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熱中症の症状 頭痛は翌日以降も続くことがある!?

熱中症の症状で頭痛が長引くことがあります。

翌日以降も頭痛が続いて、症状が改善しないのは熱中症がよくなっていないからです。

頭痛をおさめようとして薬を飲んでも、根本的に熱中症が治らないと症状は治まりません。

今回は頭痛が出た時の熱中症の対処と自宅で最低限できる応急処置を紹介します。

頭痛が起きる熱中症の重度は



このブログの記事熱中症対策の飲み物は常温が良い! 一押しの飲みものは?でも紹介していますが、頭痛が起きる熱中症は決して軽いものではありません。

それは中度の熱中症、よくⅡ度とも言われたりします。

◆中程度の熱中症の症状は

眩暈、強い疲労感、頭痛、下痢、吐き気、嘔吐、体温の軽度上昇などが起こる状態です。

この状態では応急処置では不十分で、病院やかかりつけの医院で治療を受ける必要があるレベルです。

すぐに病院で治療を受けても、一度崩れてしまった体のバランスはすぐに元通りになる訳ではなく、翌日以降、症状が残ることも稀ではありません。

ですから、熱中症と診断されて治療を受けても、その場限りにしないで翌日以降の生活で水分とミネラルを十分に摂って体力の回復に努めましょう。

では具合が悪くなった時に行うべき応急処置と治療を受けた後、翌日以降に気をつける対策をみてみましょう。

熱中症への応急処置



頭痛や嘔吐など熱中症の症状がみられたら、まず、水分とミネラル分をとることと体を冷やす事を行います。

これは救急搬送されるまでの間や医師にかかるまでの間にやっておく応急処置です。

◆熱中症の応急処置

医師にかかったり、病院で診てもらう事が前提の処置です。

先ず、涼しいところに移動して横になります。

体を冷やします。

水分を欲しがったら、経口補水液など、電解質を含んだ飲料を少しずつ飲ませてください。


気をつけるのは、吐き気のある時に仰向けに寝ない事です。

もし嘔吐してしまうと、窒息の可能性があります。

この処置の中で②の体の冷やし方を詳しく説明しましょう。

◆熱中症で体を冷やす方法

・冷やす部分

首や脇の下、脚の付け根など体の動脈が通っていてしかも皮膚に近い部分です。

ここを冷やすことで血液が冷やされて、全身に行き渡ることで体が冷やされます。

・冷やし方

保冷剤やペットボトルを冷やしてそれをタオルで包んで各部分に当てるようにします。

直接皮膚に当たることのないようにします。

凍らせたものがあれば一番良いのですが、ない時には冷蔵庫の氷を水枕に入れてタオルで巻いたりして代用します。

このようにして医師にかかるまでに悪化しないようにしましょう。

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熱中症の翌日以降のケアは



頭痛や吐き気がある中程度の熱中症で病院や医院で処置をしてもらった後のケアです。

熱中症は体の機能が正常に戻るまでは頭痛や吐き気などの症状も治まらないで翌日以降も続くケースがあります。

一度、熱中症になると再発しやすいといわれますから、このケアが大切になります。

・水分補給をこまめに行う

点滴を受けるつもりで少しずつ水分を補給します。

ポイントは喉の渇きを感じる前に飲むという事です。

喉が渇いたと感じた時点で既に水分が不足しています。

・電解質、塩分も同時に補給する。

水だけではかえって熱中症を悪化させてしまう可能性があります。

汗と共に体から排出される塩分などのミネラルも同時に摂るようにします。

最適なドリンクについてはこのブログの記事 熱中症対策の飲み物は常温が良い! 一押しの飲みものは?で詳しく取り上げていますので参考にしてください。

・冷房は控えめにする

熱中症の原因の根本は自律神経の乱れですから、外と室内の気温差があまりないようにします。

気温差が5度で自律神経が乱れます。

・汗をかくようにする

涼しい室内で過ごすことが多い場合は、知らず知らずに汗をかきにくい体になっています。

夏でしたら、お風呂で半身浴を5分以上すると汗が出てくる筈です。

汗腺の機能を回復して、熱が籠りにくい体に戻しましょう。

これは熱中症の予防にも有効です。

・十分に睡眠をとる

夏は疲労しやすい環境なので、十分に睡眠をとって疲れを出来るだけ残さないようにします。

・風通しがよく速乾性の素材の服を着る

熱がこもらないようにすることと、汗をすぐに乾かして蒸れない機能を備えた服が最適です。


特に頭痛などの症状が残っている場合は普段以上に熱中症対策を行って、早く正常な状態を回復させましょう。

それと、決して無理をしないように気を付けてください。

無理をするとかえって症状が悪化してしまいます。

自覚症状のない熱中症のサイン



熱中症は普通、けいれん、頭痛、吐き気など症状が現れてからそれと気づいたりすることが多いのですが、事前にその兆候を知ることもできます。

もし、これに気が付いたら熱中症にならずに事前に予防できますね。

その兆候とは

尿意があるかないか

です。

普段、一日にトイレに行く回数はおおよそ決まっていますよね。

摂取する水分量が変わらない場合、尿意を感じる回数が極端に減った、或いは感じない場合は

熱中症の兆しです。

実は尿を排出する時に体温が下がります。

回数が減るという事は体の外に熱を発散する機会が減っているという事です。

ですから汗以外にも重要な体温調節の機能がある訳です。

もし、いつもよりも尿意を感じなかったり、トイレに行きたい回数が少なくなったら要注意、水分とミネラルの補給をこまめに行ってください。

熱中症の落し穴



熱中症は夏に多くなる病気ですが、実は体温調整が出来なくなって熱が発散できなくなる状況下では季節や場所を選ばずに起こります。

炎天下や暑い場所でなくても、オフィスや自宅でも熱中症になる可能性があります。

少しでも暑さを感じるのは体に熱がこもり始めているのかもしれません。

頭痛や、だるさ、吐き気、眩暈などを感じたら気付かない間に熱中症になっている可能性もあります。

上で採り上げた尿意を一つの目安にするのは事前に熱中症を防ぐための一つの方法なので、
是非覚えておいてください。

これからの時期、熱中症かもと思う症状が出たら、
先ず応急処置をしっかりやって、治療の後も翌日以降、しっかりと体のケアを続けてください。

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