り
宝船の壁面飾りは大きな作品になりますけど、今度作るものは小さな個人製作のものです。
飾る時には紐を付けて壁に吊って飾ります。
◆材料
・厚紙
・色紙
・和紙
・花紙
・ノリ
・紐
・筆ペン
◆作り方
①台紙を作る
厚紙を使って台紙を作ります。
自分の好きな形にします。
丸や四角にすると安定がよいでしょう。
左右対称な形がお勧めです。
切り抜いたら、和紙や色紙を貼ってカラフルにします。
複数色合わせても面白いでしょう。
ただしあまり多く使うとゴチャゴチャして纏まりが無くなるので、使い過ぎに注意しましょう。
ノリが乾いたら、おめでたい文字を書きこみます。
おたふくを貼る場所は避けて書きます。
②紐を付ける
色がついた組みひもなどを適当な長さに切って壁から吊るす紐を付けます。
裏面にセロテープで付けます。
③おたふくを作る
縁起物のおたふくの顔を作ります。
画像のように新聞紙を使って作ります。
やり方は先ほどのだるまの作り方と同じです。
まず、新聞紙を固く丸めて顔の輪郭にします。
次に後ろ側を平らな面に押し付けて平らにします。
形が決まったらノリを刷毛で塗って白い花紙を貼ります。
パーツを和紙や色紙から切り出して貼り付けます。
福笑いのように貼っていくと楽しいです。
または、筆ペンを使って髪の毛や顔を描いても個性的になって面白いでしょう。
サインペンは滲んだりすることがあるのであまりお勧めしません。
④台紙におたふくを貼る
ノリで台紙におたふくを貼り付けて完成です。
大きめの顔なら一つ、小さめの顔を作ったのなら2つ貼れます。
出来あがったら利用者皆さんの作品を壁にピンを付けて紐をかけて飾りましょう。
1月の壁面飾りはおめでたいモチーフを台座に作ってよい年を願いましょう。
高齢者施設、デイサービスなどで作るときの参考にしてみてください。
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