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七夕飾りを幼稚園で作る 七つの意味を理解しよう。

七夕には幼稚園、保育園で集いが行われたり、七夕会が開かれたりします。

飾りを作って笹に飾ってゲームしたり、おやつを食べたりして過ごすのはとても楽しいですね。

飾りは前もって作って飾りつけておいたり、当日作ってみんなで飾ったりすると思いますが、折り紙で折ったり、切ったりして作ります。

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よく折るのが星や吹き流しだと思いますが、七夕の七飾りと言ってそれぞれに意味があるのをご存知でしょうか?

私は実際に折ったりして作るまでは知りませんでした。

小さいころから適当に短冊に願いを書いたりして笹につけていただけでした。

せっかく七夕をやるのなら由来と一緒に飾りの意味も園児たちに教えてあげた方がより印象に残るでしょう。

あとあとまで覚えている子はいないかもしれないですけれどね。

今回は七夕飾りの作り方とその意味について紹介します。

飾り付けを笹にするのはなぜ?



七夕に願い事を書いた短冊や飾り付けを結ぶのはなぜなのでしょうか?

願い事を笹に結びつけるのは江戸時代にさかのぼります。

この時に笹に飾りを結び付ける習慣が始まります。

◆なぜ笹なのか

笹竹には次のような意味があります

・天に向かって真っすぐ伸びる生命力
・風に揺れる音に霊力が宿る
・精霊が宿る依代と考えられている

七夕は天にいる織姫と彦星に祈りをささげる儀式なので笹竹はピッタリだったのです。

もともとは機織りが上達しますようにと言う願いをかけるものだったのですが、時と共に無病息災を祈る願いに変化していき、今の七夕になって行きます。

これからも時代とともに変化していくかもしれませんね。

では笹竹に飾り付ける物の意味についてです。

七夕の七飾りと意味



七夕の飾りには七飾りと呼ばれるものがあります。

それぞれの意味は

◆紙衣(着物、浴衣の形をしたもの)

裁縫が上達するように願うためのもの

◆巾着

商売繁盛、蓄財の意味

◆投網

豊漁、豊作をねがう

◆屑かご

物を大切にする、倹約出来るように

◆吹き流し

機織りの上達

◆折りヅル

無病息災

◆短冊

願い事が叶うように


こうしてみて見ると、昔からの願いと後から付け加わった願いが合わさっていますね。

この七つはぜひ、笹に飾ってあげたいですね。

もう一つ気をつけて欲しいのは色です。

5色の意味するものは?



せっかく七夕飾りに拘るのなら色も気をつけましょう。

七夕は中国から伝わった風習で、陰陽五行節による色の意味を配しています。

七夕が宮廷行事だった時にはこの5色の短冊に願い事を書いて飾っていました。

作る飾りや短冊にもこの5色を取り入れましょう。

・青:木を表す色。徳を積む、人間力を高めるという意味がある。

・赤:火を表す色。父母や祖先への感謝の気持ちと言う意味がある。

・黄:土を表す色。信頼、知人や友人を大切にする。

・白:金を表す色。決まりごと、義務を守る。

・黒:水を表す色。学業の向上。


これだけ意味があります。

ですから願いを書く短冊の色もこれに合わせればより園児たちの願いがかないそうです。

幼稚園では願いを書く前に説明してあげるとよいでしょう。

この時は裏が白い紙か折り紙を切ったものを使うようにします。

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七夕飾りを幼稚園で作る



では七夕飾りの作り方の動画の紹介です。

幼稚園で作るには難しいものもあります。

物によってはハサミで切る箇所が細かかったり、複雑だったりして園児一人ではできないものもあります。

そんな時には作る日に合わせて、難しい部分を先生が終わらせておいて、キットの状態で仕上げを園児たちがやるようにするとよいでしょう。

◆紙衣


帯用の小さい折り紙は先生が切って用意しておいてあげましょう。

折り紙を半分に切るのも先生が行っても構いません。

園児がハサミを使う事に問題なければやらせても良いでしょう。

袖の仕上げでハサミを使うので、注意して見ていて上げてください。

危ない場合はやってあげてください。

◆投網


ハサミで切る個所が多いので予め切っておいて広げる作業だけ園児にやってもらっても良いでしょう。

作業自体は単純なので年長さんくらいならばチャレンジさせてみても良いと思います。

◆屑かご


投網の応用です。

切りくずを中に入れるので、一番最後にした方がよいでしょう。

◆折り鶴


こちらは定番なので皆で一緒にやりましょう。

◆巾着


これは折り紙と言うよりも工作です。

パーツはあらかじめ切り出しておいて、糊付けして組み立てるのを園児たちにやってもらう方がよいでしょう。

◆吹き流し


ハサミを使いますが、単純なので一緒につくってみましょう。

◆短冊
園児たちが自分で作っても良いですが、あらかじめ各色を切っておいて、願い事を書いてもらう事に集中した方がよいとおもいます。

その他あると楽しい七夕飾り



七飾りの他にあると楽しいもの作り方です。

◆星


◆織姫、彦星


◆天の川



特に織姫、彦星は七夕の主役なので是非飾って上げて欲しいですね。

折り方も簡単です。

幼稚園で園児が作る時の注意



幼稚園保育園で七夕飾りを作る時は、特に以下のことに注意してください。

・ハサミを使っている時には園児から目を離さない

・切り出しの多い作業を集中させない

・長時間作業を続けない

子供たちは楽しいことでも意外と飽きっぽかったりします。

そうなる集中力がなくなって怪我をする可能性がありますから、

折る飾りが1、切る飾りが1

など作業に変化を持たせてください。

1日で全て作ろうとしないで数日に分けて七夕飾りを作ることをお勧めします。

七夕当日につくりたい場合は簡単に出来るものを最後に残しておくようにしたり、工夫をしてみてください。

七夕飾りを幼稚園で作る時は安全に配慮して楽しんでください。

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