運動会を開くときに盛り上がるかどうかはどんな種目を行うかが大きく影響します。
アイデアを出し合って幼稚園全体が盛り上がるようにするのは大変そうですが、参加した園児、見学する保護者、指導する先生や来賓の方々も楽しめるように工夫するだけです。
幼稚園児は年少と年長で運動能力に差がありますから種目もそれに合わせて練習するようにします。
今回は幼稚園で運動会を行う時の種目のアイデアと盛り上がるポイントについて見て行きます。
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幼稚園児の運動能力に合わせた種目を考える
年長と年少では園児の運動能力には差があります。
でも保育園で行うほど気を遣う必要もなく、普段から自由に遊びまわっていたりすれば特に考慮する必要はありません。
でも年長さんの体力は格段に運動能力が上がっています。
片足でバランスをとったり、鉄棒で回ったり、音楽に合わせたり、リズム感もかなり発達しています。
他の子と競うという意識もだんだん強くなってきていますから、より競争するような種目にすると楽しんで練習もしてくれます。
年少さんも同じように競う種目でよいのですが、ゲーム性の強い物を選んだほうが楽しんでくれるでしょう。
種目を決める時は
年長さんには小学校の低学年に近い感覚で種目を選び、
年少さんにはよりゲーム性の高い種目を選ぶと上手くいきます。
種目を考えるときのバランスに注意する
幼稚園の運動会を考える時に気をつけてるのは種目のバランスを取るという事。
◆種目のバランス
・園児単独で競う種目
・皆で協力しないと出来ない種目
・競う種目と見せる種目
この3つをそれぞれ年長、年長がやる種目に取り入れます。
友達と競う事の楽しさと協力して一つの事をやり遂げる達成感を味わえるようにアイデアを出してください。
また、来ていただいた人たちに園児の成長や日頃の練習の成果を見せる演技も取り込むようにします。
◆全員が参加できるように
・年少だけでやる種目、年長だけでやる種目、一緒にやる種目
・保護者と園児でやる種目
・保護者、来賓の方、園児、先生皆でやる種目
その場にいる全員が楽しめるように種目を工夫します。
運動会は園児同士、園児と保護者、保護者と先生、来賓の方との交流の場になるようにすると楽しく、盛り上がります。
運動会で行う種目のアイデアを出し合う時にはこのような点に注意すると全体にメリハリの付いたプログラムになると思います。
ではいくつかの種目のアイデアを紹介します。
園児単独で行える種目
では園児単独で行う種目をいくつか紹介しましょう。
実際に幼稚園で行われた種目です。
◆組み別対抗リレー
年長さん向きの種目です。
チームプレーと日頃の練習の成果を見せて、全力で走る園児たちは真剣に競います。
練習では繰り返しやったバトンの受け渡しは上手くいったのか?
見どころはたくさんの定番種目です。
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◆徒競争
年少さん、年長さん共におこないます。
年少さんはかけっこと言う感じの子も結構いますけれども、順位を競って走る姿がお父さんお母さんを感動させます。
◆巨大ボール運びリレー
年長年少混合で行うリレーです。
フラフープにビニールを張ったものを用意して大きなお盆に見立てて、その上にドッジボールくらいのボールをのせて運んでリレーします。
年長のお兄ちゃん、お姉ちゃんが年少さんを上手くリードできるかどうかですね。
◆パラバルーンの演技
年少、年長共に行います。
パラバルーンとは丸い大きな布を使った演技です。
演技はこの動画のように行います。
皆で力を合わせないと出来ない種目で、練習の成果を保護者や来賓の方に披露するのにはお勧めですね。
屋内、屋外ともに出来ます。
この他にも組み体操や、障害物競争なども工夫次第で幼稚園で行える種目になります。
園児と保護者で行う種目
園児と保護者が一緒に行う種目はどちらかと言うと楽しむ種目です。
でも、真剣になる保護者の方もいますけど、見る側はハプニングを楽しんだりするのですけれど。
◆黒ひげ危機一髪リレー
親子で楽しむリレーです。
真剣勝負と言うよりは楽しむための種目です。
先ず、園児が走り、途中でお母さん、お父さんにバトンを渡します。
バトンをもらったお父さん、お母さんは中間地点に置いてある黒ひげ危機一髪ゲームにナイフを挿します。
黒ひげが飛び出したら、そのままゴールへ走れます。
黒ひげが飛び出すまで進めません。
順位は運次第なので、大番狂わせの連続です。
◆ボーナス玉入れ
親子で協力してやる玉入れです。
普通の玉入れなのですが、笛を鳴らすと“サービスタイム”が始まって、お父さんは子供を抱きかかえることが出来ます。
これで子供は直接かごに玉を入れることが出来るようになります。
再び笛が鳴ると普通の玉入れに戻ります。
2,3チーム対抗で行う種目ですが、お父さんの腕力も勝負のポイントになりますね。
◆さいころ動物リレー
動物の絵を貼り付けた大きなサイコロを用意して出た目の動物になってゴールする種目です。
例えばペンギンの目が出たらお父さん、お母さんの足の上に乗って、一緒にペンギン歩きでゴール。
コアラが出ると、抱っこしてもらってゴール。
事前に動物ごとに親子で何をするのかを決めておく必要があります。
サイコロも大きめのものを作っておいて、皆に見えるようにします。
来賓の方、先生も加わる種目
来ていただいている来賓の方や幼稚園のせんせいも加わって行う種目は地域の交流の意味もあります。
運動会の余興的な種目ですが、皆が参加するので意外と盛り上がります。
◆クラス対抗お玉リレー
お玉にピンポン球をのせて行うリレーです。
単純ですけど軽いピンポン玉を載せて速く走るのはかなり難しいので、普段見られない先生の姿や地域の役員さんの姿が見られます。
順番は先頭に先生、次に保護者の方たち、最後に来賓の方と言うのがよいと思います。
幼稚園の運動会の種目を決める時はこんなことに気をつけながらアイデアを出し合うと盛り上がること間違いなしです。
その場にいる皆が楽しめる運動会にしてください。
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2016-04-05 09:01
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