節分に読んであげたい絵本 ２歳児に合わせたセレクト

節分は絵本を読んであげる絶好の機会です。

季節の行事にまつわるお話は子供たちが知識を得る貴重なときです。

特に２歳児からは言葉が一気に爆発するように出てきます。

それまでの読み聞かせもそうですが、２歳児以降の読み聞かせは特に大切になると言われています。

特に絵本を一緒に見ながら、鬼や豆まきのお話を読んであげることで色々な効果があります。

２歳児にお勧めの絵本を紹介しながら、合わせてその効果にも触れていきたいと思います。

絵本を読み聞かせの効果

お母さんが子供に絵本を読んであげることには様々な効果があります。

主なものを挙げると

・コミュニケーション能力の発達
・親子の絆が増す
・好奇心、想像力が育つ
・集中力がつく
・語彙が増える
・本好きになる

当たり前と言えばそれまでですが、本に触れる機会が増えることは後々の学習にも大きな利点がたくさんあります。

今まで絵本を読んであげる機会がなかった方もこの節分をきっかけに読み聞かせをスタートさせてみてください。

２歳児の言葉の発達

２歳児は今まで聞いて蓄えてきた言葉を一気に話し始めます。

例えば２歳になりたての頃は

「ワンワン」「マンマ」「ブーブー」

などの単語から

「ワンワン　いる」「ワンワン　きた」

などの２語の主語、述語が話せるようになります。

また、否定の言葉

「マンマ　たべない」

なども表現できるようになります。

２歳６か月くらいまでにはこのくらいまで言葉を話すようになります。

理解できる単語はおおよそですが、４００語くらいまで増えているといわれます。

そして、３歳に近づくと

「どうして？」「何でそうなるの？」「○○ちゃん(自分)　〇歳」

など質問や大人の口真似を良くするようになります。

大人との会話がだんだん成立するようになってきて、絵本を見ながらのコミュニケーションが成り立つようになります。

お友達とも言葉による会話が成立してきます。

思考も、「何々だから　こうなる」という理由をある程度まで理解し始める子供もいます。

ですから読み聞かせてあげる絵本も、１歳の時よりも少し難しいお話を、

また、主人公が何でそういう行動をとったのかを考えさせるよなものを選んでみます。

◆２歳児の成長の言語以外の特徴

・スプーンを使って食事ができ始める
・自分で手洗いができる
・走る、両足飛びができる
・簡単な質問に答える(自分の名前、年齢)
・大人の真似をしたがる(言葉、動作)
・色々な名前に興味をもつ(乗り物、食べ物)
・積み木遊びなどができるようになる

絵本の中に出てくるものにもきっと興味をもってくれると思いますよ。

◆どんな点に注目して絵本をえらぶとよいか

・描写がしっかりしているもの
・文章と絵がよく合っているもの
・主題が分かりやすくしっかりしている
・親しみやすい(身の回りの物などが出てくる)もの
・描写に音の響き(オノマトペ)が出てくるもの
・声に出して読んだときにリズム感があり、印象に残りやすいもの

これらの点に注意して絵本を選ぶと子供も一緒に楽しんでくれると思います。

ではお勧めの絵本を紹介します。

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２歳児にお勧めの節分の絵本

◆せつぶんだ まめまきだ

せつぶんだまめまきだ [ 桜井信夫 ] 価格：1296円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

節分の意味をわかりやすく伝えている絵本です。

豆まきの意味、鬼とはどんなもの？など子供が抱く疑問にもきちんと答えてくれています。

２歳児には少し難しいと感じるかもしれませんが、会話が成立し始めて、いろいろな質問がで始めたら読んでみてあげるとよいとおもいます　。

◆鬼といりまめ　二月

鬼といりまめ [ 谷真介 ] 価格：1153円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

雨を降らせてくれた代わりに鬼のもとへ嫁いだ女性のお話。

２月３日の節分の日に豆まきをする由来がわかるおはなしです。

◆おばあちゃんのえほうまき

おばあちゃんのえほうまき [ 野村たかあき ] 価格：1404円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

この絵本はオニではく恵方巻きについてのお話。

恵方巻きの具は七福神にちなんで入れる、など節分に食べる食べ物についていろいろわかるお話です。

◆だいくとおにろく

だいくとおにろく [ 松居直 ] 価格：972円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

鬼と大工の登場する絵本です。

2人のやり取りがとてもユーモラスです。

有名なお話ですから、節分の時期だけではなくて昔話として読んであげてもよいと思います。

◆泣いた赤おに

泣いた赤おに [ 浜田廣介 ] 価格：2160円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

これも名作の絵本です。

子供に読み聞かせるには少し悲しいお話です。

友達って何だろう、本当に自分のことを思っていてくれたのは誰だろう、って考えさせられます。

3歳に近づいてきて色々な絵本を読み聞かせてあげてから読んであげたい本です。

内容をしっかり理解するには5歳くらいがちょうどよいかもしれません。

◆まめまきこびとのおはなし

まめまきこびとのおはなし [ 松井紀子 ] 価格：648円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

鬼も登場しますが、怖くありません。

特に鬼を怖がっている子に読んであげたいですね。

かわいらしいこびとが豆を炒って豆まき用に動物たちに分けてあげるというお話です。

◆なきむしおにのオニタン　

なきむしおにのオニタン [ 上野与志 ] 価格：1296円（税込、送料無料) (2016/12/18時点)

「豆をぶつけられると泣き虫が治る」とお父さんに言われて人間の国に行く子鬼のオニタンのお話。

果たしてオニタンの泣き虫は治るのでしょうか？


以上、節分にお勧めの絵本を紹介しました。

2歳児の語彙力や理解力を伸ばすにはもってこいの内容のものだと思いますので、是非読んであげてください。

これ以外にも節分にお勧めの絵本はこのブログの記事

保育園　節分で絵本を読み聞かせる時のコツとお勧めの本
節分に読む本　１歳児に向いたものは

で紹介していますので、そちらも参考にしてください。

合わせて読みたい記事
鬼がメインの節分壁面飾り　アイデア集
節分の壁面飾り　保育園で園児と作るには？
節分の工作　風船を使った鬼の作り方
鬼のお面の製作 紙皿を使った方法

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タグ：節分 絵本 2歳児