子供たちが楽しみ人している保育園のクリスマス会。
お母さんたちは着ていく服装に悩みます。
保育園では毎月、お知らせやお便りとしてその月の行事予定や注意事項をお知らせしますし、
クリスマスのような特別なイベントの時には事前のお知らせも作られます。
なので迷う必要はないのかと思っていましたが、意外と服装については伝えられず、暗黙の了解になっている園もあるようです。
幼児教室を併設していた塾の講師時代に結構この手の相談がありまして、
その時のことを中心にいくつかのケースを紹介したいと思います。
クリスマス会のタイプによって服装も違う
保育園や幼稚園で行うクリスマス会は園によって雰囲気も違いますし、保護者の方々の参加する意味も違っているようです。
クリスマス会は
・園児たちの日ごろの練習や成長を発表する場
・保護者、先生が一緒に作り上げる参加型の場
に大きく分かれます。
これはその園のクリスマス会のとらえ方や伝統によって違ってきますから、自分の子供の通っている保育園、幼稚園がどちらなのかを大まかにつかんでおく必要があります。
ママ友、先輩のお母さん、保育士の先生などに聞くことも大切です。
クリスマス会を発表の場と考える園の場合は準備の段階で保護者が手伝うことがあっても、先生たちが当日は司会進行を行って、保護者の方々はゲストととして招かれます。
一緒に作り上げるクリスマス会の場合は準備から当日の裏方まで保護者の方がかなり手伝うことも多いようで、スタッフの一人という感じになります。
この辺は自分が役員であったり、担当したことによっても大きく違ってきます。
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きれいな服装で参加するとき
お母さんたちが比較的きれいに着飾って参加する場合は
保育園がクリスマス会を保護者の方々への発表の場と考える場合です。
このケースの場合にはお母さんたちは基本、子供たちの練習してきた成果を見るだけなので、
出し物のお手伝い、自分の子供の世話、その他クリスマス会の雑用
をしません。
ですから服が汚れたり乱れたりする心配がありません。
特に園からのお知らせに書いていない場合は、回りのお母さんたちに聞いてみたり、先輩のママ友に聞いてみましょう。
当日のお手伝いの有無、みんながどんな服装で行くのかを確認します。
園にそれとなく、当日何かお手伝いすることがあるかどうか、を聞いてみます。
前年のクリスマス会の集合写真などがあれば一目瞭然ですね。
着飾るといっても、周りから浮きすぎず、派手になりすぎず無いように注意しながら工夫をします。
一番多くみられるのは、入学式ほど張り切らず、パーティーほど派手にせず、といった感じです。
アクセサリーも当日、回りの方が付けていなければ外してもアンバランスにならないような服装を用意すれば慌てませんね。
まとめると
・回りと比べて浮きすぎない
・アクセサリーは当日でも調節可能なものを
を基準に普段より少し張り切る感じがおすすめです。
また、当日は椅子に座れるか、それとも床に座るのかも確認します。
それによってパンツスタイルにするのか、スカートにするのか、スカートなら丈はどのくらいかを決める目安になります。
動きやすい服装が求められるとき
保護者の方たちのお手伝いが多いクリスマス会では動きやすい服装が求められます。
園によっては
「クリスマス会はお子さまといっしょにご参加いただきます。動きやすい服装でお越し下さい。」
とお知らせで伝えてくる場合も多いです。
会の進行、裏方、飾りつけ、準備、片付け、などさまざまに動き回って大忙しになることもあります。
ですから、乱れが気になるような恰好や、歩きにくかったりするものはNGです。
でも、普段よりはちょっとはおしゃれに、という方も多く、
・パンツ、シャツの組み合わせ、デニムやシャツの組み合わせ
・カーディガンやロング丈のニットで腰回りもカバー
などラフになりすぎないカジュアルな感じを好んでいました。
最近ではユニクロなどでシンプルなコーディネートができたり、チラシでモデルさんが着用しているコーディネートも良い参考になります。
手伝う頻度にもよりますが、基本スカートは裾が気になると思うので避けるほうが良いでしょう。
作業の時に男性の保育士の視線を集めてしまったり、ほかの保護者の方からもひんしゅくをかってしまいがちです。
子供の世話をする場合にNGな服は
クリスマス会に参加していろいろな準備をする以外に子供の世話をしたり、園児の誘導をしたりするときに気を付けなければいけない服装についてです。
これは一応、保育士の先生の間での約束事なのですが、保護者の方の服装にも当てはまることなので確認のために紹介しておきます。
◆フード付きの服を着ない
頭にかぶるフードがついたものは着ないようにします。
なぜかというと、
子供が不意にフードに何かを入れたり、手を突っ込んだりする可能性があるから、
です。
特に子供の誘導を任されていたり、出番待ちの時に不意に子供が手を入れたりして、立ち上がろうとしたときに後ろに転倒、なんて可能性もあります。
悪くすると自分だけではなく、子供が下敷きになったりして危険です。
それに、自分の目の届かない後ろについているので何かに引っかかったりして、怪我をする可能性があるからです。
万が一の事故を防ぐためにもフード付きの服を着るのは避けましょう。
◆爪、アクセサリーを付けない。
手伝いの多い時には怪我の元です。
派手なネイル、長い爪は自分もほかの人にもけがを負わせる可能性が高いので、厳禁です。
アクセサリーもペンダントなど首回りにフィットしたものならそれほど邪魔にならないし、ほかの人にもあたる可能性もないので許容範囲かもしれませんが、
鎖の長いものや、大きな指輪はつけないようにします。
これも怪我のリスクが高くなります。
クリスマス会の服装は回りから情報を得て子供の通っている保育園、幼稚園の習慣に合わせて決めます。
当日の役割は園によって、担当によっても様々です。
ほんの少しのおしゃれを加味しつつ、会がスムースに進行できるように決めてください。
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