甘酒は大きく分けて2種類、酒粕と米麹を使ったものです。
今回は手軽に作れる方法ということで、米麹と炊飯器を使用する方法を紹介します。
ポイントはもち米を使用すること。
以前にもこのブログの記事
甘酒 米麹と酒粕の効果の違いと作り方
甘酒の効果は酒粕で引き出す 砂糖なしでも甘味を付ける方法
で酒粕の甘酒と米麹の甘酒の作り方とその効果とともに紹介しましたが、
今回はより簡単に作る方法です。
炊飯器を使った簡単な方法
はじめは一番簡単で基本的な方法からです。
◆材料
・もち米:1合
・乾燥米麹:100グラム
・塩:小さじ1/2
◆作り方
①炊飯器にもち米を入れて水を1.5合の満たします。
②炊く
普通の白米を炊く時の設定で炊きます。
③混ぜる
炊き上がったら温度が60度になるまで冷ましながら混ぜます。
温度をシッカリと図りながら行うので温度計を準備しておいてください。
④米麹と塩を入れる
60度まで下がったら、米麹と塩を入れてよく混ぜます。
⑤保温する
温度が55度くらいまで下がってきたら、ふたを開けたまま布巾をかぶせて保温のスイッチを押します。
そのまま6時間くらい放置します。
⑥完成
6時間くらい経って、発酵が進んだらよく混ぜて滑らかにして出来上がりです。
混ぜにくい時には少しずつ水を足して滑らかにします。
このまま飲んでも、ショウガを少し加えてもおいしくいただけます。
温度管理をシッカリとする必要があるので温度計を準備してから取り掛かってくださいね。
では今度は炊飯器を使用しない方法を紹介します。
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炊飯器を使用しないで甘酒を作る方法
米麹を使用して炊飯器なしで作ります。
炊飯器を使用した状態と同じ環境ならば甘酒ができます。
◆材料
・もち米:1合
・米麹:140グラム
◆作り方
①もち米をみずに浸ける
下ごしらえとしてもち米を400㏄の水に浸けておきます。
時間は30分くらいです。
②おかゆを作る
次にレンジに10分かけてお粥にします。
様子を見ながら時間を加減してください。
③冷ます
お粥が出来たら水を少しずつ加えながら温度が60度くらいになるように下げます。
④米麹を入れる
用意した米麹を入れて混ぜます。
良く混ざったらジップロックなどの密閉できる袋に入れます。
⑤保温用のお湯を沸かす
鍋にお湯を沸かし60度くらいにします。
60度になったら④で袋に入れたものを浸けます。
そこに鍋帽子かバスタオル等を巻いて保温します。
そのまま4時間待ちます。
⑥もう一度保温する
4時間経ったら、お湯をもう一度温め直して60度にします。
同じ様にさらに4時間保温します。
⑦完成
保温が終わって味見をします。
甘く、柔らかくなっていたら出来上がりです。
ここでも使っているのは乾燥米麹です。
温度が大切になりますから温度計の準備も忘れずに。
もち米を使用せずに作る甘酒
今度はもち米を使用しないで作る方法です。
これには炊飯器を使いますが、米麹だけを使用するので甘酒の甘味がさらに強まります。
◆材料
・米麹:生のもの250グラム
・水
◆作り方
①炊飯器に米麹と水を入れます。
米麹は生のもの、水の量は250㏄です。
水を入れたらよく混ぜておきます。
②保温する
炊飯器のふたを空けたまま、布巾をかぶせます。
布巾はあらかじめ濡らしておいてください。
ふたをせずにそのまま保温のボタンを押してください。
間違えて炊飯のボタンを押さないようにしてください。
③発酵させる
保温のまま4時間待ちます。
ときどきかき混ぜると米麹が均一に発酵します。
④さらに保温する
さらにそのまま4時間保温します。
これでかき混ぜたら甘みがだいぶ強くなっているはず。
米麹だけで甘酒が完成です。
生の米麹が手に入ったらこの方法を試してみてください。
冷凍の米麹は完全に解凍してから使用します。
お粥やもち米を混ぜて作った甘酒と飲み比べると甘みが強くて麹の風味を味わえるはずです。
今回取り上げた米麹を使った甘酒の作り方は手元にあるものと買い足す材料によっても作り分けてみてください。
買い足すものが少ないほど経済的です。
甘酒は炊飯器を使うと手軽に作ることができますが、やはり米麹を発酵させる時間が必要です。
それなりに根気がいりますから、十分に時間をとって作ってみてください。
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