洗濯機のカビは重曹と酢で落とせる。
身近なもので洗濯機が掃除できれば安上がりですね。
でもこの方法でカビを落として、洗濯機を使い続けるにはいくつかの点に注意する必要があります。
・先ず市販の洗濯槽クリーナーほどは強力でない。
・次に洗濯槽は割合こまめに掃除する。
・洗濯機のタイプによっては使えない方法である。
この事を承知しておく必要があります。
でもカビや匂いがそれほど気にならない状態ならば十分効果があります。
身につける衣服にカビが付くのは誰でも嫌なのも。
洗濯ものに匂いを付けないためにも洗濯機の簡単な掃除の方法を知っておきましょう。
洗濯機内はカビに最適の環境
服の汚れを落として綺麗にする筈の洗濯機がなぜカビに適した環境なのでしょうか?
原因として挙げられるのが
・湿気
・栄養
です。
この二つが揃ってます。
湿気についてはすぐにピンときますけれど、栄養はどうでしょうか?
それは洗濯槽内に残った
皮脂・アカ汚れ、カビ、糸くず、洗剤の溶け残り、石けんカス、
これらがカビの栄養になり、増殖してしまいます。
今回紹介する重曹と酢を使った洗濯機のカビの落とし方はこれらを取り除く方法なのです。
重曹と酢で落とすもの
重曹と酢は同じ役割をするのではなく、上に挙げたカビの栄養で落とせるものが異なります。
◆重曹で落とせるもの
皮脂・アカ汚れ、カビ、糸くず、洗剤の溶け残り
これらは酸性の汚れなので弱アルカリ性の重曹が細かく分解してくれます。
◆酢で落とせるもの
石けんカス
これは「脂肪酸」と水の中に含まれる「カルシウム」が合わさって発生してしまう汚れで正式には脂肪酸ナトリウムと呼ばれます。
この脂肪酸ナトリウムは酸で溶けやすい性質を持っているので酢を使うわけです。
またカビは中性の環境でなければ生きていけない性質を持っています。
重曹は弱アルカリ性、酢は酸性なのでカビを増殖させない環境を作ります。
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重曹を使った洗濯機の清掃方法
重曹は胃薬の成分やふくらし粉としておなじみ。
最近はお掃除の成分としても注目の素材です。
◆重曹を使った洗濯槽の掃除の仕方
①重曹をカップ1杯ほど用意します。
②ぬるま湯を用意します。
洗濯槽の最大水位の分量、お風呂の残り湯を落とさずに残しておけば経済的です。
③用意しておいた重曹を入れます。
④スポンジ等を使って全体を軽く汚れを落とします。
⑤標準コースで洗濯機を回して終了です。
酢を使った洗濯機の清掃方法
重曹を使って皮脂・アカ汚れ、カビ、糸くず、洗剤の溶け残りを落とした後は酢を使って石けんカスを落とします。
この方法は汚れを落とすだけではなく、カビを発生させにくい環境を作りますから是非実行してください。
ただし、この方法はドラム式のものには行わないでください。
①2~3カップの酢を用意します。
酢の匂いがどうしても気になって使いたくない方はクエン酸を使えば同じ効果がでます。
量は1/2カップから1カップにします。
②洗濯槽一杯に給水します。
③そこに用意した酢、またはクエン酸を入れます。
④3分ほど運転して中を攪拌します。
⑤そのまま放置します。
時間は数時間から一晩くらいです。
軽い場合は数時間、匂いや汚れがひどかったら一晩おきます。
⑥汚れが浮き上がって取れたら洗濯機を標準コースで回し、終了させます。
⑦最後にすすぎにもう一度洗濯機を回して酢を落とします。
この二つの方法で洗濯槽を洗浄すればカビを落とし、再び発生させにくくできます。
また、毎日の洗濯のあと洗濯槽に少し重曹を振り撒いておくと湿気を吸収してさらにカビが繁殖しにくくなります。
頻繁に洗濯機を洗ってられないと言う方は最後にひと手間かけてみてください。
重曹と酢を使った洗濯機の洗い方は市販の専用洗剤ほどの効果はありませんが、手軽に実行できるお勧めの方法です。
少しでも洗濯機の匂いが気になったら試してみてください。
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2015-05-24 18:56
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