自由研究のテーマは何にしようか、とくに期間が短い冬休みは迷ってしまいます。
小学生で人気のあるのは理科ですが、工作の延長で手芸をやってみるのも一つの方法です。
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手芸は手間がかかりそうな印象がありますが、時間をかけることなく簡単にできるものもあります。
今回はあまり時間をかけずに、普段も使えるものを二つ紹介します。
どちらも半日あれば十分にできますし、それほど特別なものを用意するわけではないのでチャレンジしてみてください。
どちらかというと女の子におすすめです。
フェルトで簡単に作れるシュシュ
シュシュはアクセサリーとしても使えますし、値段もピンキリです。
本格的な手芸店で材料を買ってもよいですが、100均でそろえても充分です。
◆用意するもの
・フェルト(好みの色)
・ヘアゴム(15センチ前後)
・ハサミ
・千枚通しなど穴をあけるもの
・定規(切るときの寸法を測ります)
◆作り方
①まずシュシュのパーツの寸法を決めます。
今回は幅1cm、長さが5cmでやってみます。
長さを変えることで出来上がりの大きさも印象も違ってきます。
②フェルトを用意して、横を一つのパーツの長さの3倍、縦を幅の16倍にします。
今回の場合なら、幅1cmなので縦を16㎝、長さ5cmなので横を15㎝にします。
③まずフェルトの横を3等分、5cmずつに切ります。
④次にそれぞれを1センチ幅に16等分します。
⑤千枚通しなどで各パーツの両端に穴をあけます。
全て穴が同じ位置に来るようにしましょう。
⑥ヘアゴムを穴に通して行きます。
⑦全部通したらゴムを一回堅結びして出来上がりです。
◆アレンジの方法
・生地を変えてみる
今回は扱いが楽でほつれのないフェルト生地で行いましたが、模様の入った生地を使用したりすると高級感のあるものが出来上がります。
縁をほつれないように縫わなければいけませんので裁縫の得意な人向けです。
・色を増やす
単色ではなく、複数のフェルトを用意して作ってみましょう。
ただし、あまり多くの色を使うとまとまりがなく、汚い印象になってしまいます。
3色くらいまでがまとまりが良い仕上がりになります。
このシュシュの作り方ははさみしか使いませんから、小学生でも簡単に作れます。
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Tシャツを染めてみる
染物は染料がないとできないと思っている人も多いと思いますが、
紅茶やコーヒーでも染めることができます。
それには一つだけ買い足さないといけないものがありますから、事前に用意しておきましょう。
お正月でお店が休みになっていると間に合いませんよ。
◆材料
・Tシャツ(白いもの)
・紅茶(水の分量によって調整します)
・コーヒー(水の分量によって調整します)
・みょうばん(水1リットルに対して小さじ1杯)
・大きめの鍋(シャツが全て浸るくらいの大きさ)
・ボウル
・計量カップ、計量スプーン
・さいばし
・ミトン(キッチン用のもの)
・ゴム手袋
・ハンガー
ミョウバンはスーパーや薬局で買うことできます。
◆染めのやり方
①まず、鍋にお湯を沸騰させます。
2リットルくらいが適当です。
このときにコーヒーならば1リットルに対して大さじ3杯
紅茶なら大さじ2杯用意します。
②お湯が沸騰したら火を止めて用意した分量のコーヒー、または紅茶を入れます。
③Tシャツをあらかじめ濡らしておきます。
④濡らしておいたTシャツを②で作ったコーヒーまたは紅茶に入れて混ぜながら冷めるまで放置します。
⑤ボウルにお湯を2リットル用意して小さじ2杯のみょうばんを入れます。
⑥Tシャツを鍋から⑤でみょうばんを入れたお湯に入れます。
このときにTシャツを絞らないようにします。
⑦Tシャツを軽く押して空気を逃がしながら20分くらいつけます。
⑧再びコーヒーまたは紅茶の鍋を沸騰させて、火を止め、Tシャツを入れます。
⑨同じように冷めるまで待ちます。
⑩Tシャツを取り出して、きれいな水で洗います。
水を流しながら、すすぐような感じで色が出なくなるまで洗います。
⑪最後によく水を絞ってハンガーにかけて日陰で乾燥させます。
形をよく整えてください。
これで出来上がりです。
※鍋を触るときにはミトンを使用してやけどに注意してください。
※手に色がつくかもしれないので洗うときやすすぐときにはゴム手袋も着用しましょう。
※小学生の子供だけで行わずにおうつの人にも手伝ってもらいましょう。
◆染めの工夫
・色を濃くする
Tシャツの色を濃くしたい場合はコーヒーや紅茶の量を増やしたり、染める回数を増やしたりして調整します。
・絞り染めにする
途中、染めている最中はTシャツを絞りませんでした。
これは絞ることでムラができるのを防ぐためです。
逆に染める前に輪ゴムで数か所をテルテル坊主のように縛って染めると、その部分だけ色が入らず絞り染めができます。
予想外の模様が出るので普通の染をやって時間が余ったらぜひやってみてください。
◆洗濯するときの注意
流水で十分じ色を出したつもりでも、選択すると多少色落ちすることがあります。
他の衣類に色が移らないように、最初の数回は別に洗ってください。
冬休の自由研究は時間をかけることが難しい場合が多いです。
帰省したり、旅行に行ったりなにかとあわただしいですね。
短い時間でできて、きちんとした成果が形になるものを選ぶのものポイントです。
そんな意味で手芸はやったことが作品として残るのでお勧めの自由研究テーマです。
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2016-11-19 07:30
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