9月は保育園でも十五夜のお月見を楽しみます。
おやつに団子を食べたり、するだけではなくて
色々な出し物をやってお月見について楽しく学ぶところも多くあります。
今回は保育園で十五夜にやるお月見の出し物を中心にお話します。
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お月見のプログラムの一例
十五夜のお月見に保育園や幼稚園が行う事の一例をあげてみます。
主にお月見の意味と日本の古くからの風習を知ってもらう意味があります。
◆プログラムの例
・十五夜の簡単な説明
・園児たちの出し物
・先生たちの出し物
・お月見クイズ
・お団子づくり
・お月見
こんな感じで楽しんでみましょう。
ではそれぞれの具体的な内容についてです。
お月見の出し物あれこれ
ではプログラムに挙げた出し物とその意味についてです。
◆十五夜とお月見の簡単な説明
園児たちにわかりやすく、大まかに説明します。
導入の部分になります。
例えば
十五夜とは:
一年の中で一番きれいな満月が見られる日だよ。
何でお団子を食べるの:
秋にたくさん食べ物がとれたお礼にお月様にお供えするためだよ。
ススキを飾るのはなぜ:
神様に来てもらうためと悪いことが起こらないようにするためだよ。
こんな感じで説明してあげるとよいでしょう。
実りと食べ物への感謝の意味を分かりやすく伝えてあげます。
◆先生側の知識
保育士の先生は次の様な知識を持っておきましょう。
子どもからの質問が出た時に戸惑うことなく相応しい答えを見つけられます。
・十五夜
旧暦の8月15日の満月の夜。
新暦では9月の中旬から10月の中旬くらいです。
年によって違います。
・十五夜の別称
中秋の名月、芋の名月
・十五夜の意味
作物が月の満ち欠けとともに成長し、豊かに実ったため、秋に収穫できることに感謝する。
特に豊かな穀物の実りに感謝する意味があります。
最初は簡単に園児たちに説明することから始めます。
◆園児たちの出し物
出し物というよりも友達同士でお月様にちなんだ遊び歌をしたり踊ったりします。
先生と一緒に楽しめるものでもよいでしょう。
一例として
じゅうごやさんのもちつきは
を見てみます。
動きはちょっと複雑です。
掛け声をかけながら先生の真似をしてもらうような感じにするとよいと思います。
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◆先生たちの出し物
先生たちの出し物は十五夜の意味を含んだものやそれにちなんだもの、
特に紙芝居や朗読劇がおすすめです。
例として
おつきみどろぼう
動物たちの愉快な月見の様子です。
この動画では絵は動きませんが、場面場面を紙芝居にしても面白いでしょう。
おつきさまとうさぎ
うさぎと月のお話です。
月にウサギが住むようになったおとぎ話です。
これも紙芝居にすると面白いと思います。
紙芝居は枚数をあまり多く作らず、話に集中できるように最低限の場面だけ作るのがコツです。
◆お月見クイズ
お月見や十五夜の意味を楽しみながら確認していきます。
お月見についてのクイズでも関係ない問題も少し含めたりしてアクセントを付けます。
問題例
・お月見はどうしてするの?
1、食べ物がたくさん実ったことに感謝するため
2、月のパワーをたくさんもらうため
3、雨が降らないようにするため
答え:1
・お団子を供えるのはなぜ?
1、食べ物がたくさんとれたことへの感謝
2、おしいから
3、作りすぎたから
答え:1
・ススキを飾るのはなぜ
1、虫がかえって来ないように
2、悪いものを追い払ってくれるから
3、お米の代わり
答え:2
こんな感じで選択問題にします。
その中に
・ご飯を食べる前には何で言いますか?
1、いただきます
2、おやすみなさい
3、いってきます
答え:1
クイズの例は3択問題にしましたが、〇×式でもよいと思います。
年少さんにはこの方がいいかもしれません。
◆お月見団子づくり
では収穫と実りに感謝してみんなでお団子づくりをします。
・先生たちの準備
園児たちが丸めるだけで完成する状態にしておきます。
材料(3,4人分)
白玉粉:100g
水:90から100g
作り方
水を少しずつ加えながら耳たぶくらいの柔らかさにこねます。
次に蒸し器に入れて20分から30分ほど蒸します。
蒸し上がったら良くこねます。
ここまでは先生方がやっておきましょう。
園児たちはお餅をちぎってラップで丸めます。
素手で丸めると汚れるので直接触れないようにします。
次はたれを作ります。
団子を作ると同時に食べるときのたれを作ります。
今回はみたらし団子にするたれです。
材料
しょうゆ:大さじ2杯
砂糖:大さじ1杯
みりん:大さじ1杯
水:100cc
片栗粉:大さじ1杯
作り方
材料を鍋に入れて煮たててとろみをつけたら出来上がりです。
これも3,4人分なので、人数によって量を増やしてください。
出来上がったらみんなでおいしく召し上がります。
実際にやった時には自分で作ったお団子に園児たちは大喜びでした。
◆お月見
もし、暗くなってお月見ができる時間まで会を続けられるのなら実際に月を見てみます。
お天気にもよりますが、幼稚園や保育園に天体望遠鏡があれば覗いて観察してみましょう。
今までの紙芝居やクイズで知ったことを思い出しながら最後はお月見で締めくくります。
お母さんたちと一緒にできる時にはぜひ、実際に月を見て楽しんでください。
家でお月見をする習慣はだんだんと少なくなってきています。
幼稚園や保育園の十五夜の会は秋の実りに感謝して楽しむ貴重な機会でもあります。
子どもたちの印象に残る出し物を企画して楽しみましょう。
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