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初節句で雛人形はいらない??

初節句で雛人形は必要でしょうか?

初節句でも雛人形はいらないのでしょうか?

と言う質問が近頃聞かれます。

おそらくは経済事情、住宅事情で用意できない、というのが理由のようです。

今では当たり前の習慣のようになっている雛人形を飾ると言う事。

飾るべきか、買うべきか決める前に雛人形の起源と雛人形に込められた思いを知ってから決めても良いと思います。

今回はその雛人形についてのお話です。

雛人形のはじまり



◆起源

雛人形のはじまりは平安時代に貴族の娘さんがやっていた“お人形遊び”です。

子供からしたら単なる遊びの一つだったようですが、貴族たちが財力を誇示するために高価な遊び道具を与えました。

次第に人形遊びの道具も豪華絢爛になっていったのです。

つまりはお金持ちのおままごとの道具が起源と言う事になります。

◆意味の移り変わり

また、平安時代には出産のときの死亡率が高く、身代わりに災厄を引き受けてくれる人形を枕元において生まれてくる子供の無事を祈りました。

人形には子供のお守りの役割があったのです。

役目を終えた人形は川に流す風習があり、今でも「流し雛」として残っている地域もあります。

この二つが合わさって、今の雛人形の原型が出来上がったと推測できます。

貴族の遊びとして普及した人形遊びが、子供の災厄を引き受けてくれる身代わりとしての人形の意味合いと融合して現代の雛人形を飾るという行為になってきた訳です。

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雛人形を飾るの現代の意味は?



雛人形を作っているメーカーや販売している店舗では、
雛人形は子供の健康と健やかな成長を祈って飾るものと意味づけて販売しています。

現在では、出生時の死亡率も高くなく、豪華な雛人形で財力を誇示する必要もなくなっています。

今は親から子へ雛人形が受け継がれることも多いですし、新しく買う必要もないかもしれません。

ご両親からだけでなく、祖父祖母からの贈られる事もあるでしょう。

今はむしろ子供を思う愛情の表現方法の一つと言えるのではないでしょうか?

その愛情表現は、豪華な七段飾りで、親王飾りで、手作りでと人様々だと思います。

皆を呼んでお祝いをしたり、家族だけで過ごしたりして良い思い出を作る。

ご両親、おじいちゃんおばあちゃんが娘を大切に思う日であると同時に、娘さんが成長して思い出した時に愛情を感じ取れる一日を過ごす。

それが今の時代、雛人形を飾る意味ではないかと思います。

初節句の時は娘さんには記憶が残らないと思いますけど、家族の愛情表現としてお祝いしてはどうでしょうか?


雛人形は飾る方がよい?



こう考えると雛人形は飾った方がよいのではないでしょうか?

既に家にある方はそれを飾ればよいと思います。

7段とか5段飾りがあるけどスペースが無い時は飾り方を工夫して、3段にしたり、お内裏様とお雛様だけの一段にしたりしてもよいと思います。

家に無い方は高価なものを買う必要はありません。

今は簡単に作れるキットあります。

例えば楽天で紹介されているものは
幼さが残る可愛らしい立雛。初心者の方にぴったりの雛人形キット。【送料無料・雛人形キット】
飾るだけでお部屋が雅になる、昔ながらの古風な雛人形キット。【送料無料・雛人形キット】
ミニ雛人形を手作り(^^)ひな祭りキット・丸い輪のおひなさま 置きびなタイプ(うさぎ)
など

また、家族で楽しむのに雛飾りのペパークラフトの型紙をダウンロードできるサイトもあります。
このブログ内の記事で3種類の雛人形ペーパークラフトに挑戦してます。

こうして過ごすことで意味はわからなくても、雛人形を用意してくれた嬉しさは残るのではいでしょうか。

初節句はぜひ雛人形を飾ってください。

参考記事
雛人形の飾り方 七段 五段 三段の場合
保育園の卒園式での謝辞 困った時の例文
学習情報ご案内(新着順)
生活お役立ち情報ご案内(新着順)

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