9月の壁面飾りのではお月見やちょっと早いけど紅葉、季節の果物なども作られます。
でも園児たちと一緒に作る場合は工夫が必要です。
特に切り紙で作ったものを貼りだす場合は、型紙から起こさないと同じ物を人数分作れません。
画像ソフトがあれば拡大も縮尺も自由ですし、色も変えられて便利なのですけれども、それが無くても型紙を作れる方法を紹介します。
基本的に拡大と縮小ができるコピー機を使用出来れば作れますので、園に備え付けてあれば使えますし、ない時にはコンビニで必要枚数コピーします。
では、具体例を挙げて手順を見ていきましょう。
ウサギの型紙を作ってみる
園児たちが切り絵で動物を作る場合は全員に同じ材料を渡しますが、その際に色画用紙を同じ大きさに切るのに不可欠なのが型紙です。
自分で絵を描かなくてもダウンロードサイトを利用してイラストを入手できます。
今回もダウンロードサイトのイラストを使用して型紙を作ります。
◆型紙の作り方
①まず、気に入ったイラストをダウンロードします。
一旦プリントアウトしておきます。
②拡大縮小する
おおよそ希望の大きさになるように拡大、または縮小コピーしておきます。
③作るパーツの数だけイラストをコピーする。
このウサギのイラストは耳、顔、顔のパーツ、胴体、腕、足の5枚にします。
④裏に厚紙、画用紙などしっかりしたものを貼る
それぞれのコピーの裏にノリをシッカリとつけて、画用紙などを貼ります。
パーツを切ってから貼るよりもこちらの方が楽です。
切り出すパーツの裏の部分より一回り大きく貼れば十分です。
全体に貼る必要はありません。
⑤それぞれのパーツを切り抜きます
顔のパーツは小さいので無くさないように気を付けましょう。
⑥色画用紙を切り抜く
出来上がった型紙を色画用紙にあてがって鉛筆などでなぞります。
そして切り抜きます。
こうすれば同じものをいくつも作れます。
園児たちはこれを福笑い感覚で貼り付けてウサギを完成させてくれるでしょう。
それぞれのパーツを組み合わせるのも難しい時には顔だけを貼り付けるようにしても良いと思います。
年齢の低い子どもにはお勧めの方法です。
同じものを与えても、仕上がりは決して同じにならないのが楽しいですね。
出来当たった作品は背景に貼って壁にかざります。
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意外に面白いぶどうの切り絵
今度はブドウをモチーフにした切り絵の型紙です。
この切り絵は型紙づくりも簡単で、園児に作ってもらうと房の形が予想外に面白くなります。
基本的に型紙はウサギの例と同じです。
①ぶどうのイラストをダウンロードする
②
拡大縮小する
③パーツの数だけイラストをコピーする
茎の部分と完全な形の粒を一つのコピーがあれば大丈夫です。
葉っぱもあるときはもう一つコピーをとります。
④裏に厚紙を貼ります
⑤パーツを切り抜きます。
ぶどうの茎の部分は人数分、粒は16、7個前後が適当です。
もっと貼り付けても面白いでしょう。
粒は沢山切り出しますから丈夫な型紙を作ってください。
今回は単純な丸で、適当な丸いものを使っても作れますけど、
イチョウの葉や紅葉の葉など複雑なものをたくさん作るときなどにはこの方法は有効です。
緑の茎と紫の色画用紙から切り抜いた丸を園児たちに配って思い思いにブドウの房を作ってもらいましょう。
コツは全部の粒が見えるように作らないことです。
イラストの例のように重なったものが大半ですし、この方が形がまとまって仕上がります。
横長や縦長の房、まん丸の房など予想もしない形のブドウが出来上がるはずです。
貼り付ける台紙の形を決めずに、画用紙に自由にやってもらいましょう。
準備するのに型紙を起こすのは面倒に思えるかもしれませんが、
園児がたくさんいる時には時間の節約になります。
こうして園児たちの作ったものが壁面飾りにかざられると毎日が楽しくなります。
園児たちの季節の行事に対する印象も強く残るでしょう。
材料の準備で同じものをたくさん用意するときには是非参考にしてください。
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2017-07-06 20:23
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