甘酒は最近色々と効果があることが知られて人気の飲み物ですね。
その効果をもたらすものが酒粕。
ただ、砂糖なしでは甘い味にならないので甘酒の雰囲気が味わえないという意見も多いです。
美容効果もあることから女性にも人気があるのですが、味を調えるために砂糖や甘味料を入れるとカロリーが気になってしまいます。
今回は甘酒の知られている良い効果と甘みを失わずに酒粕を使って作る方法を紹介します。
甘酒の効果いろいろ
甘酒を飲むとこんな効果があります。
・栄養豊富
アミノ酸、ビタミンB、食物繊維、酵素がたっぷり
ビタミンB群は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)促してくれると同時に美白効果も期待できます。
トリアシルグリセロールという成分がシミの原因になるメラニン色素を抑制してくれます。
セラミドは肌の保湿効果を高めてくれます。
プロリンはコラーゲンを作る成分で肌の弾力を保ってくれます。
・脂肪、コレステロールの排出効果
たんぱく質の一種レジスタントプロテインという物質が脂肪とコレステロールの排出をしてくれます。
レジスタントプロテインは消化されにくく、小腸内まで届きます。
そこで脂質とコレステロールを吸着してそのまま便として体外に排出してくれます。
また、これにより便に脂質が増えると排便しやすくなり、便秘の解消にもつながります。
甘酒の効果を出すには
甘酒は大きく分けると2種類
酒粕を使用したもの
と
米麹を使用したもの
になります。
元から甘みがあるのは米麹を使用したものです。
これはお米のでんぷんの甘味で特に砂糖などを使用しなくても自然な甘みがついています。
上に挙げた効果を期待するなら酒粕を使用したものを飲みたいですね。
でも、酒粕を使用したものは甘酒の甘味を砂糖やはちみつなどの甘味料を使用して付けています。
美容効果を期待して飲む人には砂糖やはちみつを加えるのは抵抗のあるものです。
せっかく効果のある酒粕の甘酒を飲むのに糖分と余分なカロリーが入ってしまっては意味がありませんね。
そこで砂糖を加えず、甘みと酒粕の効果を両立させた方法が考え出されました。
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効果的で甘い甘酒の作り方
酒粕の甘酒の効果を損なわずに甘みを付ける方法、
それは希釈するタイプの米麹の甘酒を使用すること
です。
甘みを付けるときに使用する砂糖などが気になるのですから、
これをつかわずに甘みを自然につけるのがこの方法です。
希釈タイプの甘酒はスーパーでも売っているのでそれを利用します。
ではつくり方を紹介します。
◆材料
・希釈タイプの米麹甘酒
・酒粕
・水
基本的にこれだけで作れます。
希釈タイプはもちろん砂糖などが入っていないことを確認してから購入してください。
酒粕は酒屋さんかスーパー、ネットなどで手に入るようになっていますが、これも砂糖などの添加物がないもの探してください。
この点はとても大切です。
作る分量にもよりますが、
仮に500ml作るとすると
希釈タイプの米麹甘酒:120グラムから130グラム
酒粕:70グラムから80グラム
水:約500ml
では作ってみましょう。
◆作り方
①鍋に水を入れて火にかけます。
②酒粕を入れる
火にかけた鍋に酒粕を入れて溶かします。
酒粕はみそ汁を作る時に使う濾し器を使うと溶けやすくなります。
もしない時には泡立て器を使うなどして酒粕がダマにならないようにします。
③米麹の甘酒を入れる
アルコール分が飛んだのを見計らって、泡立て器で混ぜながら希釈タイプの米麹甘酒を入れます。
味が濃いと感じる時には水を少しずつ加えて味を調えます。
④沸騰直前で火を止める
火は沸騰寸前で止めます。
これで出来上がりです。
砂糖を使用しなくても甘みがしっかりと付いているはずです。
冷めると多少とろみが出てきます。
体を温めるたいときにはショウガをおろして火を止める前に入れるとよいでしょう。
美容効果のある酒粕の甘酒、砂糖を使わずに作ることでカロリーを抑えられます。
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