SSブログ

時候の挨拶 7月上旬に幼稚園の文書で使える表現集

時候の挨拶も7月上旬になるとその年の天候や気候によって言葉を変えたり、

様々な表現があります。

幼稚園や保育園のお知らせの文書などでも良く使われますが、

プールや夏休みのお知らせなどを作る時期でもあります。

スポンサードリンク


大抵は普段手紙に書くような砕けた表現ですが、

幼稚園保育園の慣習で公式な形にしなければならないこともあります。

お知らせを作る担当になったら、まずはその園の方針を知ることから始めましょう。

・文書の形式はどんなふうにするか
・時候の挨拶は公式なものか、砕けたものか

を抑えてから取り掛かりましょう。

正式なものなら、7月の上旬、中旬、下旬で使う季語も違ってきます。

砕けた言い回しの挨拶なら、その時期、その年の気候や天候を加味して季節感を出します。

今回は幼稚園、保育園のお知らせで使える挨拶文を紹介します。

まずは基本的なことから見ていきます。

時候の挨拶の基本公式



時候の挨拶は大きく分け公式な文書に使うものと、個人的なやり取りの文書に使う表現に分かれます。

◆公式な挨拶文

季語+候/みぎり+安否の挨拶

◆友人知人、個人間のあいさつ文

季語/季節を表すことば+安否の挨拶

これが基本です。

詳しくはこのブログの記事

7月 8月 夏の時候の挨拶 手紙やメールで役立つ表現

で説明していますのでそちらも参照してみてください。

これを知っていれば、後はその時期に使う季語や季節をあらわす言葉を組み合わせて使うだけです。

7月上旬に使う季語と言葉



7月上旬は二十四節気の一つ、小暑が訪れます。

現在の暦だと7月7日ころに当たります。

この時期の季語でよく使われるものは

小暑、向暑、猛暑、盛夏、七夕、天の川、梅雨明け

などです。


これらを使った公式な文例

・小暑のみぎり、皆さまますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

・盛夏の候、真夏のような日差しが照りつけておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

などです。


少し砕けた表現では

・梅雨のさなかではございますが、真夏のような日差しが続いております。

・梅雨が例年になく長引き、うっとうしい日々が続きます。

・園児たちの書いた七夕の短冊が笹の葉に揺れています。

・七夕にプール夏の行事を楽しみにしている子どもたちです。

・もう夏もそこまで来ているような晴れ渡った暑い日々が続いています。

・海開き、山開きの時期を迎え、本格的な夏の到来となりました。

・憂鬱な梅雨も明け、青空がひときわ総会に感じられる今日この頃です。

・梅雨明けまであと少し。子どもたちは時折見せる晴間に大喜びです。


このように、砕けた言い方の場合は7月上旬に使ってよい季語とは違って

その年、その年の気候の変化をそのまま書いた方がよく伝わります。

形式的な時候の挨拶ですが、幼稚園保育園のお知らせは同じ地域に住んでいる人に当てたものですからそうした方が共感を得やすくなります。

梅雨から本格的な夏になる変化
例年にない暑さや、寒さ
子供たちの様子を季節に絡めて

などに注目して季節の言葉を考えます。

公式な挨拶を除いては、季語のように日にちや使い方に厳密になる必要はありません。

では次に7月の中旬です。

スポンサードリンク


7月中旬に使う季語と言葉



7月の中旬に使われる言葉は

猛暑、盛夏、仲夏、酷暑、冷夏、朝顔、ほおずき、そうめん、かき氷

などがあります。

その地方独特の名物に絡んだものもあります。

公式な例文

・仲夏のみぎり、皆さまますますのご活躍のことと存じます。

・酷暑の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

など

砕けた言い回しでは

・この夏の暑さは格別ですが、子どもたちは元気に駆け回っております。

・夏はまだ始まったばかりですが、連日うだるような暑さが続いております。

・日の暮れかかるころには、夕顔が白い花を咲かせる季節となりました。

・日焼けした肌に汗を滲ませて子供たちが思いっきり駆け回っています。

・梅雨が例年になく長引いて、肌寒い日々が続きます。

・プールではしゃぐ子供たちの声が夏空に響く今日この頃。

・梅雨というのに雨が少なく、これからの季節、水不足が気がかりです。

・暦の上では暑中に入りましたが、本格的な暑さはまだまだ先のようです。

など、その時期の天候や気候に合わせて言葉を考えます。

季語を入れる場合は7月中旬の季語を使用します。

7月下旬に使う季語と言葉



7月下旬は23日頃に大暑があります。

この時期は本格化する暑さを表す言葉が目立ちます。

酷暑、猛暑、炎暑、盛夏、真夏

など。

公式な例文では

・酷暑のみぎり、皆さま、お障りなくお過ごしでしょうか。

・炎暑の候、つつがなくお過ごしでしょうか。

など。

砕けて言い回しでは

・はや大暑を迎え、いっそう暑さも厳しさを増しております。

・アスファルトの照り返しが厳しい猛暑、外出も控えがちになっております。

・夜空を彩る花火に子どもたちもはしゃいでいました。

・夏休みに入り朝から子供たちに振り回される今日この頃

・夕立のあとの風が心地よく感じる季節となりました。

・寝苦しい夜が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

・連日、酷暑が続きますが、子たちはプールの日を楽しみにしています。

保育園や夏のイベント、地元のお祭りなどの行事を加えるとその園のある地域独特の挨拶になります。


7月は季節が本格的な夏に変わる上旬、

本格的に暑くなる中旬、

子どもたちが夏休みに入ったり生活に変化が出る下旬

と気候や日常の変化がある月です。

まず、幼稚園や保育園の文書、または保護者間のお知らせの慣習を知ったうえで、公式な時候の挨拶にするか、砕けた形にするかを決めてください。

特に公式な場合は上旬、中旬、下旬の季語をきちんと把握して使い分けてください。


また、学校関係の文書を作るときの言葉づかいの決まりごとは

時候の挨拶 5月下旬に学校関係の文書を書く時の注意

の後半部分を参考にして最終チェックに役立ててください。

スポンサードリンク


合わせて読みたい記事
7月 8月 夏の時候の挨拶 手紙やメールで役立つ表現
時候の挨拶 5月下旬に学校関係の文書を書く時の注意
9月の時候の挨拶 ビジネスや手紙で使える例文集
暑中見舞いをテンプレートbankで手軽に作る



nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:育児

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © メインデスクのよろずお役立ちれぽーと All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます
クレジットカードを作成する際の本人確認

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。