年末の大掃除で一番最初に片づけておきたい窓ガラス掃除。
実は新聞紙をつかえば簡単に終わらせることができます。
雑巾を何枚も用意したり専用の洗剤を使わなくても
普通程度の窓ガラスの汚れは落とせてしまいます。
やり方も簡単なので今年の大掃除にはぜひ試してみてください。
ほんの少しのコツさえ知っておけば、経済的に窓ガラスをきれいにすることができます。
窓ガラスが新聞紙できれいになる理由
昔は新聞紙は不用になったらいろいろな場面で使われました。
八百屋さんで野菜を包む包装紙や袋、
屋外のレジャーで気温が下がってきたときに服の下に入れて防寒対策など。
今回は窓ガラスの掃除に使うのですが、逆に汚くなりそうというイメージがあるかもしれません。
汚れ落としに有効な理由は新聞紙の成分にあります。
◆汚れ落としに有効な成分
インク:顔料、樹脂、溶剤、大豆油が主成分
顔料は黒の文字の部分ですが、その他の成分が汚れを溶かし、ツヤを出す効果があります。
紙:油分の吸着、吸湿性が普通の紙よりも優れている。
このため、汚れをふき取るには最適のものとなります。
ですから水を使ってのふき取り掃除には最適と言えます。
また、繊維自体も細かいので、水に浸けて窓ガラスを拭いてもそれほどバラバラにならないのです。
掃除の準備
では掃除を始める準備をしましょう。
◆窓ガラス掃除の日を選ぶ
窓ガラスの掃除を簡単に行うには天気をえらぶ必要があります。
理想的なのは
・湿度の高い日
夜中に雨が降った朝、湿度が高い日は汚れが浮き上がりやすく、落としやすい状態になります。
雨の日は外の掃除をするのが億劫ですし、汚れも落ちたかどうか確認しにくいのであまりお勧めではありません。
窓ガラスの掃除は年末の大掃除のときにすることが多いでしょうから、晴れた日にしなくてはならないかもしれません。
その時には
・霧吹きなどで窓ガラスに水をかけて時間を置く
ことが必要です。
汚れが浮くまでにはそれなりの時間がかかるので、すぐに拭き始めないようにします。
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◆準備するもの
・新聞紙
・ぬるま湯(バケツに入れて用意します)
・ゴム手袋
・塩
手袋は肌が弱い人はインクの成分で手が荒れるかもしれないので用意しておいてください。
塩は落としにくい4隅の角の部分をきれいにするときに使います。
では掃除の仕方です。
新聞紙を使った窓ガラス掃除の手順
①新聞紙を丸める
新聞紙をボール状に丸めておきます。
丸めて状態のものをいくつか用意しておくとよいでしょう。
②外側から掃除する。
丸めた新聞紙をぬるま湯に浸けて窓の外側から拭き始めます。
ジグザグに上から下に向かって磨きます。
天候によって必要な下準備をしてあればそれほど力は必要ありません。
外側からやる理由は室内と屋外では室内の方が暗いので、最初に外をきれいにすれば内側をやるときに磨き残しを見つけやすいのです。
③乾いた新聞紙で水分をとる
満遍なく磨き終わったら、乾いた新聞紙(丸めたもの)を使って上から下に向かって円を描きながら磨きます。
このときに水分をとっていきます。
④4隅の汚れを取る
新聞紙の端を千切って少し水にぬらします。
そして塩を少量付けてこすります。
塩の粒が角や指の届きにくいところにも入り込んでこびりついた埃を取り除いてくれます。
終わったらぬるま湯で濡らした新聞紙で塩分を取り除いて、次に乾いた新聞紙で拭きます。
⑤内側を掃除する
同じ様に窓ガラスの内側を掃除します。
外側と違って、床濡れないようにシートを敷いておくなど部屋に合わせて準備しておきましょう。
普通の家庭の窓ガラス掃除ならこの方法で簡単に済ませることができます。
雑巾だと何回も絞って拭いてを繰り返さないときれいになりませんが、
新聞紙は使用済みですし、使い捨てなので経済的でごみとして処理できますから後片付けも簡単です。
◆ひどい油汚れがある場合
普通の方法で落ちにくい油汚れなどがある時には下準備の段階で汚れが浮きやすいようにしておきます。
中性洗剤を薄めた溶液をバケツに作って、その中に新聞紙を浸します。
その新聞を広げて窓に貼り付けておくことで落ちにくい油汚れが落としやすくなります。
大掃除の時期にはホームセンターなどでいろいろな洗剤やグッズが売られますが、
窓ガラス掃除に新聞紙を使えば簡単に汚れが落とせます。
効果的で経済的なので試してみてください。
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