SSブログ

保育園を見学する時に質問しておくべき事は

子どもを保育園に入れる際には前の年の11月くらいが願書の申請の時期になります。

その前にめぼしい保育園を見学しておく事は必須です。

質問事項も事前にまとめておいて、見学で訪問した際には園長先生や担当の保育士の方々に手間をとらせないようにしたいものですね。

自分の仕事と子どもにあった保育園を選ぶために、ぜひ聞いておきたい事をまとめてみました。

後悔しないためにも、知っておくべきことがたくさんあります。

事前に保育園についてわかることを調べる



保育園を見学する際の質問は保育環境とか保育園内での具体的な生活についてが中心になると思います。

その前に自分たちで調べられることを調べておくことから始めます。

役所の保育担当窓口でs利用をもらえる場合が多いですから、それを参考にリストアップして候補を絞りましょう。

◆保育料の確認

認可保育園の保育料は家庭の収入によって決められます。

各自治体の窓口に問い合わせると分かるので前もって調べておきましょう。

もし、認可外の保育園の場合は当日質問するか、事前に質問しておいて料金を明確にしてくれるようにします。

例えば、保育料のほかにかかる費用があるのか、その内訳と合計はいくらなのかを明記したものがもらえれば信頼できると思います。

◆保育方針を確認する

家庭の保育方針と保育園側の保育方針を確認して合っているところを選ぶようにします。

具体的には自分の家庭で子育てで一番優先することと保育園の方針が合っているかどうかですね。

◆生後何カ月くらいから預けたいのかを明確にする

待機児童の問題で年齢によっては預けたくても希望通りにはいかないこともあります。

各自治体の保育課か福祉課で現状がわかるので子どもの年齢と月齢によってどんな状況になているのかを確認します。

◆交通手段を調べておく

子供は一人で保育園に通えないので、お父さん、お母さんが付き添っていくことになります。

通勤に無理のないルートと交通機関を利用できる場所かどうかも大切です。

また、子供に負担のない方法かどうかもポイントです。

短い期間ではないのでストレスのない方法を選ぶのが一番です。


これらのことは保育園を絞り込む基準にもなりますので早めに自分たちで確認しておきます。

認可保育園がこの条件を満たさなかったりは入れないときには認可外の保育園も視野に入れる必要が出てくるので、その場合は事前にパンフレットなどをとり寄せて情報を集めます。

では保育園を絞り込んだら見学の準備をしましょう。

具体的な質問をする前に保育園側に対する礼儀としてやらない方が良いことを先に押さえておきましょう。

保育園見学でやらない方が良い事



実際に保育園に行って質問する際に相手の気分を害することは聞かない方が良いでしょう。

もちろん、親として当然に知りたい事を質問して気分を害する保育園は何か問題がある可能背が高いので要注意ですが、常識の範囲内の礼儀は見学する側もわきまえます。

◆事前の情報ではっきりしていることは聞かない

あらかじめ下調べをしておいたことや、園のパンフレットで明確なことは聞かないようにします。

書いてあることと、実際の様子に矛盾を感じたり、おかしいなと思った時にはそれとなく聞いても構わないでしょう。

それ以外控えるようにします。

◆時間を考慮する

説明会のようなものが開かれてその中で質問する場合はその場でどのくらい時間をとってもらえるのかを考えて優先的に聞きたいことから質問します。

聞きそびれたことでも見学の後や後日電話で問い合わせても答えてくれるはずです。

個別に見学できる場合は質問も細かくできますが、聞きたい事を全て聞こうとしてあせらないようにします。

矢継ぎ早の質問は相手にも迷惑になりますから。

◆他との比較はしない

保育園を見学する場合、複数個所を見学して決めるのが普通です。

2か所か3か所以上見学したり話を聞いたりすることで、方針や雰囲気、園児の様子がよくわかってきます。

自分たちと子どもにより合った保育園を見つけるためには必要なことです。

でも、見学している時に

「あの保育園はこうだった」とか

「○○保育園はこんな風に子どもを世話していた」とか他と比較するようなことは口にしないようにします。

心の中で思っても口に出さないようにしましょう。

もし、疑問に思う事や比べたいことがあるなら、それとなく分からないように質問します。

この点も事前に質問事項が決めてあれば自ずと較べることが出来ますから、準備は大切ですね。

では保育園見学のときにぜひ聞いておきたい事をまとめましょう。

スポンサードリンク


保育園の見学で質問しておきたい事



◆保育園の見学の予約をする時にチェックしたい事

・快く見学を承諾してくれるか

・子供たちの活動している時間(お昼寝の時間以外)に見学させてくれるか

この2点を快諾してくれない保育園は何か問題があるかもしれません。

保護者が本当に見学したいのは先生と園児がどのように接しているか、

安全面をどのように考慮しているかですからね。


それでは、見学しながら、あるいは説明会で質問して確認しておきたい事柄をまとめます。

実際に子供が一日過ごす場所なので人と施設の環境ともに細かく聞きます。

◆見学中に質問すること

①安全性はどのように配慮しているか

・セキュリティー対策(門、玄関から部外者が入って来ないか、人の出入りはチェックしているか)

