インフルエンザが本格的に流行し始めています。
2014年から2015年にかけて今年も感染が拡大しそうです。
インフルエンザの症状はA型が特にわかりやすいですが、用心したいのがB型です。
よくB型は熱が高く出ない、風邪と区別しにくいなど言われていますが素人では簡単に判断しにくいようです。
今日はインフルエンザB型の気になる症状を中心にお話しします。
インフルエンザB型の流行しやすい期間
インフルエンザA型が流行する期間は12月ごろからですが、
B型ウイルスはインフルエンザA型の流行が終わった直後の2月から3月ごろにかけてです。
A型に感染して免疫ができた人も型の違うB型に感染する可能性もあるので注意が必要です。
B型の症状と感染経路
先ずインフルエンザB型ウイルスの特徴をまとめてみます。
①突然変異が遅い
ウイルスの表面を覆っている糖たんぱく質組織である表面抗原の突然変異が遅いためです
②感染経路は人から人へ限定される
A型は人から人へはもちろんの事、鳥などの動物からも感染・増殖しますが、B型の感染経路は今のところ人から人のみが確認されています。人がいなければウイルスは増殖できません。
③流行スピードは比較的ゆっくり
流行の時期をみれば 一目瞭然ですね。
④潜伏期間は1日~3日くらい
A型と同じくらいです。
⑤消化器系に症状が出やすい
消化器系に症状が出すく腹痛や下痢を起こしやすい。
などが挙げられます。
よく高熱が出ないといわれたりしますが、その点に関しては個人差があるようでA型に近いような症状が出ることもあるようです。
38度~40度近い高熱、さむけや悪寒、ふるえ症状、咳・痰がからむ、関節などの症状を訴える人もいます。
一方で微熱程度で済む人もいるようで、ただの風邪と思っていて周囲にウイルスをばらまいてしまう人もいるようなので、風邪のような症状が長引いている時は医師の診察を受けた方が良いでしょう。
重症化する危険性のある人
特にB型に限ってではないですが、インフルエンザにかかったら特に気をつけたい人は
・体力、抵抗力の弱い人
高齢者
幼児など
・妊娠中の女性
・持病を持っている人
喘息のある人
慢性呼吸器疾患
慢性心疾患のある人
糖尿病など代謝性疾患のある人
など、抵抗力の弱い人や、インフルエンザがもともと持っている病気を悪化させる可能性のある人です。
この方たちは早めの受診をする必要があります。
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予防法
予防法は一般的ですがインフルエンザの予防には今のところこの方法しか無いのが現状です。
①正しい手洗い
・先ず手全体を濡らし石鹸を付ける
・次に両掌を合わせてこする
・次に指を交差させ指の股をこする
・両手の甲を交互にこする
・指先をもう片方の手のひらにすりつけ、爪の先を洗う(手を変えて行う)
・手首を交互に洗う
・よく水ですすぐ
②うがい
ほうじ茶、うがい薬などで外から帰ってきたら必ずうがいをする。
③適度な湿度を保つ
加湿器を利用するなど50%~60%の湿度を保つようにして粘膜を保護します。
④出来るだけ人ごみを避ける
繁華街や人ごみはインフルエンザの流行が始まったらやむを得ない場合を除いて出来るだけいかない。
もはや予防の常識として定着しつつある事ですが、実践すればかなりの効果があります。
もしインフルエンザにかかってしまったら
①安静にして睡眠を十分にとるようにします。
体を休めて体力の消耗を防ぎます。
②水分を十分に摂ります。
高熱による発汗などで脱水症状を防ぐためのものです。
特にスポーツドリンクが最適です。
③抗インフルエンザウイルス薬を服用する。
医師の診察を受けてインフルエンザと判明したら指示に従って服用することで高熱の緩和、痛みを軽減します。
インフルエンザB型は風邪と似たような症状が出る場合もありますから、高熱が出なくても流行期には医師の診察を受けて感染を拡大をしないことも重要です。
特に呼吸器系、消化器系が弱い人や持病がある人は予防をしっかりと行う事が重要です。
参考記事
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2014-12-15 21:31
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