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年賀状に一言加える添え書き 取引先宛ての場合は

年賀状はパソコンで作ったり印刷されたものが主流になっています。

会社が取引先に送る時には特にその傾向が強まっていますが、

一言、手書きの言葉があると見た時に何かほっとした感じになります。

添え書きを書くことで事務的な印象にならずに済みますし、印象もアップします。

今回は年賀状を取引先に送るときの基本と添え書きの例文について紹介します。

小さなお店がお客さん宛に出す時の例も採りあげますので参考にしてください。

取り引き先とは



取引先というと、

会社同士のお付き合い

会社と個人、

個人と個人、

が思いつきます。

会社と会社は一番イメージしやすいものですけど、

会社と個人は小さな街のお店でも法人化しているところとそこで買い物をするお客さん、

例えば法人化している美容室とそこのお客さんさんやネット通販で良く利用してくれるお客さん宛にお店が出す年賀状の事を指します。

主に常連さん、固定客になる間柄の場合です。

個人と個人は個人経営のお店とお客さんの間柄です。

ネット通販や釣り船、民宿等を利用したときなど住所を記載すると思いますが、またお客さんに来てほしい場合にも良く年賀状が送られます。

個人商店と常連さんの間でも良くやり取りがありますね。

◆年賀状を出すメリットは

・会社間の取引

会社間では重要なコミュニケーションツールになります。

送らなくても大きな問題にはなりませんが、年賀状でよい印象を与えておくと以後の取引がやりやすくなることもしばしばです。

会社の定型の年賀状に手書きで一言添えて送ると受け取った先方も嬉しさがわいてくるでしょう。

先方の部署の方や個人に宛てたものなら人脈作りにも役立つはずです。

・お店とお客さん

美容室、飲食店、ネット通販、個人商店などは年賀状が次の利用につながる販促のツールになります。

あからさまなものは避けた方がよいですが、多少のセールの情報なども入れてあることも多いですね。

もし、相手先が喪中の場合の対応方法はこのブログの記事

喪中はがきを出す範囲は 会社に喪中はあるのか

で詳しく扱っていますのでそちらを参照してみてください。

この手の年賀状の相手は取引先(お客さん)という意識のもとで出すことがほとんどなので

形式もそれなりに配慮したものが必要です。

会社間のやり取りではなおさらですね。


では、年賀状の基本的なマナーから確認していきましょう。

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年賀状の基本的なルール



年賀状の基本的な部分のおさらいです。

◆構成

基本的なものをまず見てきましょう。



謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中は大変お世話になり ありがとうございました

今年もご指導のほどよろしくお願いいたします

皆様のご多幸と護憲所を心よりお祈り申し上げます

平成○○年 元旦


この例では

最初に賀詞

次にお世話になったことに対するお礼

今年も変わらぬお付き合いをお願いする言葉

相手の事を気遣う言葉

年号、干支、日付


という構成になっています。

多少のアレンジを加えるのもよいですが、冒頭の賀詞の挨拶は必須です。

◆年賀状の言葉遣い

・忌み言葉を避ける

不吉なことを連想させる言葉を使わない

「去る」「離れる」「切れる」「落ちる」「離れる」「終わる」

等は避けるようにします。

年賀状で使いがちなものは

「去年」という言葉ですね。

例文では「旧年」としています。

「昨年」でも問題ありません。

・句読点をつかわない

例文でもそうですが普通の文章のように「、」「。」を使いません。

文字が続いて読みにくいと思われたら、少し間隔をあけるなどして読みやすくなる工夫をします。

◆元旦に届くようにする

個人の場合と違って仕事関係の年賀状は必ず元旦に届くようにします。

早めの準備が鉄則です。

すこしでも時期を外すと失礼な印象を与えるのでかえってマイナスになります。

◆宛名に注意する

会社宛てにするか個人宛にするかで宛名の書き方が違ってきます。

これも間違うと失礼にあたるので注意です。

会社宛て:御中

個人宛て:様

とします。



○○株式会社 御中
○○株式会社 第一営業部 御中
株式会社○○ 土門 優斗 様
株式会社○○ 代表取締役 土門 優斗 様

こんな感じです。

また、株式会社、有限会社を(株)、(有)と省略するのはNGです。

先方に送る際にはこれらのことに気を付けてください。

取引先への年賀状の添え書き



取引先に送る年賀状の添え書きの例文です。

◆会社同士の場合

今年も皆様のお役に立てるよう 一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります

本年も社員一同さらなる努力をもって 皆様のお役に立てるよう頑張る所存です

本年も変らぬ御愛願のほど心よりお願いの申し上げます

御社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます

貴社の益々の発展をお祈り申し上げます

先ほどの例文に組み合わせるとすると


謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中は大変お世話になり ありがとうございました

今年もご指導のほどよろしくお願いいたします

皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます

平成○○年 元旦


という内容ですから

①か②がふさわしいと思います。

手書きの添え書きですから、あとから付け加えることになります。

内容的に既に印字されているものと被る内容は避けます。

④は内容と重複しますから避けましょう。

◆お店と顧客の場合

○○様 ご来店お待ちしております

本年も皆様のご要望にお応えできるよう一層努力してまいります

スタッフ一同 皆様のご来店をお待ちしております

○○様 ご利用お待ちしております。




あけましておめでとうございます

旧年中のご愛願ありがとうございました

新年は元日よりセールを開催いたします

本年も変わらぬよお引き立てをよろしくお願いします

平成○○年 元旦


この例文には①~③のどれを組み合わせてもよいでしょう。

特にお客さんに宛てた年賀状の場合は

○○様、と名前を入れると好印象です。

お客様一人一人に対しての気遣いが感じられるものはもらってうれしいものです。


印字されただけの年賀状に事務的な印象を受ける人は多いものです。

取引先にも一言添え書きを手書きすることで温かみのある年賀状にガラッと変わります。

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