・ドア、窓などに転落防止などの柵があるか、ガードは設置されているか

・その他、引き出し等に安全対策はできているか(指を挟まないような工夫など)


これらは自分の目で確認すると同時に保育園の方にも質問してみましょう。


②保育士さんについての質問

・保育士さんの入れ替わりは

・有資格者の保育士さんはどのくらい

・子どもとの会話をいつもしているかどうか

子どもとかかわる大切なところなので保育士さんの様子を観察、有資格者かどうかについてもしっかり質問しておきます。


環境面と人の面での最初の質問はこのくらいです。

では、もう少し細か言質問に移ります。

◆保育園についての細かい質問

①職員体制について

・保育士の配置基準を満たしているか

・人数が少ない時には理由を確認しましょう

・資格の有無(有資格者についてはここで質問しても良いでしょう)

保育士の配置基準については国で決められています。

0歳児で概ね3人に保育士1人以上
1、2歳児で概ね6人に保育士1人以上
3歳児で概ね20人に保育士1人以上
4、5歳児で概ね30人に保育士1人以上

各市町村ではこれよりも厳しい基準を設けている場合もありますから、自治体の窓口であらかじめ確認しておくとよいですね。

・看護師さんがいるか

急な子供の病気に対応してくれる体制がどうかを聞いておきましょう

②実際の保育の様子から観察すること

これは質問ではなく親の目で見て観察します。

・保育士の言葉使いは子供たちに対して優しいか

・笑顔があるか

・子どもたちを傷つけるような乱暴な言葉やしかり方をしていないか

・子供が泣いたりした時にどんな対応をしているか

・乳幼児突然死症候群(SIDS)への対策は?

最後は保育士の方に直接質問してみましょう。

うつぶせ寝をさせない
うつぶせ寝の際はそばに付き添う
呼吸を定期的に確認する

などの答えが得られれば保育士の方はきちんと心得ています。

③環境のチェック

保育室、トイレなども見せてもらいましょう

・0歳児から1歳児は他の幼児の部屋とは別になっているか

・部屋が狭く、園児が過密状態になっていないか

認可保育園の園児一人当たりの広さの基準は

0から1歳児3.3平方メートル

とされています。

2歳児以上も十分に動き回れるかどうかも目で見て確認しましょう。

・部屋は清潔か

幼児が吐いたりなどした際の消毒薬や処理する準備はきちんと用意があるか

おむつは常備されているか

沐浴やシャワー設備等、体を清潔にする設備があるかもチェックします。

・園庭、または散歩をする場所があるか

園庭がある場合は良く使われているかどうかも観察します。

もし、園庭が無い場合は散歩など外で運動する場所があるか、またどこで運動するかも聞いておきましょう。

④ご両親との連絡手段

・連絡帳はあるか

簡単な連絡ならメール、ライン等でも出来ますが、

0歳から1歳児は食事や就寝の時間を記入する形の記録を連絡帳でとるのが望ましいです。

保護者と園の面談会や懇親会があるかどうかも聞いておきましょう。

・緊急時の連絡方法と対応

発熱した場合の連絡と呼び出しの目安などが明確かどうか

⑤給食について

・離乳食の進め方、献立を見せてもらえるか

家庭の方針と園の方針が合っているかも確認します。

献立は給食を実施してる保育園ならどこにでもありますからすぐに見せてもらえるはずです。

・食材の仕入れ方法

産地表示と放射能検査を実施している園と自治体も増えています。

一応聞いておくとよいでしょう。

・アレルギー対応をしてくれるか

医師の診断書が必要になりますが、それに基づいて行うように行政指導が行われています。

この辺も事前に準備しておきましょう。

・弁当持参になる頻度はどのくらいか

あまりにもお弁当の頻度が多いと家庭の負担になります。

どんな時にお弁当持参になるのかその理由も聞いておきましょう。


特に初めての子どもの場合、保育園選びに迷うでしょうし、慎重になります。

でも、このくらいまで突っ込んで聞いておけば最良の選択が出来ると思います。

あと、細かいチェックの他にも

・その保育園全体の第一印象

・保育園のトップの人、園長、主任などが働く母親を応援してくれているかどうか

も大切なポイントです。

雰囲気は取り繕えるものではありませんし、話が進むにつれて応対でこの二つは段々と分かってきます。


保育園選びは見学の機会を十分に利用して子どもにとっても母親にとっても一番の場所を選んでください。

その際の質問すべきことの最終チェックに役立ててください。

合わせて読みたい記事
幼児の咳が止まらないとき 考えられる病気と対処法
幼児が熱で震えている時、心配無い場合と注意すべき場合
保育園の運動会で親子競技 2歳児位までに最適種目
保育園の運動会で使えるスローガン 例文と作り方

スポンサードリンク
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © メインデスクのよろずお役立ちれぽーと All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます
クレジットカードを作成する際の本人確認

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。