七夕の定番は願い事を書いた短冊ですが、1歳児や0歳児にはちょっと難しいです。
そこで一緒に飾るものを作って楽しみます。
製作の方法はフィンガーペイントという方法です。
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指に絵の具を付けてペタッとやるだけ。
短冊はどうしてもお母さんの手伝いが必要ですけど、これなら自分から楽しんでやってくれます。
まずはその方法から説明します。
絵の具の作り方と準備
家庭で行うにも、保育園や幼稚園で行うにも絵の具は専用のものを使うのがおすすめです。
ただし、小さい子供が指で直接触るものなので選ぶ際には特に注意してください。
フィンガーペイント用のものは少し高価なので作ってしまう方法もあります。
この方法は小麦粉のアレルギーのある子には向きません。
◆絵の具の作り方
材料
・小麦粉
・水
・水彩絵の具
作り方
①水と小麦粉を1対4の割合で混ぜます。
②それを火にかけて、混ぜながらトロトロになったら火を止めます。
③水彩絵の具を加えてよく混ぜて完成です。
ちょっとねっとりとした感じの絵の具になります。
普通の水彩絵の具ではサラサラしすぎていますし、水に溶かないで使うとものに付いたときに落としにくくなります。
滲んだり、流れたりしないで適度な柔らかさのものが使っていて楽しいです。
それに普通の絵の具よりも落としやすいです。
◆塗るときの準備
1歳児、0歳児が絵の具を使うとどうなるのか?
大体想像がつきますね。
テーブルや机はビニールシートを敷いて、その上に新聞紙を敷くくらいの準備をしてください。
子どもにもエプロンを用意して服に絵の具がつかないように万全の対策をしましょう。
準備が整ったら早速始めます。
二つのフィンガープリントの製作を紹介します。
スイカの七夕飾り
スイカの形の色画用紙にスイカの種を指でぺたぺたつけていきます。
幼児の指先のサイズならちょっと大きめの種がいっぱいのスイカが出来上がります。
◆先生、大人たちの準備
・スイカ作り
画像のように種のないスイカを作ります。
色画用紙を使用して作ります。
・絵の具の準備
スイカの種なので基本は黒です。
他にも赤の背景対して良く目立つ色なら他の色を用意してもよいでしょう。
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◆子どもたちの作業
子どもは指先に絵の具を付けてぺたぺた押してもらいます。
一通り終わったら絵の具が乾くまで子どもたちを作業場から離しておきましょう。
その間に手を洗ったり汚れたものを綺麗にしておきます。
絵の具が乾いたら紐を通して笹に飾ってあげてください。
お魚さんの七夕飾り
色とりどりのお魚さんの七夕飾りです。
紙テープに貼っていくつも繋げて飾ります。
◆先生、大人の準備
・魚の形の切り出し
色画用紙を同じ形に切っておきます。
色は数色用意して子どもに好きな色を選んで貰うようにします。
・紙テープを切っておく
一定の長さに紙テープを切っておきます。
魚をあまりたくさんつけすぎないように、長さを決めます。
大体、7匹くらいを限度にするとちょうどよいでしょう。
◆園児たちの作業
スイカの時と同じく、園児たちに好きな色で絵の具をぺたぺたと鱗を指を押してもらいます。
絵の具が乾いたら作ったお魚を紙テープにノリで貼っていきます。
出来あがったら、笹につるしてもらいます。
色とりどりのお魚さんが飾られるととても賑やかです。
一見単純なこの作業は実は心理的にも効果があります。
フィンガーペンティングの効果
指でぺたぺたするだけのフィンガーペインティング。
単純そうですが、実は意外な効果があります。
それは
・脳の発達に良い影響を与える
・五感刺激の効果がある
・心理的に良い影響を与える
などです。
特に心理的な効果に関しては子どもの神経症の治療にも良いとされているそうで、
情緒の安定、欲求不満の解消、不安の軽減などに効果があると言われます。
七夕の時に子供だけにやってもらうのではなく、お母さんも一緒にやってみると家族にとって一層効果的かもしれませんよ。
筆で絵の具を紙にのせるのと違って、指先から絵の具の感触や温度、紙の質感なども伝わるので脳が受け取る刺激も数倍でしょう。
1歳児、0歳児に向いた七夕製作ですけど、楽しく作って短冊と一緒にかざりましょう。
家庭でも保育園でもぜひ試してみてください。
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2017-04-25 18:07
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