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喪中はがきを出す範囲は? 祖父母が亡くなった場合

近親者が亡くなった時に準備する喪中はがき

自分からどのくらい近しい人の時に出すのか、

特に祖父母の場合は一番迷います。

自分にかかわる人たち全てに出すべきなのかどうかもはっきりとした基準がありません。

基本的には自分が年賀状を交換している相手には出すのが無難です。

よく、

常識の範囲、

地域の風習に合わせる、

家の習慣

とか言われますが、良く分かりませんよね。

今回は喪中はがきを出した方が良い範囲、出さなくても支障ない範囲について触れて行きます。

出す側の自分の気持ちともらう側の相手の気持ちも考慮して考えます。

亡くなった場合、喪中はがきを必ず出す親族



親族が無くなった場合は基本的に喪中はがきをだします。

普通は同居している場合、自分の友人や仕事関係、隣近所もその事を知るのが普通ですし、葬儀に出席してもらった場合などは必ず出します。

◆喪中はがきを必ず出す親族

・両親
・子供
・配偶者
・兄弟姉妹
・配偶者の両親

自分に近い人たちが無くなった場合は、自分の友人知人、仕事関係の人たちは何かしらの形で故人と関わることが多い筈です。

ですから、葬儀に出席してくれることも多いでしょうし、亡くなった事を人づてに知らされる可能性も高い筈。

自分も、仕事や学校を休んでいると思いますし、当然に礼儀として出すべきです。

この辺りは迷う事は無いと思います。

喪中はがきを出さなくても良いとされる範囲は



喪中はがきを送らなくても良い場合は故人と自分とがほとんど面識が無い、あるいは非常に遠い親戚と言う場合です。

一つの基準としては3親等以下の親戚。

このくらいになると自分と付き合いのある友人知人、仕事関係の人たちとは全くの他人です。

自分の家も喪に服する訳ではないので、特に喪中はがきを送らなくても支障はありません。

◆喪中はがきを出さなくても支障がないケース

・おじ、おば
・いとこ

などの遠い親戚です。

ただ、例外として、3親等以下の親族でも、自分の親代わりに育ててもらったり、長年一緒に暮らしていてお世話になったなどの場合は喪中はがきを出すようにします。

そう言うケースでは自分と付き合いのある人たちも故人の事を知っている場合がほとんどですから、親、兄弟が亡くなった場合と同じに考えます。

喪中はがきを出すか出さないか迷う範囲



喪中はがきを出すかどうか迷う範囲は祖父母が亡くなった場合です。

喪中はがきを出すか出さないか両方のケースがあります。

◆喪中はがきを出す場合と出さない場合がある

・祖父母
・配偶者の祖父母
・配偶者の兄弟姉妹
・兄弟姉妹の配偶者

祖父母の場合は自分と同居していて、友人知人、仕事仲間との話題に上っていたり、面識があったりする場合は出しましょう。

少なくとも相手はあなたの祖父母の存在を家族として知っている訳ですからね。

別居の場合は相手方が存在を知らなければ特に必要ないかもしれません。

でも、自分が祖父母に特別な思い入れがあるのなら出しておくのが良いと思います。

配偶者の祖父母の場合は少し微妙です。

同居の場合は、自分の家の喪中になりますから葬儀も行いますし、知り合いや仕事関係で関わりのある方にも喪中はがきを出した方が良いでしょう。

もし、先方が後で知った場合に気まずい思いをさせてしまうかもしれません。

別居している場合は関係が希薄であることが普通ですから、特別な交流が無い限り出さなくても良いかもしれません。

特別にお世話になった記憶が無ければ自分の交友関係には知らせる事は少ないようです。

配偶者の兄弟姉妹も特に自分との関係で仲が良い、お世話になっていたなどの事情が無い限り、喪中はがきを出すことはあまりないようです。

一度でも話題に上っていたりした場合は出した方が良いでしょう。

兄弟姉妹の配偶者の場合はお互いが独立している場合は別の家庭のことになりますから、自分の配偶者と相談の上で喪中はがきを出すかどうか決めると良いと思います。

自分と亡くなった配偶者の兄弟姉妹の関係と配偶者の意向を基にしましょう。

また、自分の交友関係に亡くなった方の存在がどれくらい知れているかにもよりますね。

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このように喪中はがきを出す範囲は個別の事情が大きく影響します。

それが迷ってしまう原因になってしまいます。

ポイントは

相手が後から故人の死を知った場合にどう思うか

自分は喪中はがきを出さないことに抵抗は無いか

の二つです。

もし、どちらかが気にかかるのであれば出した方が良いと思います。

そもそも、「喪」とは結構あいまいな概念で

ウィキペディアによると

死去後どのくらいのあいだ喪に服するか、また、どのようなことについて制限を与えるかということについては、死者との縁故関係や宗派によって大きく異なり、また、制限期間に関しても宗派や物事によって異なる。

とされています。

基準はあくまで人と人の関係の深さになります。

喪中はがきを必ず出さなくてはいけない場合



喪中はがきを必ずだす場合と言うか、出さなくてはいけない人がいます。

それは、

・故人が年賀状をやり取りしていた相手

です。

その方が必ず、葬儀に来るとは限りませんし、特に祖父母がやり取りしている相手は年賀状のやり取りだけで数十年会っていない、と言う事も少なくありません。

本人は出すことはできませんので事前に準備して、必ず出すようにしましょう。

最後に喪中はがきの文例をいくつか紹介します。

喪中はがきの文例



ここでは横書きにしてありますが、本来は縦書きです。

専門の業者に頼むと間違いがありませんが、ある程度の型を知っておきましょう。

◆父親が亡くなった場合

喪中につき年末年始のご挨拶は失礼させていただきます

父、○○ ○○が○月○日90歳にて永眠いたしました
平素のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
これからも変わらぬお付き合いのほど何卒宜しく
お願い申しあげます

皆様に良い年が訪れますようお祈り申し上げます

平成○○年 12月

○○県○○市○○町
○○武雄

◆配偶者の父親が亡くなった場合

服喪中につき年頭のご挨拶失礼させていただきます

妻○○の父 △△太郎が十月十日に八十八歳にて
永眠いたしました
本年中に皆さまより賜りましたご厚情を深謝いたします
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

平成○○年 12月
○○県○○市○○区○○町
□□安雄
  ○○


喪中はがきを出す場合は故人と自分との関係と自分の知人との関係をよく考えて出しましょう。

祖父母が亡くなった場合は特に出す範囲に悩みますが、今回の記事を参考にしてみてください。

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