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保育園のクリスマス会の劇 園児たちが演じるために

どの保育園でも行われるクリスマス会。

いろいろな出し物がある中で劇は園児たちにも保護者にも一番人気です。

劇というと先生方がクリスマスにちなんだものを披露したり、保護者の方々が練習して当日披露したりすることが多いと思います。

このブログの記事

幼稚園 クリスマスの出し物 園児 保護者 保育士の場合

でもおすすめの出し物をいくつか紹介しましたが、今回は園児たちが参加して披露するものを紹介します。

保育園に通う年齢は様々ですが、小さい子でもちょっとした工夫で楽しく劇に参加できます。

適切な配役と劇の形式の工夫をすればそれほど難しくないでしょう。

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園児たちが参加できるためには



普通の演劇はそれぞれに配役があって、セリフや登場場面など覚えることもいっぱいあります。

練習にも時間をかけないといけないし、特に年少さんはうまくできるかどうか不安ですね。

実際に保育園で園児たちが行う劇は各クラスごとの少人数の出し物として行われるものが多く、

ストーリーも複雑なものはありません。

その特徴は

・短くて分かりやすいお話
・衣装もお面など簡単なもの
・先生たちのサポートがある
・人数も少なめ

です。

よく行われる劇の種類としては普通の劇、人形劇、ペープサートがあります。

普通の劇はお面や衣装などを用意して園児自身が演じるもの

人形劇は指人形や手を入れる人形を使用して行うもの

ペープサートはなじみのない名前ですが、この画像のように紙で人形を作って劇を行う方法です。

20101201_1472220.jpg
出典:http://blog.yutakayouchien.com/?eid=807942

これは「3匹の子豚ですが」表と裏で表情を変えたりすると場面のふんいきがうまく演出できます。

この方法は最近人気が出ていて、人形をクリスマス制作として作っても楽しめます。

これから紹介する例はどの方法でも行えますが、用意できる舞台の規模などによってどれを行うか決めてください。

普通程度の広さの教室があれば、好みのものを行えます。

では保育園の園児たちが行う劇の具体例です。

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おおきなかぶ



ハロウィンでもよく行われる劇です。

クリスマスという題材にこだわらなくても普段の「~ごっこ」の延長で園児たちが楽しめそうなものを選ぶほうが練習もしやすいですよ。

◆お話

お爺さんが畑をたがやしてかぶの種をまきました。

「大きなかぶになれ、大きな大きなかぶになれ」と願いを込めて育てるとやがて大きなかぶに育ちます。

お爺さんがかぶを抜こうとすると、かぶは抜けません。

そこでおばあさんを呼んできて一緒に引っ張っても抜けません。

おばあさんは孫娘を呼んできて3人一緒に引っ張っても抜けません。

孫娘は犬を呼んできて、4人一緒に引っ張っても抜けません。

犬が猫を呼んできて、5人一緒に引っ張っても抜けません。

猫はネズミを呼んできて、6人で一緒に引っ張っても抜けません。

お爺さんは「よーし、もう一回」と力を合わせてみんなでかぶをひっぱりました。

そして、とうとうかぶは抜けました。

「あぁ、やったあ! ぬけた、ぬけた!」「ぬけたあ! ははは、やった、やった…。」

みんなはおおよろこびでかぶを運んでいきました。


というお話です。

ストーリーもシンプルで分かりやすいですね。

◆やり方の例

・配役

保育士の先生がお爺さん、おばあさん役をやります。

特に年少さんかそれ以下の年齢の園児たちとやる場合は劇の役をやりながら園児たちをナビゲートしてあげます。

園児たちが、孫娘、犬、猫、ネズミのお面をつけてそれぞれの役をやります。

園児の数が多い時には孫の数をふやしたり、ほかの動物を加えてもよいと思います。

・演出

まず、初めにお爺さん役の先生が登場して株を抜こうとします。

次いで、おばあさん役を呼んで一緒に抜きます。

そして、おばあさん役の先生が孫役の園児をよんできて一緒に引っ張ります。

