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七夕の由来をクイズ形式でおぼえる! 問題の作り方

七夕には笹に折り紙で作った星や天の川、願い事を書いた短冊を飾って楽しみます。

クイズを出したり、ゲームをしたりして楽しむ保育園、幼稚園も多いです。

由来を問題にして覚えてもらったり、ゲームをしたりちょっとしたパーティーのように楽しむ集いを企画している保育園、幼稚園もあります。

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今回は園児たちに楽しんでもらうためのクイズの問題について紹介します。

こちらも幼児教室でクイズを作ったときの方法です。

七夕の集いにはお母さんはじめ、保護者の方々が参加することもありますが、先生方と一緒に準備するにも参考になると思います。

問題を作る時の基礎知識



先ず、七夕に関する問題を作るには簡単な知識が必要ですから、知っている場合ももう一度知識を確認しておきます。

問題の中には園児たちに説明をした後でその内容について出すクイズもあるので、確認は必要です。

◆七夕の由来(園児たちに説明する時の話し方で)

天には神様がいて、その神様には一人の娘がいました。

機織りが上手なその娘は織姫といいました。

織姫はいつも一人ぼっちだったので神様はかわいそうに思い、天の川の向う岸に居る彦星と結婚することを許しました。

結婚してから働きものだった織姫と彦星は働かなくなり、その二人を見て神様はとても怒りました。

神様は2人に罰を与えて、2人を天の川のこちら側と向う側に離れ離れにしてしまいました。

それから織姫は何日も何日も悲しくて泣いていました。

かわいそうに思った神様は1年に一度だけ、七夕の日に2人が会う事を許しました。

七夕の日に雨が降ると天の川の水が増えて渡れなくなってしまい、会う事ができません。

そんな時にはカササギ(鳥)が羽を広げて橋を作ってくれます。


◆七夕にそうめんを食べる理由

七夕にそうめんを食べる習慣はあまり聞いたことが無いかもしれませんが、行事食の一つです。

予備知識として持っていてほしいのですが、由来は中国のようです。

昔、中国の帝の子供が7月7日に亡くなり、その後一本足の鬼となって熱病を流行らせます。

困った人々はその子供の好きだった「索餅」と言う食べ物をお供えして祟りを鎮めたといわれます。

それ以来、中国では7月7日に索餅を食べると無病息災で過ごせるという風習が定着します。

後にこの風習が日本に入ってきます。

一方、日本では「むぎなわ」と言う食べ物を7月7日に食べる習慣があり、索餅と同じ材料で作られていました。

このむぎなわのもとになった索餅が索麺と呼ばれることもあるため、それが「そうめん」に変化したと言われています。

また、陰陽五行説の五色に由来する厄除けの意味があります。

子供達には「七夕にはそうめんを食べる風習があるんだよ」、くらいの説明でよいでしょう。


◆短冊の由来

短冊は七夕に願い事を書く定番です。

昔は、七夕の日には針や糸を供えて、織姫のように裁縫が上手になりますように、とお願いしていました。

それが、後に「字が上手くなりますように」と言う事もお願いするようになり、今では上手くなりたい事や願い事全般を書くようになりました。

笹に短冊を飾るようになったのは江戸時代の寺子屋の影響だといわれています。

クイズにするとすると、「短冊はいつから飾るようになった?」のように簡単な問題にします。


◆「七夕」はなぜ「たなばた」と読む?

七夕はもともと中国から伝わった五節句の一つで七夕(しちせき)の節句と呼ばれていました。

日本には棚機津女(たなはたつめ)と言う機織りをする女性が機織りをして、神様に供え、災厄を避けるという伝説があります。

この二つが合わさって、「七夕(しちせき)の節句」に「棚機津女(たなはたつめ)」を当てることで「たなばた」と呼ばれるようになりました。

これは園児に効かれた時の予備知識として持っていればよいでしょう。

クイズにするとすると大人向けのものになりますね。

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クイズの問題の作り方



由来をクイズにしたり、保育園や幼稚園で楽しむクイズの問題を作るコツはこのブログの記事ひな祭り 由来をクイズ形式で覚えよう 問題はこう作る! で詳しく説明しましたが、簡単におさらいをしておきます。

◆正解率を調整する

正解率は95%以上にする
簡単な○×問題が5に対して、七夕に関しての選択問題が1の割合で作る

◆関係ない問題も入れる

簡単な問題や笑いを取る問題でメリハリをつける
考えてばかりのクイズにしない

◆難しめのクイズは3択にする。

事前に話した由来の内容を思い出すだけで答えられるようにする


難しい問題が多いと園児たちのテンションが下がってしまうので超簡単な問題の中に七夕の由来などのクイズを混ぜます。

その適当な割合が5対1くらいです。

混ぜる時にも3択で正解が出やすいようにします。

メリハリをつける意味でも笑いを取る問題は必要なので、是非盛り込みましょう。

では具体的に問題を作ってみましょう。

七夕の由来をクイズしてみた



では具体的に問題を作ってみます。

◆クイズの問題例

①七夕は1月1日にやります

②織姫と織姫はソリに乗ってやってくる

③にな祭りにはひな人形を飾ります

④織姫が得意なものは?

1、機織り
2、サーフィン
3、歌

⑤神様はどうして織姫と彦星を会えなくした?

1、神様の悪口を言ったから
2、二人の仲が悪いから
3、2人が働かなくなったから

⑥外から家に帰った時は「いただきます」と言う


こんな感じで作ります。

必要ないかもしれませんが、答えを

①× ②× ③○ ④1 ⑤3 ⑥×

七夕の由来については事前に説明してある前提で作っています。

正解が出そうにない時はヒントをあげることも忘れずに。


こんな感じで作れば七夕も盛り上がるのではないでしょうか。

少し複雑な由来や食べ物の説明も工夫すれば楽しみながら覚えてくれると思いますよ。

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