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クリスマス 高齢者に効果的なゲームとは


クリスマスに高齢者施設で行われるゲームには利用者の方が積極的に参加出来るようにします。

レクリエーションは主に職員の方が利用者の方を楽しませるという感じになり、このブログの記事

クリスマスに高齢者施設で楽しめるレクリエーション

でもデイサービス等で行うレクリエーションを紹介していますが、

今回の記事では利用する高齢者の方々が参加できるゲームを中心に紹介します。

季節ごとのイベントで行われるゲームの効果も併せて紹介したいと思います。

ゲームが高齢者にもたらす効果



まず、はじめにゲームが高齢者にもたらす効果についてです。

クリスマスも一年のうちで大きなイベントですから、職員の方も利用者の方も楽しんで過ごしたいものですが、

何気ないゲームにも意外な効果があります。

◆ゲームを行うことで得られる効果

・考える習慣をつける

ゲームを行うことはルールを理解したり、周りとのコミュニケーションを要求されます。

知らず知らずのうちに脳トレになっています。

強制的に行ったりするのではなく、自ら楽しみながら行うことが効果を生みます。

・充実感や達成感を得られる

何かを成し遂げた時や達成したときの充実感を得られます。

大きな事や難しいことではなくてもクイズや工作、神経衰弱、ババ抜き、クロスワードパズルのようなものでも十分に効果が得られます。

日常の楽しみを作るという感じで頭を使うものを取り入れます。

手先の器用な方々は工作がこれに当たるかもしれません。

季節ごとのイベントでは普段よりもちょっとハードルを高くしてやってもらうのもよいでしょう。

・自発的に動くきっかけになる

レクリエーションやゲームに自分から積極的に参加して見ようという気持ちが出てきます。

季節のイベントごとにやるものの中から気に入ったものが出来ればこのゲームのときにはだれだれがリードしてなど役割を果たすことも出来るようになればより積極的に参加してもらうことができるでしょう。

高齢になると自分から積極的に何かをしたいと思う欲求が弱くなりがちですが、この気持ちを忘れないようにすることが大切です。


クリスマスに行うゲームやレクリエーションもこの役割が非常に大きいものです。

特に積極的に参加するゲームは脳トレにもなっています。

◆ゲームやレクリエーションをするときの注意点

・高齢者の意思を尊重する

例えば、嫌がっているのに無理強いすることはしません。

そんな時には、

なぜ嫌なのか、

体調が悪くないか、

周りの方になじめないのか、

など理由を考えます。

・無理をさせない

身体を動かすものや神経を集中するものなどは無理させないようにほどほどに行います。

休憩を入れる、気分転換するなどの臨機応変の工夫をしましょう。

・楽しんで参加しているか

無理強いになっていないか、参加者が楽しめているかに気を配ってください。

もし、楽しめていないのなら何が原因なのかを考えて、またやりたい、と思ってくれるようなものを次回は考えるようにします。


では、クリスマスに高齢者が楽しめるゲームを紹介しましょう。

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クリスマスに高齢者が楽しめるゲーム



◆ジェスチャーゲーム

職員の方がジェスチャーやパントマイムでなにをやっているかお題を当てます。

・お題の例

①スポーツ

野球、テニス、サッカー、剣道、相撲、サーフィン、チアリーディング、ボクシング、水泳、バスケット、

などの動作を行って、利用者の方に答えてもらいます。

スポーツは分かりやすい動作が多いので比較的簡単です。

②職業

寿司屋、ピアニスト、マッサージ師、大工、医者、占い師、美容師、運転手、サンタクロース

など。

ピアニストとマッサージ師は区別しにくいかもしれませんけど、ちょっとした指の動きの違いで表現してみてください。

クリスマスなのでサンタクロースも大きな荷物やプレゼントを置く動作、煙突に入る動作で表現してみてください。

これもわかりやすいお題が揃っています。

③人の動作

料理、歯磨き、本を読む、電話をする、など。

職業のときの動作と被るものも多いですが、お題を区切って出題する場合は使えます。


◆風船回し

椅子を丸く並べてすわり、音楽や歌に合わせて風船を手渡していくゲームです。

軽い風船は重さのあるものよりも渡しづらかったりするものです。

上半身を動かす、隣の人とのコミュニケーション、リズム感などが要求されます。

クリスマスなので、白い風船をつかったり、雪だるまのように顔を描いたものを使用します。

音楽をかけてもよいし、皆で歌を唄いながらリズムに合わせて回しても面白いですね。

出来れば唄った方がよいでしょうね。

歌は「雪やこんこん」位のリズムが早くもなく、遅くもなく丁度良いのではないでしょうか。

「ジングルベル」では速すぎることが多いですし、「きよしこの夜」ではゆっくりすぎてかえってリズムがとりづらいです。

適度な運動になるゲームです。

◆負けるが勝ちジャンケン

若い人がやっても難しいゲームです。

ジャンケンは普通は勝つことが習慣づいているためになかなかつづけられませんね。

やり方は、二人で向き合って一人が先に手を出します。

その手に負けるようにもう一人が手を出します。

例えば、先にチョキを出したら、チョキに負けるように後からパーを出す

という感じです。

職員の方とこのジャンケンをして利用者の方が買ったら景品を貰えるなどするとよいと思います。

負けた方にも何か差し上げるようにします。


高齢者の方々には最適な脳トレと言えます。

◆中身は何かな?

袋の中身を片手の指先の感覚だけで当ててもらいます。

ダンボール箱の一面をくり抜いて透明の板を貼り付けてやっている本人以外には中が見えるようにしておくと盛り上がります。

箱を用意できないときは大きめの袋の片面をセロハンや透明のフィルムなどにしてもよいでしょう。

中味は野菜や果物、フィギュアなどいろいろ工夫します。

◆ジェンガ

長方形に積み上げられたブロックの一つを抜いて上に積み上げていくゲームです。

市販されているものも多くあるのでご存知の方も多いと思います。

大きめのものを用意してチーム対抗でやったりすると盛り上がります。

クリスマスカラーにしたいところですが、ゲームに支障がないように包装紙を巻いたり、色を塗ったりするのは結構難しいのでそのまま使うのがお勧めです。

周りで盛り上げたりアドバイスをする職員の方々がサンタやトナカイの仮装をしたりして雰囲気づくりをしましょう。

これも考える力が必要ですし、ドキドキ感も伴いますから盛り上がります。


高齢者の方が参加して楽しめるゲームはほかにもあると思いますが、食べ物を使ったものや食べたりするものは誤嚥の危険があるので避けるようにしましょう。

例えば二人羽織や目隠しで口に運ばれた食べ物が何か当てるゲームなどは職員の方が高齢者の方を楽しませる余興として取り入れるようにします。

クリスマスに行うゲームは脳トレにもなって利用者全員が楽しめることが大切です。

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