今度は孫役の園児が、犬役の園児を連れてきて一緒に引っ張ります。

この繰り返しです。

セリフの掛け声は「うんとこどっこいしょ!」など工夫して考えます。

園児たちの動作は、一緒に引っ張る、次の園児を呼んでくる、一緒に引っ張る、となります。

最後はかぶを抜いて喜んで家に持ち帰ります。

この時のセリフも工夫して考えます。

みんなで「バンザーイ」と両手を挙げてもいいし、一人ひとりセリフを付け加えてもいいですね。


園児たちが迷ったりしたら、おじいさん役、おばあさん役の先生がアドリブ的に導いてあげます。

コツは、厳密に劇という感じではなく、ごっこ遊びのように楽しむとよいと思います。

◆人形劇、ペープサートの場合

演出方法やナビゲートの方法は普通の劇と同じですが、

園児たちの表情が見えるようにして行います。

普通は人形だけが見えるようにするのですけれど、ここは園児たちが主役なので見学するお母さんたちにも顔がよく見えるようにします。

生き生きとした表情が見えるよう、人形劇、ペープサート用の特別な舞台はなくてもよいかもしれません。

そのほかの物語



そのほか保育園でよく行われるものを紹介します。

◆「ちびころおにぎり はじめてのおかいもの」

お母さんにはじめてのおつかいを頼まれましたちびころおにぎり。

りんごとのりを買いにスーパーにやってきました。

スーパーの中はいろんな食べ物がいっぱいです。

というお話です。

◆「アリババとらいおんとうぞく」

カシムとアリババという兄弟がいました。

 兄のカシムはお金持ちで、弟のアリババは貧乏(びんぼう)な木こりです。

 ある日、アリババがロバを連れて森へ行くと、たくさんの馬の足音が聞こえてきました。

 見ると馬に乗った男たちが、近づいてきます。

 アリババはロバを連れて、あわてて物かげにかくれました。

 その中の親分(おやぶん)が、岩の前に立って言いました。

「ひらけ、ゴマ!」

 すると大きな岩が、スーと開きます。

 男たちはほら穴の中に入ると、持っていた荷物を置いてまた出てきました。

「とじろ、ゴマ!」

 親分がさけぶと、岩はスーと閉じました

 男たちは馬に乗ると、走り去って行きました。

「これはすごい、魔法(まほう)の呪文(じゅもん)で岩が動くんだ」

 アリババは、さっそくまねをしてみました。

「ひらけ、ゴマ!」

 さっきと同じ様に、岩がスーと開きました。

 ほら穴に入ったアリババは宝の山をみつけます。

 アリババは金貨(きんか)をロバにつむと、急いで家に帰りました。

続く


というお話。

これも有名ですね。

このあと、アリババから宝のことを聞いた兄が洞窟に行って盗賊たちに見つかって殺されてしまうというお話が続きます。


◆「3びきのやぎのがらがらどん」

ノルウェーの昔話です。

「がらがらどん」という名前の小さい山羊、中くらいの山羊、大きな山羊が草を求めて山を目指すお話です。

途中にかかる橋の下には醜いトロールといいう生き物がいて、大声で「おまえを飲み込んでやる」と脅してきます。

いちばん先に来た小さな山羊は「後から大きな山羊が来るから」と言ってトロールに見逃してもらい橋を渡ります。

続いて来た中くらいの山羊も同じように言って橋を渡ります。

最後に来た大きな山羊は脅してくるトロールに立ち向かってやっつけます。

そして、無事に山へ行った山羊たちは、丸々と太って帰って来ました。


ちょっと雰囲気が違いますが、山羊の頭数を増やせば人数が増えても大丈夫ですよ。


どのお話も絵本が発売されていますから、もともとのお話を参考にセリフを考えたり、長さを調整してみてください。

先生が役で劇に入らないなら、ナレーターとしてサポートしてあげます。

◆クリスマスにちなんだ劇にするなら

サンタさんが煙突から入ってきて、寝ている子供たちにプレゼントを置いて、帰っていくというお話にして、

先生がサンタさん、園児たちが寝たふりをして、起きてプレゼントに気づくという感じにしたりします。

実際にプレゼントを開けた時の反応はリアルな反応をしてもらいます。



園児たちが参加する劇は「~ごっこ」の延長という感覚で練習も本番も行うのがコツです。

楽しんでクリスマス会の劇を披露してもらいましょう。

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